凍らす

だからもっと「場を凍らせ」たい。
キンキンに冷やしたい。
なのでそれをなるべく温かい目で見てほしい。すぐ溶けやすい様に。

「すべってる」状態は当の本人ではなくそう判断した周りのことで、「場を凍らせた」張本人は「すべっている」のではなく、場と一緒に「凍って」ます。その凍っている氷上でみんなが勝手に「すべっている」だけです。それぐらいの確固たるものを自分で提示できるようになりたいものです。

だからけっこう、ないがしろにされてますが「場を凍らす」はある程度意識してコントロールできたらそれは能力だと思います。それをすぐ「すべる」という表現に落とし込むのはちょっともったいない。

まず「凍らさ」ないと。それが解け川となり「流れがつくられ」蒸発し大気に散って「空気」となる。
氷河期が無いと今の生態系は生まれてないのです。

「空気を読む」や「流れをつくる」というコミュニケーション技術の言い表し方がありますが、僕はここにもうひとつ見落とされている能力があると思います。それは「場を凍らす」です。物質の三態と一緒で「気体」「液体」と来たら次は「個体」です。とても重要な能力です。