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ペルー・マチュピチュ 2010 Vol.1

①リマ July 20, 2010
またやっちゃった!

夕べ、遅くリマに着き、
シャワーを浴びてホッとしてから、
お仕事を片付けたら
2時を過ぎていました。

8時に朝食を頂いてから、
又もやお仕事💻

インターネットの接続がいいので、
家にいるのと同じようにはかどり、
ラッキ~!
スカイプ電話も調子良いです👍

途中で、バストイレ付きのお部屋に移動。

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リマは晴れているけど、雲
か(スモッグ?)に覆われて、
ドンヨリした空です⛅
肌寒くて湿っている感じです。

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ランチは
お宿のオーナーさんおススメの
シーフードレストランに行ってみました。

途中でにぎやかな音楽が聞こえたので、
覗いてみると、
コスチュームを付けた高校生位の女子達が、
何やら順番に踊っていました。

ダンス大会だったのかしら?

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かわいいのを見せて頂いて、
得した気分💕

レストランはSr. Limonという所です。

外見はちょっと高級そうで、
外には高級車が停まっていて、
ヴァレーパーキングの係りの
おじさんも居ました。
でも、内部は
カフェテリアみたいな簡素な感じでした。

ランチバッフェをしているというので、
色々と試せていいかしら?と思い、
ここで食べる事にしました。

一口づつでも食べきれないくらいの種類が並んでいます。
・・・え?私の場合、
一口が大きいから余計に・・・確かに!

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名物セヴィーチェも何種類もありました。

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このスープは完全なるハズレ

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で、お味は?
・・・う~~ん、期待していた所為か?
それともバッフェだった所為か?
期待外れでした😅

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…とか言いながら
どれだけ食べるの?

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不味くはないのですが、
どれも結構味が濃くって、
戻ってから又お仕事の為、
お酒を頂かなかったから、
薄味の方がよかったです。
お水を頼んでから、
あっ!そうだ!
ビスコサワーにすればよかった、
と思ったけど、思いだすのが遅かった。

さて、お値段は?
バッフェが46ソレス+お水が5ソレス、
チップを合わせて55ソレス。
1ドル2.81ソレスの両替でしたから、
約20ドル

ペルーの物価は安いでしょうから、
かなりの高級なランチとなりました💲💲💲

もっと現地に馴染んだ食事をしたいですね。

ランチに食べ過ぎたので、
7時半を過ぎてもお腹が空きません。

夜遅くにお腹が空いても困るので、
早足で歩いて10分位の
大型スーパーマーケットに行きました。

普通の市場ではない所為か?
街の中だからか?
アメリカのスーパーと余り変わらない感じ。

紫のコーンとか、
色の違うかわいいポテトは
ペルーらしかったです。
何故か、パイナップルは
カチンカチンで熟してないの。
・・・ランチバッフェのパイナップルも硬かったし。。。

買い物袋を提げて帰宅。
日記を書こうと、
袋を覗いたら、あれれ~!?
トマトとパンしかない?
チーズとサラミなども買ったのに、高いのが全部ない!?

あら~~!ちょっとづつしか買わなかったから、
袋一つだと思ってたけど、
レジのお姉さんが2つに入れたのね?

レシートは持ってるけど、
戻っても残ってるかしら?
誰か、後のお客さんが
一緒に持って帰っちゃったかも?

とりあえず急いで戻りました。(;´Д`)

レジのお姉さんを見ても、
みんなお揃いの制服で同じ様な髪型をして
髪飾りを付けてるので、
誰だったかわからない!?

声を掛けようと思ったけど、
みんな次々と来るお客さんに忙しそうだし、
多分英語は通じないだろうし。。。

カスタマーサービスカウンターが目に付いたので
、係りの方に
『英語は話しますか?』
女性は???
お隣の男性が
『はい、僕は話せます』

やった~~!

レシートと買い物袋を見せて、
説明してたら、
レジのお姉さんが近寄ってきて
私のレシートを見て、
足りないものが入った袋をくれました。

“Mucho Gracias!!”

戻ってよかった~💕

それに、2往復だから、
合計で40分早足で歩けたし、
いい運動になりました👍

チーズ(Queso Danbo Bonle)116g 2.92ソレス 
スペシャルサラミ(Salame Especial)52g 1.5ソレス 
ペルー風ヘッドチーズ?(Chicharron Otto Kunz)44g 2.06ソレス 
イタリアントマト(Tomate Italiano)2個 0.87ソレス 
パン 1個 0.87ソレス 
税金?0.08ソレス
〆て、8.3ソレス=約3ドル 

アメリカと余りお値段が変わりませんね。。。
・・・という事はペルーではかなり高いのでは?
リマは都会だからでしょうか?
お風呂上りにでもワインで
つまむ事にします🍷

アァ、ペルーでも早速
『うっかり八兵衛』しちゃいましたよ😰

でも、ちゃんと残しておいてくれて、
嬉しかったです。
・・・『ちゃっかり九兵衛』になったかしら?

