０点だ～

月曜日　昼休み
おひるごはんが食べられない

教室を移動して荷物を置いて気が付いたらトイレに向かった
なんか涙が出てきた
トイレまでは我慢できると思った
だめだった
誰にも聞かれないように
押し殺しても息が漏れる
ごめん今日実家帰るね
と母に連絡をし大丈夫？じゃないよな～
とまるで自分と会話しているかのような返事が来た
なんだかもっと涙が止まらなくなった
地べたに座り込んでしまう
いつも見るトイレの景色とは違う景色が見える
緑色のお気に入りのズボンが涙で色が変わる
自分が泣いている理由もあまりわからずとりあえず
涙が止まるのを待つ
止まらない
理由を知りたい
きっとアルバイトも一人暮らしも最近の環境の変化に限界が来たんだろう
未だに理由はわからない
きっとアルバイト　ごまかした
わかってるバイトが体に合ってない
モノも客も大切にしたい
私に関わるものすべて大切にしたいわたしとアルバイト先はま反対の場所にいる
郷に入っては郷に従え
なんていうけど
私はできなかったみたいだ
大切にしたい
こんな人間と少しでもかかわってくれたすべてに

誰もいなくなったことを確認して外に出る
やっぱり泣いた跡だというのは誰でもわかる
アルバイト先に休む連絡をする
優しい声で申し訳なくなる
それでもだめだ向いてないと思う
人も場所も物も何も嫌いになりたくはない
電話を終えると少し楽になる
お弁当食べれるかと思ったけどだめだった
おいしいのに
家に帰って食べようと思う
薬も飲んだ
最近薬に頼ることが多い
頼っても効かないし、プラシーボ効果も期待できない
苦しいものは苦しいし
苦しい原因も探せないほど苦しい
だからずっと苦しい
正直一人暮らしも向いてない
人と話すのが好きだし
人の温かみを感じてしか生きていけないから
だから恋人が泊まりに来た次の日の夜はさみしいし
友人が泊まって帰る日の朝はさみしい
さみしさでなくコトも出来るんだということだけ今のところの学び
実家というのも一人暮らしして、自宅といえば一人暮らしの家に帰ることを指すことになってしまうのが嫌だから言いたくない
家は実家だ
実家が私の帰る家で自宅
苦しい理由が分かれば楽なのにな～
今日の私は０点だ
お花を買って帰ろう