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2019年にやろうとしていること


ご存知の方も、そうでない方もいらっしゃると思いますが、去年私は会社を辞めるという大きな決断をしました。


2018年11月に退職してからの2ヶ月間。
私は一体何をやっていたかと言うと、自分のドラム鍛練をしながら、2人の生徒へドラムレッスンを行っていました。

ドラムレッスンは自ら「やろう!」と思って始めたものではなく、「ドラムを教えて欲しい」という有り難いお話を頂いて始めたものだったんですが、これが毎回発見の連続で非常に面白く、レッスンを通じてこの先やりたい事も見つけてしまいました。

せっかくなので、2019年の所信表明として私がこれからやろうとしていることを書いてみたいと思います!
※結構な長文になっておりますので、超絶暇な時に読んでやってください


目次
・私がこれからやろうとしていること
・具体的になにやるの?
・【おまけ】この2ヶ月で気付いたこと


私がこれからやろうとしていること

”楽器を演奏する人のパイを増やす、パイを新たに生み出す活動"を、行っていきたいと思っています。

もう少し噛み砕くと、「自分に演奏なんてできないと思っている人」や、「興味はあるけど踏み込めない人」を演奏の世界に迎え入れるような、そんな活動を行いたいと思っています。


音楽で食べようとしている人や、音楽レッスンをしている人なんて世の中に腐るほどいるけど、それだけで生活できている人はごく僅か。
今更その人達とパイを奪い合っても音楽は永遠に食えない商売のままだし、そんな事しても意味無いよなぁ。それに、誰かと同じ事してもつまらないし、何の意味も無いよなぁって、この先何をやるか考えていた時にずーっと思ってました。


そんな中、初心者へのドラムレッスンを通じて色々発見がありまして(詳細は後述します)。
だったら、今の時点でパイになっていない「自分に音楽演奏なんてできないと思っている人」や、「興味はあるけど踏み込めない人」にひたすら特化した活動を行う方が意味あるし、単純に面白そうじゃん!と思い、やってみることにしました。


具体的になにやるの?

①初心者に完全特化したレッスンの開校
②音楽から縁遠い場所でのワークショップ開催
③今まで通りの音楽活動


①初心者に完全特化したレッスンの開校
これは現在チラシやWebを準備中なので、いずれきちんとお知らせします。
今やっているレッスンをもっとコンセプト化してやってみよう!というチャレンジです。


着想のきっかけは、生徒さんとの会話でした。
その生徒さんは人生で一度もドラムを叩いた事が無い完全初心者で、私に出会うまで1年以上ドラムレッスンを探していたみたいなんです。
理由を聞いてみると、彼女がレッスンの門を叩くまでにたくさんの心理的障壁を感じていたことが分かりました。
具体的にはちょっと割愛しますが、そう言われて色々なレッスンのWebやチラシを研究してみると、なるほど!確かに現実はその通りでした。


であれば、既存のレッスンには無いアプローチで活動する余地がまだありそうだと感じ、初心者に完全特化したレッスンというコンセプトでやってみることにしました。初心者特化なので、中級者・上級者はサービスの対象外です。

とは言え、既存のレッスンがこのアプローチをしていない理由も何かしらあるはずなので(例えば、お金にならないとか)、そこら辺は仮説を立てて検証しないといけないなぁと思っています。


②音楽から縁遠い場所でのワークショップ開催
こちらは、まだまだまだまだ具体案を考え中です。
ただ、パイを新たに生み出す場合、こちらからきっかけを作りに行かないと永遠に何も生まれないので、その仕掛け作りが必要だなーと、毎日色々と考えているところです。


「音楽から縁遠い場所」としているのは、パイの奪い合いを避けるのと、単純にそっちの方が面白そうと思っているだけなんですけどね(^_^;)。


ドラムに限定せず音楽のワークショップという広い枠で、仲間たちと何かやりたいなぁとか、妄想だけは日々たくましく成長中ですw


③今まで通りの音楽活動
これまでも色んなバンドや楽団でドラム叩いてきましたが、これももちろん続けます!ドラムに困ったらいつでも呼んで下さいませ!
会社退職後にはドラム演奏動画のインスタも始めましたが、こちらも引き続きゆるゆると続ける予定です。継続大事!

