KOC準々決勝14日第2部感想


 運良くチケットが取れたため、急遽仕事をお休みし準々決勝に行ってきました。賞レースにおいて持つべきものは趣味に理解のある上司と同僚。

 お客さんは少なくとも40人はいたのかな?という感じ。1回戦のお客さんが20人程度だったことを考えると案外多いですね。
 大前提として全組面白いのですが、特にウケていたり気になった点があったりした組について、つらつら書いていこうと思います。

 ちなみに席は審査員席の前列です。
 不等号はお客さんのウケ量(個人的体感)を表しているだけなので深くは気にしないでください。


○Eグループ

ジグザグジギー>ダンシングヒーロー

 このブロックはジグザグジギーが1番ウケていました。次点でダンシングヒーロー。安定ですね。

 にゃんこスターが局所的にバカウケしていて、「ハードコアのライブ会場?」というくらいヘドバンしながら手を叩いているお客さんが複数人いたのも面白い!
 会場が満杯だったら諸共「にゃんこスター・ワールド」へ引き摺り込んで全体を爆発させていたんだろうなと思いました。審査員の判断が気になります。

 個人的には、ウケ量こそ少なかったものの、きちんとしたコントをしっかりとされていたスパイクのことが改めて好きになったブロックでした。


○Fグループ

パーパー>ねじ>だーりんず


 会場も暖まってきたからか、Eグループよりも全体的にウケていたFブロック。
ジグザグジギーとだーりんずのウケ量が大体同じくらいでした。

 パーパーが爆発的にウケており、審査員の笑いはそこそこだったものの、客ウケを加味するなら当確なのかなと思います。
 ディスコさんが何か言うたびに笑いが起きる、完全にゾーンに入った状態。
 前々日までかけるネタが決まっていなかったとは思えないですね。本当に何なんだこのコンビ…。

 ねじも王道の構成ながらしっかりウケていて、全体的に楽しいブロックでした。


○Gグループ

さんだる>オフローズ


 尻上がりにウケ量が増していったオフローズは文句なしに面白かったです。
 神保町のコント師と言えばザ・シーツの印象があったのですが、機会があればオフローズのネタも是非観に行きたいと思いました。単独やってくれねえかなあ。

 審査員ウケが良かったのはオダウエダ。
 くだらない下ネタには笑ってしまうパワーがありますね。120%の偏見ですが、おじさま世代は女芸人のこういうの好きそう。

 そして、準決勝に残しておくとファンから思われていたネタをさんだるが披露し、本日2度目の拍手笑いが起こります。何度も観たネタですが、面白さが全く色褪せない脚本力が凄い。
 審査員からもお客さんからもかなりウケていたので、これは準決勝に行けるのではないでしょうか(願望)。


○Hグループ

うるとらブギーズ>アインシュタイン


 アインシュタインは稲田さんの美醜を活かしたネタ。しっかりウケていたし面白かったのですが、ネタ終わり直後、即座に席を立つお客さんがいて度肝抜かれました。席数絞った賞レースでそれをやる度胸たるや。
 とはいえネタは良かったです。流石。

 そして第2部トリのうるとらブギーズ!
 驚異の爆発力で、本日3度目の拍手笑いが2回も引き起こされる恐ろしさ。審査員・客席ともにバカウケで間違いなく準決勝に進出すると思います。
 2月に行ったライブ「優勝」で下ろしていたネタだったので、個人的には再び生で観られたことに優越感を感じたり。


 全体を通しての印象は、うるとらブギーズは確実。
 パーパー、さんだる、オフローズは準決勝行きそう。
 にゃんこスターは分からない!笑
 でした。

 いやー、楽しかった!

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