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奈良太郎

おばあさんと二人ぐらいで貧しいが心優しく働きもんの少年、太郎。ある時、おばあさんが病気になってしまいます。薬も買えない貧しさ、どうしたらいいか分からず庄屋さんに相談に行きます。

太郎「おらどうしたらええだ?」
庄屋「鹿の肉を食わせればええだよ」
太郎「し、しか?!」

驚くのは当然、奈良の鹿は神の使い。鹿殺しは重罪です。しかしおばあさんの病気が治って欲しい一心で鹿を殺めてしまいます。

すぐに見つかり捕えられる太郎。死刑になることになりました。しかしこれを見ていた仏さま。太郎を不憫に思い、梵鐘に姿を変えさせました。

という話は今適当に考えましたが、この梵鐘は奈良太郎という愛称で呼ばれています。

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