いわずもがな

お箸を持つ方なのですが、

右利きの私は この文字も右手を使って書いております。

 
 
気付けば右利きでした。

言葉によるコミュニケーションの発達は左脳の言語中区が優位だとされています。
左脳から出た指令は延髄を交差し右半身の筋肉に運動を起こさせます。
それだけが理由かはわからないですが、なので人間は右利きが多いのではないかと言われています。

この右 という基準の確固たる感じ はそういう理由だったのか。

 
右 の語源は「にぎり(握り)」が転じたとする説が有力だとされています。
なんだか私はそれが しっくりくるのです。
右は握る方だと思うのです。

左利きの人からしたら
左が握る方だよ
と思うかもしれませんが、いや右だよな と思ってしまう感覚は動かしにくい。

右脳派、左脳派というよりも
この右感 に興味がある。

 
右感。

 
無い概念を言語化してみてイメージをしやすくする。
これは左脳的なのでしょうか。

 
 
右っぽい というこの感覚 伝わるのだろうか?
例えば
お米って右感がある。

パンは左感がある。

こういう感じ。わかります?

 
犬は右感あって 猫は左感ある。

鉛筆は右感あって 消しゴムは左感ある。

男は右感あって 女は左感ある。

日本人は右感あって アメリカ人は左感ある。

こういう感じ。漠然としたイメージの話。
ただ、なんかわかる感じ。

 
 
おそらくわからん人はわからんのだと思う。
もしくは左右 真逆に感じる。
こればっかりはニュアンスの話であり そういうことを強く感じるか弱く覚えるかは人それぞれで どうでもいいっちゃどうでもいい。
 

つぶあんは右感あって こしあんは左感ある。

ドラえもんは右感あって クレヨンしんちゃんは左感ある。

東京ディズニーランドは右感あって ユニバーサルスタジオジャパンは左感ある。

手コキは右感あって 素股は左感ある。

戦争は右感あって 平和は左感ある。

 
 
思うに物質的側面の抽象化、確かに五感で身に覚えるものの常習化、伝達行為として概念化 させる事で産まれうる感覚な気がする。

この分析が右感あるって?