パリ同時テロ、その後の日本の動き

今回は、2015年11月13日夜(現地時間)にパリで発生した同時テロ事件について、その後の日本のマスコミ報道を見てみた。
日本の週刊誌を少し読んだだけ、ですが。

■週刊新潮:

パリ同時テロの発生当初から、時系列で、パリの恐怖の夜を、ある程度細かく描く。
サッカースタジアムでの襲撃失敗。また、別のテロリストたちが銃撃した料理店の名前や、アメリカのロックバンドのライブ演奏中に襲撃された劇場の惨劇など。
フランス警察の特殊部隊の話など。

■週刊文春: 

こちらは子供の文芸誌っぽい(?)というのか? いきなり「13日の金曜日」に、パリ同時テロ事件は起きた、という書き出しだ。
   それがどうした、とツッコミ入れるのは、わたしだけか?
   わたしを知らない日本のマスコミが騒ぎ、週刊誌記事等を書き散らす。
   試しに週刊誌を読んでみたら、やはり、素人のバカ騒ぎだ。
   スゴすぎる。
パリ同時テロの犯行声明を出したイスラム国=ISのインターネット機関誌「ダビク」(「ダービク」)では、このところ、彼らは日本を標的にしている、と繰り返し表明している、とのことだ。
また、話がそれるようだが、さる10月10日に、日本の成田空港、中部国際空港の公式ホームページが、ハッカー集団アノニマスに攻撃され、閲覧しづらい状態が続いている。
この「アノニマス」は、先日のパリ同時テロ事件を受けて、逆にイスラム国ISを標的に、活動を開始。
  (「アノニマス、イスラム国に宣戦布告する」ほか)
   http://www.gizmodo.jp/2015/11/anonymous-isis.html
つまり、このところ、日本はあちこちの集団、組織から、敵とみなされ、攻撃を受け、という状態のようだ。
そのため、週刊誌においても、パリ同時テロ事件は他人事ではない、というスタンス。というか、週刊誌では、いつもこんな感じか?
佐藤優という、聖書や宗教に関する著作も多い人だが、彼は逆に、「日本人によるテロ」のおそれを指摘している。
そんなアホな、と言われそうなのが、今年新幹線で起きた焼身自殺事件。
旧オウム真理教による地下鉄サリン事件も例に挙げていた。
いずれも、これから日本で起こるとは思えない、実に時宜にかなわない指摘であった。

学者もマスコミも、さして変わらない

日本の著名人は、学者肌の人のことだが、どうも、頭が悪いのだろうか?
たぶん、わたしの指摘は、それほど的外れではない。
それというのは、国際的に活躍してきた緒方貞子さんのコメントまで、上記2誌のどちらか忘れたが、掲載していた、それも、なんのことだかわからない、まさに的外れな話ばかりだった。
いま、日本で外国人が難民認定されるかどうかなんて、パリ同時テロに関係あるのか?
あるわけがない。

たぶん、フランス当国でも、的外れなマスコミはあるだろうが、日本ほどではなかろう。

ただ、例の「わたしはシャルリ」さんは、当事国であるフランスの新聞社であったことを、お忘れなく。
やはり、バカが人に恨まれ、憎まれ、殺される、ということだ。
これは、殺す側がおかしいとしても、どうしても、フランスの人たちの行動が引き金となっている部分があるだけに、仕方がない。

フランス人は、外国人、異教徒にウケないギャグを風刺画にして新聞に掲載して、怒られ、殺され……その繰り返しだ。
頭が悪いのだ。
でなければ、運が悪いことにしておく。
何しろ、「われわれは連帯する!」とだけ言えばいいのに、ワケわからん大騒ぎをするから、イスラム教徒に憎まれるのだ。
なんで、イスラム教徒がフランス人の敵なはずがあろうか?
彼らの敵は、もともと、共産主義者のはずだが?
こんなことは、バカでもわかる、とわたしは思っていた。
イスラム教徒は、そんなことは知らんし、ただのバカだろ、フランス人は?
誰も否定できないだろ。
それはそうだ、「わたしはフランス人!」とでも言えばいいのだ、今度はシリアやアルジェリアからの移民が、テロリストになって、騒いでくれるだろう。
こんな国は、勝手に滅びてしまえ、フランス。
わたしは知らない。
例の新聞社のテロ事件で、少しは懲りたほうがよかったな。


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