パリ同時テロ、その後の日本の動き(2)

先日、今月11月13日夜(現地時間)パリで起こった同時テロ事件について報道している日本の週刊誌について述べました。
今日は、さらに別の週刊誌の報道を。

■週刊朝日:

時間がなくて、あまり読んでない(汗)
かなり詳しく書いてあるなというのが第一印象。
ただ、文体が単調なのが目についた。
××(肩書き)の××氏は、~する。 の、繰り返し。
たとえば、○○氏は指摘する。△△氏は懸念する。□□氏は警告する。××氏は分析する。……
要するに、記者が取材したと思しき専門家さんらの発言を、まるまる陳列した、という。
これは取材する立場の人なら、誰にでも出来ることだ。
とりあえず、軍事ジャーナリストさんによると、日本には新幹線という弱点がある、とかいうことです。
新幹線をご利用の方は、お気をつけて。
先日ご紹介した週刊文春でも、佐藤優さん(肩書き読み忘れた……)が新幹線でのテロを懸念しておられました。
よほど印象的だったということでしょう、今年2015年6月30日に発生したJR東海道新幹線の火災・焼身自殺事件が。
ふだん新幹線に近づかない人には、他人事なんですけど……

■週刊現代:

元CIA長官ジェームズ・ウールジー氏への独占取材。
「飛行機か地下鉄か、年内に米国でテロが起きます」と大きく見出し。
実際記事本文を読むと、同氏は「年内にアメリカでテロ計画が実行されても、残念ながら、驚きません。」と、かなり趣きの違うお話。
「テロが起きる」と断言するのと、「起きても驚かない」という私的感想とでは、全然意味合いが違う……
この雑誌は、頭が悪いのか?
しかし取材を受けた同氏も、本気でいや本当にそう発言したのか、次のように述べている。
「いまアメリカは、第二次世界大戦時と同じくらい深刻で緊迫した状況にあるといえます。」
それは、どうかな~。
そういえば、今日ニュースで、アメリカの医療施設で銃撃事件発生を報じていた。
のどかな国だな、アメリカも。
海の向こうのフランスでは、130人も死んだのに。
アメリカのほうが、銃乱射事件は多いはずだが?
変わった国だ、やはり、イスラム教のテロリストには共鳴する人が少ない、ということだろう。
彼らの懸念する「血のクリスマス」は、はたして実現するだろうか?

同じ特集の後半だったか、「ISを理解しなければ、恐怖は永遠に終わらない」などと書いてあった。「テロリストをあなどるな」とのこと。
そうですね、フランス人は明らかにテロリストをあなどって、痛い目に遭いました。対岸の火事ではない、とは言いすぎですが、日本人はさほど憎まれてませんので、イスラム教徒には、もちろん、ムスリムさんは、欧米のクリスチャンのほうが嫌いだと思います。
とりあえず、同誌では、日本でもテロに注意、銀座などの繁華街や、通勤列車が狙われやすい、とのことでした。

元NHKの手嶋龍一さん(今もNHKでしたっけ?)によると、
日本はこれから、イスラエルを手本にするといい、ということです。
なんとなれば、イスラエルはテロ対策万全でして、イスラエル航空は世界一安全だそうです。
そしてイスラエル国内においても、百貨店ではテロリスト役を見つける鬼ごっこが開かれ、見つけた店員にはボーナスがもらえるとか。
また、イスラエルのパブでは、店の人が客の目を見てテロリストだと気づいて(!)その客を外に突き飛ばして店内での爆発を免れた、とのこと。

そういう国ですので、イスラエルは……日本がお手本にするまでもございません(笑)
ありえん国ですからね、あそこは。日本は、もっとのどかで幸せな国です。
亡命とか難民申請とか、そういうこととは無縁の人ばかりです、日本人は。
幸せですね。

ということで、ふだん目にしない週刊誌を開いてみても、冒頭のグラビアページの、「あの人はいま」みたいな女優さんたちの写真のほうが目について、世のオジサンたちは、こういうのを見てコーフンすんのかいな……とか(あ、この人のおちちキレイ(笑)とか、たま~にそういうことしか思わないわたし)
バカが雑誌を作ってると思われるんで、気をつけてくださいね、
と言いたいとこだが、彼らはわたしのことなど知らず(笑)

え~と、日本人は、今、何をしてるんでしょうかね?
あ、きょうそういえば、NHK杯フィギュアスケートの大会で、日本の男の子が優勝しましたね、世界最高得点だそうです。322点でしたね。
監督さんもご本人もコーフンしてましたね(笑)
生中継で、ちらっと観てて、(おぉ、ごっついジャンプが上手い子だな)と感心してたら、世界最高得点だそうです。スゴいな~。
優勝した彼、先のオリンピックで金メダル取った時より、うまくなりましたね。
スゴいですね~。
皆さんも、頑張ってください。

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