地震さん（とバス事故さん）

きのう書くのを忘れていたこと。
北海道で震度５弱の地震がありました。
マグニチュード６．７でした。
震源は北海道浦河沖 / 震源の深さ50km、
震度５弱は、函館市　新冠町　浦河町　様似町　東通村。

わりと大きい地震ですね。
２００４年１０月２３日の新潟中越地震（死者６８人）が、マグニチュード６．８でしたから、マグニチュード６．７というのは、地震の規模としては大きいほうです。

だけど海のほうで発生して、震源の深さもちょっと深めで、それで陸では震度５で済んだんでしょう。
良かったですね。


巷に、地震の発生予測をして生計を立てておられる研究者さんがおられますが。
今回の地震の場合は、「また、当たった」って感じでは、なさそうですね。

きのう雑誌を立ち読みしていて、「週刊ポスト」最新号に、地震の予測についての記事が掲載されていまして。
「ＭＥＧＡ地震予測」という、有料メルマガでも有名なところです。

いまグーグルで「ＭＥＧＡ地震予測」で検索したら、以下のサイトが一番上に表示されました。

的中続出MEGA地震予測 今年は「首都圏東海ゾーン」が要警戒
http://www.news-postseven.com/archives/20160108_374166.html
NEWSポストセブン-2016/01/07
測量学の世界的権威である村井俊治・東大名誉教授の「MEGA地震予測」は、抜群の的中率で本誌読者をたびたび ... GPSデータに基づく予測法は、今も日々精度を高めているが、2016年、地震列島・日本の最警戒ゾーンはどこになるのか。

この「ＮＥＷＳポストセブン」では、次のように、「ＭＥＧＡ地震予測」さんの発言を掲載している。

　村井氏が、最近の動きから警戒を強めているのが、前記の3指標すべてで異常が見られた「首都圏・東海警戒ゾーン」だ。
「特に注目しているのが伊豆諸島です。昨年5月の小笠原諸島西方沖地震（神奈川・二宮町などで震度5強）以降も異常変動が頻発しています。

「週刊ポスト」最新号でも、記事の見出しが、
MEGA地震予測「２０１６年ついに首都圏が！」
記事本文には、「首都圏・東海警戒ゾーン」が危ないということ、特に「伊豆諸島がおかしい」と、書いてありました。

北海道では、「北海道中央部警戒ゾーン」が要注意、東川、留辺蘂（るべしべ）辺りが、とのこと。
ということで、きのう震度５弱を観測した南東部については、特に何も書かれていませんでした。

ということで。
この「ＭＥＧＡ地震予測」というのは、万能では、なさそうです。
マグニチュード６．７の地震を予測できないのは、ヤバいでしょう。
そうですよね、専門家の皆さん！（読んでるワケないっつ～の……）


「週刊ポスト」さんも、ゼヒ、ＭＥＧＡ地震予測さんの続報をお願いします。
きっと、週刊誌の記事に間に合わなかっただけで、今回の地震も、ある程度予測できていた、んでしょう。
そう思って、グーグルで調べたら、ちょうど１年前の記事が出てきました。
ＭＥＧＡ地震予測さんでは、１年前の２０１５年１月に、「2015年震度5以上の地震警戒エリア、北海道十勝・釧路・根室」を挙げていたそうです。
そうですか。　１年、遅れましたね（笑）
予測では、北海道は２０１５年の前半が危ないということだったそうなので、全然、今回とは無関係でした～。


さて、なんか地震の話でいっぱいになったので、バス転落事故については、書くのやめとこうかな～。
わたしも学生時代に夜行バスで信州にスキー旅行に行ったことがあってね。
かわいそ。
地震もこわいけど、バスで寝てて死んじゃったら、……いや、寝てる間に死ねるほうが、幸せだけど。


それよりも、「週刊ポスト」さんは、女性のお尻ばっかり追っかけてないで、普通に地震予測の記事を書いてくださいね～。
ＭＥＧＡ地震予測さんも、誰も信じなくなるような予測は、しないほうが、無難です～。
大変ですね、有名どころは。
まあ、そうゆうことで！