②ちょっと冒険!?July 21, 2010

天野博物館が
とてもよいと聞いていましたので、
朝10時に予約の電話を架けて頂き、
3時半のツアーが取れました😀

タクシーで30分弱との事でしたので、
2時45分(NY時間は1時間先)に
お仕事を切り上げました。

お宿のご主人に
天野博物館までのタクシー代の
相場を伺ったら、8ソレス。
家の前でタクシーを捕まえてあげましょう、
とご親切に一緒に出て下さいました。

直ぐに一台来て、
ご主人が行く先の説明をして
(そんな感じ)、
『やはり8ソレスです。』
と行って送り出して下さいました🚙

行く先の住所を書いた紙を
もう一度運転手さんに渡して出発!

この季節のリマには珍しく、
太陽が燦々と照って、
とても暖かい日です🌞
やっぱり超晴れ女の
お出ましの日ですものね🤩

8ソレスの準備をしようと、
お財布を開けたら、、、!?
小銭が4ソレスと1
00ソレス紙幣しかない。。。

う~~ん、
多分100ソレス紙幣を出しても
ダメって言われそう。。。
3ドルなら8ソレスより多目だから、
きっとOKしてくれるだろうと考えていました。

さて、無事に博物館前に到着。

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100ソレス紙幣を出したら、
案の定、NG
で、“トレス ダラ エスタ ビエン?”
って3ドルを差し出したら、
一瞬考えた様子でしたが、
ニッコリと “シ”
丸く収まりました😁
・・・それにしてもドル安は困ります。
以前、ドルが高かった時代には、
南米などに行くと、
ドルだったら幾らでも値切れたのに!

博物館には
スペイン語の方々が3組位いらして、
係りの方に名前を告げると、
“3名ですね?”
“え?私一人です”
予約帳には3と記載されていました。
何かの勘違いだったんでしょうね。
・・・幾ら太目でも、、、
妊婦に見えても双子・・・?

スペイン語組は先にツアーに出発。
私には日本人のガイドさんが
まさに『プライベートツアー』
をして下さいました。

天野博物館は、
プレ・インカの
特にチャンカイ文化を中心に
コレクションがあります。
・・・写真がないので、ウエブサイトでどうぞ。

収蔵約3万点の内、
展示されているのは約300点ですから、
陶器の部屋と、
織物の部屋の二つを見学。
順番に一点づつ、
詳しい説明をして下さいますので、
よく解ります👍

・・・しかも、入館料は無料(2010年時点)
(今は有料になっています)

なんだかこんなに懇切丁寧に
私一人の為にご案内して下さるなんて、
勿体無い位です。
しかし、そこは、私メでございますので、
時々、失礼にならない程度に、
合いの手と茶々を入れて、
ガイドさんを笑わせました。
・・・こんなところでも大阪の血が。。。

リマに行かれる機会がありましたら、
是非ご訪問下さいね!

ツアーの後に、
一階のギフトショップに行きました。

普段はお土産など滅多に買わないし、
こういう所はお値段が高目なのですが、
無料であれだけのご案内を頂きましたので、
寄付のつもりで皮製のコースターセットを
買わせて頂きました。
インカの模様が刻印してあります。

ガイドさんは、
日本で織物のお勉強をして、
こちらでボランティアをしながら、
学んでいらっしゃるという
お若いお嬢さんでした。

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大感謝!!!

お礼を申し上げて、海岸に向かって歩いてゆきました。

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太平洋です

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海岸沿いには公園があり、
子供達が遊んだり、
Dog Runがあったり、
お散歩の方も沢山いました。

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そのまま海沿いに、ミラフローレス地域の名所である、
恋人達の公園へ

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・・・Why I'm alone!?

公園にはバルセロナの
ガウディの作品のような
タイルのクネクネ曲がった
壁が続いていました。

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そして、かの有名な巨大な
男女の像が
情熱的に愛し合っています

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そのまま進んで、ラルコマルへ。

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お目当ては黄金博物館💲💲

3階構造になっているラルコマルの中で、
博物館が見つからない?

