2023/01/20 苺は消化がいいようだ
バスツアーでイチゴ園へ行った。
30分食べ放題!
こんなにお腹いっぱい食べたのは初めて。
70年生きていても、イチゴ食べ放題はこれまで1回しか経験がなく、今回が2回目。前回の反省をいかし(笑)、写真は後回しにして、まずは食べるぞとカメラは出さなかったが、写真を全く撮らないというわけにはいかない事情があり、とりあえずコートのポケットにスマホを入れた。
上まで赤くなっているのが美味しいと、イチゴ園の人から説明があった。ふだんは高価でなかなか買えない大粒のイチゴを狙って、ぱくっ!
わぁ、おいしい!!
ぱくっ! おいしい!! ぱくっ! おいしい!!
30分は短いと思ったが、いくら美味しいものでも30分は食べ続けられないとわかった(笑)。
お腹と心がほぼ満足したところでポケットからスマホを取り出し、とりあえず撮った。
赤くて美味しそうなイチゴを探しているとき、すでに実は食べられて軸だけが残っていることに人は気づかない。ところが、スマホを向けると脳は切り替わり、こんどは美しい映えるイチゴを探すので、イチゴが取られた後の軸がじゃまだと感じる。
見た目が美しく可愛い、インスタ映えするイチゴを撮るのは、難しい。撮影に時間は取られたくない。だって、もっともっと食べたいから。
じつは、今回、イチゴ園に行った目的は観光協会のインスタグラムに紹介するためでもある。美しく、そして美味しそうに見える被写体としてのイチゴが必要だ。
そうか・・・
家に帰ってから、あの魔法のような技術で、美味しいとわかってもらえるような写真にすればいいんだ。ということで、ササッと撮って、また食べ続けることにした(笑)
イチゴ園の人から、最初にイチゴのへたを入れるプラスチックの小さな容器を渡された。ちょっと恥ずかしくなるくらい、あっという間に、へたでいっぱいになった。もうお腹いっぱいなのに、真っ赤なイチゴが私を誘う。
後悔のないように、あとでお腹がおかしくなるのではないかというほど食べたが、意外と胃はすっきりしていた。イチゴは消化のいい食べ物なのかもしれない。
最初は大きいイチゴを探して食べたが、小さいイチゴだって美味しい。でも、小さいうちに食べてしまったら、大きくなれないのでは。それはかわいそうだ。
そこで、イチゴ園の人に聞いてみることにした。イチゴは少し赤くなり始めた段階で大きさは決まってしまうそうだ。小さいまま赤くなったイチゴは、もうそれ以上は大きくならないとわかって、安心して小さいイチゴも食べ続けた(笑)。
おおげさに補正したわけではなく、これが私が実際に見て、食べたイチゴそのもの。とっても美味しかった。
真っ赤なイチゴさん、
美味しいイチゴを育ててくれたイチゴ園のみなさん、
ツアーを企画してくださった観光協会さん、
ごちそうさまでしたぁ〜。
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