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『なんで、私がアメフト部に⁉』AS3年 赤松真帆【RECRUIT BLOG vol.3】

そもそもアメフトって何?ラグビーと何が違うの?と気になった人が居たら、貴方はアメフトに向いています。
というのはかなり短絡的かもしれませんが、実際私の入部のきっかけはこのシンプルな疑問でした。私と同じように大学に入学してから競技に初めて関わる人が遥かに多いアメフトにおいて、今まで部活を続けられているのにはアメフトという競技自体に対して純粋な興味、好奇心を持っていたことが大きかったと感じています。
私は小・中・高とバレーボールのプレーヤーをしていて、アメフトというスポーツをいまいち認識していませんでした。長い間同じ競技をやり続けて、大学入学のタイミングで何か新しい物事に触れたいととぐろを巻いていた時に彗星のように現れた新しい世界への扉がアメフトでした。

それまで全く関わったことの無かったスポーツを学ぶことは大いに私の好奇心を満たしてくれました。特にアメフトは強靭なフィジカルを前提とした頭脳戦の側面が強いからこそ、選手とスタッフの各ポジションそれぞれに勝利への責任と十分に輝ける仕事が求められます。具体的に挙げると、私の就いているASというポジションはアメフト特有の攻撃と守備がはっきり分かれたシステムに付随した分析が必要であり、選手と対等に向き合ってチームの特色あるプレーを作り上げていくことが必要です。そうして議論を重ね、1年のシーズンを作り上げた経験は代わりの効かない自分だけの貴重な経験になりました。

加えて、プレーヤーとしての部活に飽きていた私にとっては選手、スタッフに関わらず全てのポジションにおいてアメフトに対してある種のプライドを持って向き合っている先輩の姿も非常に輝いて見えたことを覚えています。その中でも役に立てる人間になりたいと思ったし、努力を活かす環境を整えてもらえたことに感謝しています。そして私が先輩にしてもらったように、もっとこの場で活躍出来る人材を受け入れたいと思っています。

もちろん、部活動という責任とある程度の献身を求められる環境に身を置いたことで悔しい思いをしたことも、苦しい思いをしたこともありました。しかしそれより遥かに得た経験、知見が多かったことは確かです。有り触れた謳い文句ですが、有り触れるにはそれなりの理由があります。それぞれの人生を歩み、成長してきた人間が寄って集って一つのボールを追いかけて勝利を成し遂げるにはそれなりのやりがいと、努力に余りある研鑽が得られるんです。知らんけど。

勝利を共に追いかけようと思うことの出来る同期に恵まれ、部活に入って様々な経験が得られたと感じています。私のようにアメフト自体に興味が持てなくても、部員の雰囲気に惹かれたとしても、筋肉のあるガタイの良い男に惹かれたとしても、どんな不純な動機でも構いません。ぜひ、グラウンドでの熱気と熱量を感じてもらえると嬉しいです。そして、アメフトと部員のどこかに親近感と憧れを感じて仲間になってくれることを部員一同お待ちしています。

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