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2024/01/25 病院との付き合い方について思う

お世話になっている病院が昨年夏より、紹介受診重点医療機関となった。そして、今年2月からは、紹介状がない場合は初診時に7700円を支払う必要がある。事情は理解できる。

紹介受診重点医療機関のような大病院では専門の診察科に分かれており、地元のかかりつけ医のように「内科」ひとつで、頭が痛くても、お腹が痛くも同じ医師に診てもらうわけにはいかない。

人間の体の機能はすべてが繋がっている。歳を取ればいろんな病気(老化ともいえるが)を持っており、新たな痛みがそれまでの病歴と関係していることもある。だから、同じ医師というわけにはいかなくても、同じひとつの病院で診てもらいたいと思う。

紹介受診重点医療機関の循環器内科にかかっている私は、もし胃が痛くなったら、まずは地元の病院へ行かなければならないのだろうか。分からないことが色々ある。

さて、医師の側はどう感じているのだろう?

去年の夏、足が攣った。これまでにない強い痛みだった。そこで、近所の病院へ行ったところ、看護師がまず対応し、他に悪いところはないか?他の病院にかかっていないか?と聞かれた。隣の市の某紹介受診重点医療機関のお世話になっていることを話すと、いま痛みがおさまっているのなら医師は診ないと言っている、そちらの病院へ行くようにとのこと。いやぁ、困った。

しつこく看護師に頼んで、やっと診察してもらい、漢方薬が処方された。

今後は、こんな場合でも紹介状を書く必要があるのだろうか。医師は、足の攣りくらいで紹介状を書くのは嫌であろう(笑)。ということで、ひと悶着しなくても、すんなり診察が受けられそうだ。

私は、早々に、マイナンバーカードを保険証に紐づけている。私の治療歴などを地元病院の医師は見ることができないのだろうか?

マイナンバーカードの運用については様々な問題があるようだが、まずは本人である私自身が、もっと勉強しておく必要がありそうだ。

足の攣りは地元の病院がいいが、もし胃の具合が悪くなって、紹介受診重点医療機関で診てもらいたい場合はどうすればいいのだろう。ふだん通院している紹介受診重点医療機関の循環器内科の主治医に聞いてみた。その主治医が消化器内科へ院内の紹介状のようなものを書いてくれるそうだ。これを聞いて、ひと安心した。

若いときには縁のなかった病院だが、高齢者になって、いやおうなく病院のお世話になることが増え、病院や医師との付き合い方がだんだん上手くなってきた。(笑)。一病息災という諺があるが、歳をとったら病院とはほどほどに仲良くしておいたほうがいいかもしれない。

医療はものすごく進歩している。医師も難しい判断が必要になるのだろう。最善を尽くしても、やっぱりあっちの治療法が良かったと後から思うこともあるだろう。

ひとつの検査が終わり、次にこの検査もしますか?と聞かれることがある。絶対に必要なら、医師はもうひとつ別の検査をします!と言うだろう。

どうしますか?と聞かれるのは、おそらく必要はないが念のためという場合ではないかと想像する。患者である私に検査するかどうかの判断がつくはずはないが、お願いしますと言うことにしている。

検査そのものが体の負担になることもある。費用もかかる。異常がなければ有難いことだが、結果的に無駄な検査であったと言われかねない。医師も大変だ。

このあたりの兼ね合いは、病院へしばしば通うようになると、なんとなくわかってくる(笑)。病院は大嫌いだが、歳をとったら病院通いの経験を積むのも、ある意味、大切だと思うようになった。

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