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ならまちの妖怪 ~ 元興寺 ~

奈良の興福寺より南側を一般的にならまちと称するが、このならまちはそもそも元興寺の境内だった。それほど大きなお寺だったのである。もともと飛鳥にあった法興寺が平城遷都に伴いこの地に移されたという長い歴史を持つお寺であり、写真に見えている建物の瓦は日本最古、飛鳥時代の瓦と言われている。

ところで元興寺には妖怪がいる。その名も元興寺という妖怪である。妖怪の名前の場合、元興寺はがごぜと発音される。ぐゎごぜと書いた方が実際の発音には近いかも知れない。僧の姿をした鬼、といった様相である。

この妖怪、当然のことながら普段は隠れていて姿を見ることが出来ないが、最近よく姿を見せるようになってきたと言われている。もちろん妖怪なんとかいうアニメが流行りだしたからである。以前ゲゲゲの何とかというアニメが流行った時には出遅れた為、主人公のファミリーに入れてもらえなかった苦い思い出がある。今回こそは出遅れないように・・・

えっ?ようかい体操って何?そんなん踊れなあかんの?そんなん聞いてへんし・・・。


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