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【少年ヤンガス】アイテムはじきの仕様ーパン製造ライン改良について(第2回ニールリーグ後記)


はじめに


みなさん、おばんです。
少年ヤンガス界のパン屋、ネマと申します。
参加した皆さんはニールリーグお疲れ様でした。

今回はポッタルランドのパン屋に興味がある皆さんにも、ない皆さんにも役に立つ(?)情報をお届けに参りました。

概要

皆さん各自頑張っていたことでしょうが、私は前回からの一年間、細々とダンジョン内でパンを増やす研究をしてきました。
ブレッドハンドを何とかして引く、敵たまねぎマンにアストロンをかけてトリプルアタックハリセン、秘密の通路で笑い袋にG落とさせてモンスター化でたまねぎに変換等、様々なゴミアイデアを試しては捨ててきました。

その研究が実を結んだ結果、ついに本走にてパンを143個(ボス部屋全マスをちょうど埋める数)揃えることができました

この裏で配信していたニールさんが餓死しかけてました。
今すぐパンを143個届けたい気持ちでいっぱいでした()

その研究でたどり着いた最高のパンの増やし方は、とある技を活用すること。
その技とは・・・

皆大好き、アイテムはじきです

皆のアイドル
〇したいほど好きスキ大好きなファンの皆さんがたくさんいることでしょう

この技はご存じの通りアイテムを弾く技で、皆様の数多の壺や武器をハートブレイク☆してきたことでしょう。

しかし、多くの人にとって味方側のこの技は、捕まえた骸骨系統がハズレ行動として行う技、といった程度の認識しかないと思います。私もそうでした。

が、色々検証してみるとこの技には、ひいてはこのゲームのアイテムにはよくわからない謎の仕様が数多く存在しました。


事前知識(読み飛ばし可)

(ちょっと長いので、興味がない方は次の本題まで飛ばしてください)
また、一部自分が噛み砕いた解釈があるので間違いの可能性があります。

アイテムはじきの仕様

アイテムはじきは「当てた対象が持っているアイテムをはじく」という効果です

そして、敵モンスターは最大一つまでアイテムを持つことができます。
モンスターを倒した時にアイテムをドロップした場合、そのモンスターは生前そのアイテムを持っていたことになります

味方→敵へのアイテムはじきはそのアイテムを弾いています

(wiki:アイテムはじきのページも参照)

【アイテムはじき】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki* (wikiwiki.jp)

つまるところ、味方が敵にアイテムはじきをした際に落ちたアイテムは、本来その敵を倒した時にドロップしたアイテムを前借りしているだけであり、特に意味はありません

ゴミです

味方もアイテムを持たないため、基本的には成功しません

しかし、例外が存在します

本題

見つけた仕様

ここから私が今回発見した仕様なのですが

前項で述べた通り、味方にアイテムはじきをした際、通常のモンスターであれば特に何も起こりません。

しかし、例外的に「敵の時に固有ドロップがあるモンスター」のみ何故かそのドロップアイテムを弾くことができます。
しかも無限に弾くことができます。
(固有ドロップ=倒した時基本的にその一種のアイテムしか落とさないモンスター)


つまるところたまねぎマンかじごくのたまねぎにアイテムはじき連打すると無限に大きなパンを生産することができます。
これによって大きなパン量産体制の確立ができました。これは少年ヤンガスにおける産業革命です(過言)

その他ではゴールドマンで(理論上)無限にゴールドを手に入れることができます

こうしてパンの量産体制が整ったのであった

その他の対象モンスター・アイテム

検証済み

ゴールドマン・踊る宝石→ゴールド
どくやずきん→毒の矢
ドッグスナイパー→銀の矢(ちゃんと回収できます)
げんじゅつし→げんじゅつの杖

これらのアイテムを無限に弾けます(げんじゅつしだけはちょっと変な挙動するときがあります。検証中)

未確認だがおそらく成功するもの(アイテムは推測)

バブルスライム→どくけし草
笑い袋→ゴールド
弓兵系→対応した矢
ドルイド系→対応した杖

その他だとパンドラボックスはよくわからない挙動をします
極めて稀に(多分そのダンジョンで落ちるアイテムの中から)ランダムで落とします
開発段階だとそういうモンスターだったのかもしれません。

