G検定 合格への道①

ど素人サラリーマン G検定合格への道①

ということでまず全貌を把握することが大事だと考えAIの歴史をまとめました。年代は少し誤差があるかもしれません。

ご了承ください。

では行ってみよ


G検定の歴史
1943年 ウォーレン・マカロックとウォルター・ビッツにより人間の脳を模したモデルが提唱されたところから始まりました。
1946年 ENIAC(エニアック)ペンシルバニア大学 汎用電子式コンピュータ
・1950〜1960年 第1次AIブーム
1950年 アランチューニングがチューニングテストを発表 知能の判定基準。
1991年以降 ローブナーコンテスト
1950年 アイザックアシモフがロボット3原則を提示
・推論と探索
・トイプログラムのような単純な問題しか解けなかった。
1956年 ダートマス会議 人工知能初使用 ジョン・マッカーシー
・ダートマス ロジック・セオリスト ダートマス会議で数学の定理を証明
・ニューウェルとサイモン ダートマス会議でロジックセオリストをデモ
1957年 パーセプトロンの登場 心理学者フランク・ローゼンブラット(1回目ブーム)
入力層、出力層のみ(隠れ層(中間層)なし)
活性化関数はステップ関数
線形分類のみ
「*線形分離不可能な問題を学習できない」弱点を指摘されるなどによって、ブームは下火に向かいます。
1958年 ロジスティック回帰の登場
1963年 サポートベクターマシン(SVM)の登場
1966年 ワイゼンバウムがELIZAを開発
・ELIZA・・第1次AIブームのAIの名称。ELIZAは1966年に開発された。
ELIZAはチューリングテストで30%の人の判定を誤らせた。


1967年 DENDRALが登場 スタンフォード大学 エキスパートシステム

1969年 マッカーシーとヘイズがフレーム問題を指摘 哲学者 ダニエル・デネット ロボットのたとえ話
1971年 ウィノグラードがSHRDLUを開発 積み木の世界 .Cyc(サイク)プロジェクトにも引き継がれる
1972年 ICCC 1972でELIZAとPARRYが対話 ELIZAとの会話の記録が RFC439 や ICCC 1972 として残されている。
・PARRY 1972年の会話ロボット
1972年 MYCINの登場 スタンフォード大学 エキスパートシステム
細菌の専門医の経験則をプログラミングしたもので、細菌感染の診断をするシステムとして、医学分野で最初に成功を収めました
1973年 イギリスでほとんどのAI研究の補助金が打ち切られる
1970年代後半 ルールベース機械翻訳
1979年 福島邦彦氏がネオコグニトロンを発表
・1980年代 第2次AIブーム 知識の時代 エキスパートシステム
1980年 ジョン・サールが「強いAI・弱いAI」の概念(弱いAIは可能、強いAIは不可能 と主張。
)および「中国語の部屋」を提唱
1980年 第1回AAAI(アメリカ人工知能学会)の開催
1982年 日本で第5世代プロジェクトの開始
1984年 ダグラス・レナートによってCycプロジェクトが開始
1984年 人工知能学会(日本)の創立
1986年 誤差逆伝播法の確立 デビット・ラメルハートほか(第2次AIブームきっかけ)、NETtalkの登場(RNNへ)
誤差逆伝播法では、パーセプトロンを発展させたニューラルネットワークである「マルチレイヤーパーセプトロン(後述)」が用いられ、より複雑な学習が可能に。しかし、インターネット登場以前の当時は、機械学習に利用可能なデータが少なかったため、**多層ニューラルネットワークの学習精度がなかなか向上しないなどの問題から、ブームはまた下火に向かいました。
1990年代以降 統計的機械翻訳、知識獲得のボトルネック
1990年 認知科学者スティーヴン・ハルナッドがシンボルグラウンディング問題を命名
記号(シンボル)とその対象がいかにして結び付くか
1991年 Python(パイソン)の登場
1995年 LSTM(Long Short-Term Memory)の登場
1996or7年 IBM社のチェスAI ディープブルーが世界チャンピオンに勝利。力任せの探索。
1998年 ヤン・ルカンがLeNetを開発
2001年 OpenCycとして一部を公開。
すべての一般常識をコンピュータへ。
ヘビーウェイトオントロジー
現代版バベルの塔

2006年 ジェフリー・ヒントンがオートエンコーダを多層化した積層オートエンコーダ (層ごとの事前学習)を提唱 勾配消失問題を解決→ディープラーニング。(3次ブーム)
「オートエンコーダ」という技術により、ニューラルネットワーク自身で特徴を捉えることが可能になりました。オートエンコーダと多層ニューラルネットワークを用いた学習方法は「ディープラーニング」と呼ばれ、3回目のAIブームのブレイクスルーとなり、現在に至っています。
・2010〜第3次AIブーム 機械学習・特徴表現学習の時代
2010年 IBM社の高性能コンピュータ「Watson」がクイズ番組(Jeopardy!)でクイズ王に勝利
2011〜2016年 東ロボくん 東大入試合格を目指し
2012年 ILSVRC2012でヒントン率いる「Super Vision」がAlexNetを活用して優勝
2014年 ILSVRC2014でGoogLeNetが1位・VGGが2位、イアン・グッドフェローがGAN(敵対的生成ネットワーク)を発表
2015年 ILSVRC2015でResNetが1位
2016年 DeepMind社の囲碁AI「AlphaGo」が囲碁で世界チャンピオンに勝利
2016年 ニューラル機械翻訳、Google翻訳

2017年 山本一成氏が開発した将棋AI「Ponanza」がプロ棋士に勝利
2018年 GoogleがBERTを発表
2018年 Future of Life Institute(FLI)「アシロマAI原則」
2020年 自動運転レベル3の公道での走行実現(予定)
2045年 シンギュラリティの到来(?)レイ・カーツワイル
・ヒューゴ・デ・ガリス シンギュラリティに対する意見。21世紀の後半に来ると予測
・オレン・エツィオーニ シンギュラリティに対する意見。たとえば100万年後、特異点を迎える可能性はある。けれど賢いコンピュータが世界を制覇するという終末論的構想は『馬鹿げている』
・ヴァーナー・ヴィンジ シンギュラリティに対する意見 機械が人間の役に立つふりをしなくなること
その他人物
・アーサーサミュエル 機械学習を「明示的にプログラムしなくても学習する能力をコンピュータに与える研究分野」と定義した
・イーロン・マスク 非営利団体の研究組織OpenAIを創設
・スティーブン・ホーキンス AIの完成は人類の終焉を意味するかもしれない

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