これから宣伝会議賞を目指す人へ③

超基本編  「どうする!?『企画意図』」

宣伝会議賞でグランプリを獲れた最大の秘訣は、それまで狂ったように
やっていたスプラトゥーン2をきっぱりと止めたことだと思ってます。
どうもボキです。

というわけで、2回目です。
出し始めの人が陥りやすい罠として、
コピーやCMを書き込む欄の他に「企画意図」を書き込む欄があります。
ここ、悩ましいですよね。
自分のコピーの意図をしっかり伝えて、審査通過への後押しとしたい。
そのためにも考えの道筋や熱意が伝わるものとしたい。
と、若い頃は私も考えてわりと一本一本書きわけていた記憶があります。

結論からいうと、かなりムダな努力でした。
これは想像ですが、おそらく審査員はほぼまったく企画意図は
読んでいないと思います。
そもそもコピーそれ自体で意図が伝わらないとおかしいものなので、
企画意図を読まないとわからない、となっては本末転倒なんですね。
仕事だと企画書とかで書きますが、
こういった賞ものでは書いてもほぼ読まれません。

たまに、宣伝会議賞に挑戦している方のブログで、
「企画意図に苦しんでいる」という文を見かけると
やっぱりそこで考えちゃうよねー、と激しく共感します。

それがわかってからは企画意図はほぼ「商品の魅力を表現しました。」を
コピペしています。
何も考えずにひたすらコピペです。
あまりにコピペばかりしていると、「ほんまに大丈夫かいな」ふと我に返る瞬間がありますが、企画意図に関してはコピペマシーンになって大丈夫。
グランプリとコピーゴールドを獲った作品の企画意図も「商品の魅力を表現しました。」だったので、ここにほぼ何の意味もないのは実証済みです。

ただ、たまに間違ってキャッチフレーズを書き込む欄に
コピペしてしまうことがあるので気をつけて。

というわけで、今回の話も何回も応募している猛者には「知っとるわい」という内容でした。でも初心者の人にとって企画意図の欄は本当に心惑わされる罠だと思うので、それを知ることでコピーを考える時間に割り当ててもらえればと思いました。
すこしでも参考になれば嬉しいです。





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