ミミックをハリセン印破壊の鉄球で叩いて小さなメダル集める動画は有名ですがミミックは特に何もありませんでした。

この戦術の有用性について


皆様が気になるであろうこの戦術の有用性は―
ないです

全くと言っていいほどないです

理由はいくつかあります

アイテムはじきの成功率

そもそも味方へのアイテムはじきの成功率が100%ではなく、統計を取ったところ対たまねぎマンで6割ほどの成功率しかありません(失敗すると「しかし、何も起こらなかった」となります)
なので、思ったよりは増えません

しかも、たまねぎマンはマシな方です
ある程度正確な統計を取りたいのと、モンスターによってはじき成功率に差がある気がしたので、いくつかのモンスターについて成功率の検証をしました。
結果を下に並べます

各検証環境
弾き役 レニ(スライムlv12)
試行回数各50回
場所 カンダタ遺跡昼の間6Fボスフロア

何とも言えない検証風景

モンスター名 成功回数 成功率

たまねぎマン 29/50 58%
じごくのたまねぎ 22/50  44%
ゴールドマン 9/50 18%
ドッグスナイパー 9/50 18%
げんじゅつし 9/50 18%

ここに関しての考察というか所感なのですが、味方へのアイテムはじき成功率はアイテムのドロップ率と連携しているような気がします
ここに関しては今度また検証しますが、もし上記の考察が正しいと仮定すると、じごくのたまねぎよりたまねぎマンの方が倒した時にパンを落としやすいということになります。
(7/6追記 じごくのたまねぎとたまねぎマンのドロップ率は同じという情報があるようなので今後時間があるときにここに関して検証したいと思います)


余談ですが、弾き役のモンスターの種類、ステータスが弾き成功率に影響を与えるかどうかも検証しましたが特に関係ありませんでした

使用モンスター はじクイン(スーパーテンツク lv5)
弾かれモンスター たまねぎマン 成功数30/50 成功率60%

弾き役が壺に戻るのが面倒になって弾いたパンを直接食わせ始める図
このためだけに生み出されたスーパーテンツクちゃんは何を思いパンを弾いているのか

アイテムはじきの疲れ消費

アイテムはじきの疲れ値はかなり大きく(22~3くらい?)、親密度最大でも5回しか使えません。ということで壺に戻して休ませる回数が多くなり、ターン当たりの効率が死んでいます

下の画像は風が2回吹くまでじごくのたまねぎに弾き連打→壺格納で休ませるを繰り返した時の画像ですが、26回しかパンを弾けていません

理論上パンを無限に作れるならと大部屋をパンで埋め尽くそうとしたけど思ったより風吹くの早かった図。次回のニールリーグこそは大部屋を埋め尽くしてやります

ちなみに前項で検証したゴールドマンやげんじゅつしの成功率に直すと11回ほどしか成功しないことになります(ゴールドマンなら大体8000Gくらい増えます。うーん)

アイテムはじきを覚えるモンスター

がいこつけんし、かげのきし、しりょうのきし、ソードファントム、ダークナイトと素で覚える連中は綺麗に全員融合系なので味方にアイテムはじき使えません(だから今まで見つかっていないor大っぴらになっていないんだと思いますが・・・)
なので絶対に配合が必要になります。持ち込み不可ダンジョンでやろうとするとこれが面倒です。

ニールリーグで考えると秘密の通路でモリ―を引かなきゃいけない上に仲間枠を一枠使います。高得点帯のモンスターに非融合系はプチプリーストしかいません。
人参系+がいこつけんし→コロプリーストをかませた場合のみ壺枠を邪魔せず保管することができます。

が、そこまでして上記の効率なので正直現状では挑戦段階から特定のアイテムを増やす気満々のアホ以外には使えたもんではありません。

ちなみに私はニールリーグの際バブルスライム+がいこつけんし→スライムで運用していました
パンを増やす目的ならこれが一番楽で強いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか(クソまとめ記事風)
総じて実用性は無いに等しいです
一応数少ない利点として、ドッグスナイパーの銀の矢は撃つと回収が難しいので、銀の矢を大量に確保したいのであれば有用です
また、贈り物としてげんじゅつの杖は使えなくもないですが値段が使用回数5で840Gなので親密度上げとしては正直微妙です

現状使い道は相当限られているこの仕様ですが、ボス部屋であれば何か悪さができそうではあるので、思いついた方は遊んでみてください

それでは、次回のパンまつりニールリーグで会いましょう
アディオス
ダスピダーニャ




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