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夜泣き理論

ケンタッキーフライドチキンの、味付けレシピを知っている人は世界に2人しかいないそうです。
おはようございます。
保育士から政治家へ@おおきな木です。

赤ちゃんの夜泣き、なかなか大変ですよね。
2時間おきに起きてあやしたり、ミルクをあげたりと大人が睡眠不足に‥‥

大人みたいにぐっすりと寝てくれたら助かるのに。いつになることやら。
と遠い目になりますよね。

でも大人も実は夜中に何度も起きているのをご存知ですか?
大人は起きても次の睡眠へと自分でつなげることができるので、気づかないだけなんです。

つまり大事なのは、
「自分で睡眠サイクルをつなげる」ということです。

みなさんも子どもの頃は夜泣きをしまくって、さぞ親を泣かせたことでしょう。

ですが、気づいたら夜寝れるようになっていましたよね?


どうやったんですかね?
「わからない。」「親に聞いても成長するにつれて勝手に寝てくれるようになった。」「ひたすら我慢するしかない」という人はぜひ最後まで読んでいってください。


結論から言うと先ほどの
「自分で睡眠サイクルをつなげる」ということが重要になります。


乳児の睡眠サイクルは大体2時間です。
そのあと、次の睡眠に入る前に夜泣きをするのが一般的です。


その時にどのようにするかがポイントです。


多くの日本人はすぐに抱きかかえ、あやしたり、オムツを替えたり、ミルクをあげたりします。


これが実は良くないです。


これでは「自分で睡眠サイクルをつなげる」チャンスがありません。

「自分で睡眠サイクルをつなげる」を意識して
行うべきは一つです。



「少し待つ(観察する)」です。



次の睡眠へとつなげようとしている乳児を抱きかかえると逆に覚醒を促してしまいます。


これでは自分で睡眠サイクルをつなげることはできません。

むしろ、「睡眠サイクルはママの腕の中でする」という誤学習につながってしまいます。


乳児に学習する機会を与えることが大事なのです。

1回でも自力で眠りに戻ることができれば、次はもっと楽にできるようになります。


2017年のユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究では、親と添い寝をしているグループとベビーベッドで寝ているグループの比較をしました。

添い寝グループは夜泣きにすぐに反応して数秒で授乳をしていたのに対し、ベッドグループはそれよりも1分以上対応に遅れました。

ところが生後3ヶ月の時点で5時間以上寝ている乳児の割合は添い寝グループが25%に対し、ベッドグループが72%でした。


1分以上対応が遅れた。ということが結果的に乳児に睡眠サイクルを学ぶ機会が多くあったためこのような結果になったということです。


今夜泣きで苦労している人、もしくは周りに大変な人がいたらぜひ教えてあげてくださいね!

ではまた!

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