心温まる話その1.
#今日の話題のニュースはコロンビアから。ホームレス男性、愛犬の誕生日を祝う。
ไวรัล 話題の、SNSでバズっている、口コミで広がる
ชายไร้บ้าน:ホームレス คนจรจัดよりも丁寧な言い方
2022年1月7日、コロンビアのブカラマンガ市で一人のホームレス男性が2匹の犬と共に誕生日を祝っている動画が投稿された。(動画の撮影者は付近の住民)
そのホームレス男性はパーティーで被るような小さな三角帽子を2匹の犬に被らせ、小ぶりのケーキを用意し、蝋燭に火を灯し、手を叩きながらバースデーソングを唄った。愛情溢れるキスをする前に犬達にケーキを分け与え、更に自分の分まで犬達に食べさせた。その間、彼は手の甲で涙をぬぐった。
ใช้หลังมือปาดน้ำตา :手の甲で涙をぬぐう
この動画が様々なメディアでニュースとして取り扱われる程、コロンビアと世界中で話題になった。多くの人々が涙を流し、言葉にならないほど感銘を受け、彼の境遇を悲しみ、この一人の男性&二匹の犬の命が支援を受けるべきだと考えた。
ผู้คนทั้ง:ทั้งは「世界中」と「コロンビア」に係る。全ての人、多くの人。
ตื้นตันใจ:感動のあまり泣く、感涙にむせぶ
---พร้อมปรบมือ:手を叩きながら---
コロンビアの人権活動家が動画の男性を探し始めた。その地域の人々が「この動画の男性を知っている。彼は‘‘チョコ‘‘と呼ばれている。どこに行っていつもこの2匹の犬と一緒にいるんだ。」との情報を寄せた。
นักเคลื่อนไหวด้านสิทธิมนุษยชน:人権活動家
彼を路上でしばらく探していると間もなく本人の‘‘チョコ‘‘に会う事が出来た。彼の本名は「ホセ・ルイス・マートス」25歳、2匹の犬は「ニーナ」と「シャギー」。彼らこそが動画で誕生日を祝っていた主人公達なのだ。
チョコは15歳の時からホームレスになってしまい、10年前にニーナとそして4年前にシャギーと会い、飼い始めたと話した。彼にとってこの二匹は家族であり、子供であり、前に進んで行く為の希望でもあるのだ。
シャギーとニーナを伴って様々な場所に行き、夜を過ごし、寝た。道端、橋の下、公園…チョコが寝ている時、二匹の犬は敵や見知らぬ者が近づかぬように見守って来た。チョコが彼らに対してそうであるように、二匹の犬もチョコを愛し、気遣っているのだ。
ห่วงใย:気遣う
現在チョコと二匹の犬は支援を受け、住まいを得ている。又、職を紹介してくれる人、金銭を援助してくれる人や様々な食事や物資を寄付してくれる人がおり、支援の輪が広がっている。
チョコさんは実の母とその再婚相手の男性に虐待を受け、15歳から路上生活を余儀なくされたのだそう。彼と二匹のワンちゃんに幸あれ。
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