↓ちなみに、私のインスタアカウントはこちらです



【おまけ】この2ヶ月で気付いたこと

この2ヶ月で個人的に気付いたライフハック的なものを、せっかくなのでまとめてみました。

①"人に話す"ことの大事さが良く分かった
②"やってみる"ことの大事さに気付いた
③これまでの人生で得たものが意外とあることに気付いた


①"人に話す"ことの大事さが良く分かった
元々私は相手に気持ちよくなって欲しいタイプで、自分の話を積極的にするのは得意じゃなかったんですが、退職する少し前から意識的に自分が今後やりたい事を人に話すようにしてみたら、めちゃめちゃ世界が変わりました。
そもそも、ドラムレッスンがスタートしたのも、自分がやりたい事を人に話していたのがきっかけでした。

自分のやりたい事、やっている事を人に話すと、かなりの確率で助言やヒントを貰えるし、出会いにも繋がる。
実際、この2ヶ月間は活動のヒント・instagram運用のアドバイス・チラシのアドバイス・人の紹介などなど、沢山のアドバイスを周りのみんなからいただきました。
誰かに会う度に必ず1つは助言や発見があって、「何故今までこれをやってこなかったの、私・・・」って、つくづく思いました。


でもこれって私の周りの友人が皆素晴らしい人ばかりだからなので、改めてみんなに感謝感謝です!
(意識高い系の人がSNSでやたら感謝感謝言う気持ちが、この2ヶ月で少しだけ分かりましたw)


②"やってみる"ことの大事さに気付いた
元々働いていたIT業界的な言い方をすると、サービスを完全に作り上げてからリリースするよりも、β版で部分的にリリースして「発見→ブラッシュアップ」を繰り返した方が、成長が速いし得られる物もめちゃめちゃあるな~と実感しました。

こんな事を言うと誤解を生むかもしれませんが、私の中で音楽レッスンは、今よりもっともっと凄い技能と知識、そして経歴を持ってからじゃないと出来ないとずっと思っていました。
でも、縁あってチャレンジしてみたら、それは私の単なる思い込みだったと分かりました。
もちろん技術も必要なんですが、それよりも「教える技量」の方がもっと重要でした。
それに、チャレンジしたことで「私って初心者レッスンにすごく向いているのかも」ということにも気付きました。

これらは全部、やってみなければ永遠に気づかなかったことです。
成功する理由を並べるのに何ヵ月も掛けるなら、さっさと動いた方が意味ある。時には「よく分かんなけどやってみよう!」というトライも必要という、そんな当たり前の事を実感しました。


まじ人生はRPGだなって思ったので、2019年の私のテーマは「アクション」です!


③これまでの人生で得たものが意外とあることに気付いた
今回見つけた「これからやりたいこと」って、会社で色々な経験をして色々な知識を得たからこそ見つけられたんだろうなぁと感じています。

私は30近くまでずーっとフリーターでバンドマンやってましたが、あの頃の自分のままだったら今回の発想に至ってないと断言できます。
そもそもあの頃は、社会の仕組みも、物の売り方も何も知らなかった。
でも、沢山のことを経験して知った今だからこそ、前よりも考える幅がほんのちょっとだけ広くなった。

当時の自分が馬鹿だっただけでもあるけど、会社経験で得たものが実は色々あるなって今回思いました。
変な話、これは会社を辞めなかったら一生気付かなかったかもしれないです。


おわりに

ここまで長々とやりたい事を偉そうに書いてきましたが、これらが上手く行く保証は今のところありません。まじでゼロです。
ぶっちゃけ、今回書いた内容はありがちな事ばっかりだし、それだけで生活するのも難しいし、もしかしたら2019年の終わりには「全然上手く行かなかったや、てへぺろ」って言ってるかもしれませんw

でも、失敗も成功も、"やってみる"ことでまだ知らない何かを得られると分かったので、ワクワクしながらトライ&エラーしていきたいと思います!

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