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Susan Tedeschi Live From Austin, TX

PBS(アメリカ🇺🇸の公共放送サービス)で、高い人気を誇るコンサート番組“Austin City Limits“のライヴ・パフォーマンスを収録した2003年6月17日に行われたスーザン・テデスキのパフォーマンスを見た。


日本では、スーザン・テデスキというミュージシャンの名前を知らない方が多いと思うので。
まず。彼女のプロフィールを。


1970年11月9日、アメリカ🇺🇸ボストン生まれ。

幼い頃からブルースマンのライトニン・ホプキンスらのブルースを好み、5歳から歌い始める。

のちバークリー音楽院でゴスペルを学び、自身のバンドを率いてコンテンポラリー・ブルース/ソウル・シンガーとして現在も活動中。

ボニー・レイット(Bonnie Raitt)を思わせる歌唱スタイルで、98年にアルバム『Just Won't Burn』で本格デビュー。

99年のグラミー賞 最優秀新人部門にノミネート。

2002年のグラミー賞最優秀女性ロック・ヴォーカル部門にもノミネートされるなど。

夫は、オールマン・ブラザーズのギタリストであるデレク・トラックス。

そのデレク・トラックスとは、今現在バンドである“テデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)“を2010年に結成しています。

今年の10月に、東京・名古屋・大阪の計3ヶ所5公演の来日ツアーも予定されているので、この記事をキッカケに足を運んで見てはどうか?


話をもどして。

彼女をそもそも知ったキッカケは、クラプトンのクロスロード・ギター・フェスティバル(2007年かな?)に出演していたのをキッカケに。↓


クラプトンが大好きな僕から見て、彼女の歌声とギタープレイは前々から気になっていた。

夫であるデレク・トラックスは、オールマン・ブラザーズのギタリストとして名をはしていると思うが、僕はクラプトンのバックを務めていた頃(2006年から2007年のツアー)に彼を知り、彼のギタープレイはデュアン・オールマンの再来とも言っていいほどの素晴らしいギタープレイで...

まさか、彼女の夫が彼で、今共々にバンドを組んでいるとは、後から知る事実として、僕はある程度知っていた。

なので、いつか。
機会があれば、彼女がソロでやっているライブを見れたらと思い、偶然に見た作品がLive in Texasだった。


このライブは、非常にシンプルで。
ブルージーかつソウルフルな彼女の歌声と、B.B.Kingのように手数をあまり使わないブルーノートスケールを使ったグリーンのテレキャスターのギターソロが心にグッとくる...

彼女の歌とギター。
ベース(左利き)
ドラム🥁
ハモンドオルガル。
キーボード(ピアノ,バイオリン)と、
基本ソロを取るのはハモンドオルガルとキーボードと彼女のギターのみ。

全15曲。
1時間半のライブだが、あっという間に最後まで見れたので、すごくオススメ👍🏻

15曲全て素晴らしいのだが、
この中でベストと言われたら、
『Voodoo Woman』を推す👍🏻

“シカゴブルースの女王”呼ばれた“ココ・テイラー(Koko Taylor)”の1975年のアルバム『I Got What It Takes』に収録されている曲。

ワウペダルを踏みながら歌う彼女のソウルフルな歌声とギターソロ。
ファンキーなハモンドオルガンのソロと、全体のグルーヴ感も最高❗️

この曲以外にも、
スティービー・ワンダーのナンバーや、
ボブ・ディランの“Don't Think Twice, It's All Right(邦題:くよくよするなよ)”のカバーや、
彼女の歌とピアノのみのバラードソングもあるので、ぜひとも❗️見てほしい❗️

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