通りがかりのお嬢さんに聞いてみたけど、
全部スペイン語で
何を言ってるのかよくわからないけど、
どうも、『やってませんよ。XXX△△△。。。』
と長々と説明してくれる。
グラシャスとお礼を言って、
旅行社の中で英語が話せる方が
いらっしゃるか?を聞き、
博物館はどこですか?
と聞いたら、
『下の階です』と仰る。
でも見つからない。
それから2~3人に次々と尋ねたけど、
皆さん、下とか、
あっちとか、
左の方とか、
色々仰るけど見つからない。

最後に英語のわかる女性が、
『博物館は1ヶ月位前に閉館しました。』
と仰る😭

もう一つ黄金博物館があるけど、
街外れだし、
これから行っても
閉館時間を超えそうなので断念

帰りのタクシーは交渉次第だけど、
ラッシュ時だから
多分15ソレス位と聞いていましたが、
バスでも帰れるかも?と、
案内所のお姉さんに尋ねたら。

Av. Brasilの24で降りればOKとの事、
運賃は1.2ソレス也。

急ぐ旅ではないし、
折角だから現地気分を味わってみよう~!

教えて頂いた道の辺りで
次々とくる乗り合いバスを見るけど、
Brasil行きが来ない!?

道沿いに歩いていったら、
もう一つ案内所があったので、
再度伺ったら道の反対側に来ると仰る。

運転手の他に、
車掌(の様な普通のお兄ちゃんとかオジサン)が
ドアのところで呼び込みをしているので、
必ず確認して乗って下さいとの事。

何台も通り過ぎるけど、
Brasilと書いたのが来ない?
10分位待った時に、
通り過ぎそうになったバスの
胴体に幾つも書いてある地名に
Brasilを発見👀!

車掌のお兄ちゃんに
紙に書いた『Av. Brasil 24』
を見せたら頷いた指で"OK" 
・・・でも、サンパウロ空港の
ラウンジのおば様さえ
いい加減だったんだから、
本当にこれで良いのかしら?
と不安もありました。

地図もガイドブックの
小さいもので道の名前が
大まかにしか書いてなかったので、
進む方向と曲がる方向を
地図で何となく追う。
・・・なんだか、
地図に書いてある地形と
ちょっと違う気もするし。。。
大丈夫かしら?

最後に曲がった
大通りの角に立ててあった記載を見たら、
Av. Brasilになってる!!

やった~~!!!

で、そこに番号が書いてあって、
段々と少なくなってるみたい。
30番台だったから、
このまま行けば24で降りればいいのね👍

で、24になっても車掌さんが
何も言わないので、
もう一度紙を見せたら、
『俺に任せておけ』
みたいに自信たっぷりの素振り。 。。
ホンマかいな?

で、次で降りるように言われたところは。。。
14でした(;´Д`)

お宿の近くにMetroという
スーパーマーケットがあったので、
その看板を見つけ、
そちらに行ってみたけど、
昨日行った所とは違いました。

道に居た観光ポリスに
お宿の住所を見せたら、
やっぱり来た方向に戻れと仰る😣
で、Av. Brasilの戻る方向の
右側に行けと言うのだけど、
大まかな地図では左に見える!?

Av. Brasil沿いに24まで歩いて、
道行く方に聞いたけど、
最初のカップルは???

で、ガイドブックに載っている、
お宿の近くの日秘会館のページを見せて、
どこですか?
と聞いたら左に曲がって
6ブロック位行きなさいと仰るので、
そちらの方向に行きましたら。。。
やった~~!
お宿の前に着きました👍

ラッキー!ラッキー!💛

無事帰還できました。

入り口でお宿のご主人と会ったので、
バスで帰って来た事を伝えたら、
ビックリ!!!

2階に上がって、
2年の長期滞在途中という
ゲストにもバスの話をしたら、
ビックリ!!!

・・・あらら、そんなに無謀な事だったのかしら?

どうやら、あのままバスに乗り続けてたら、
アブナイ地域に入っていたようです😱
無事に帰れてよかった~~💛

③だってモモがいいんだもん! July 21, 2010

お宿に戻ったら
8時ちょっと前でした。
・・・時計を持って出るのを忘れたので、
時間もよくわかりませんでした。
柔肌で手首が痒くなるので、
普段から時計を着けず、
携帯で時間確認をするのですが、
海外ではRoamingが高くて使えない。
(今ではT-Mobileが世界中で無料データなので、便利)

お腹もすいたし、
明日のクスコ行きに備えて、
高山病の薬をゲットする為に出掛けました。

薬局で紙に書いた名前を見せたら、
即OK
で、一枚に10粒位あるのですが、
それを見せて何やら仰るけど???

どうも、一枚分全部要るか?
と聞いているようなので、

半分で良いですと答えたら、
鋏でジョキジョキ✂
3.55ソレスとレジに出てたから、
3.6ソレスを渡したら、
何故か0.1ソレスを返してくれました。
・・・よく判らない国です。

そうそう、
マチュピチュ用に虫除けもゲット。
12.7ソレス也
・・・高くない?

食事は美味しいと聞いてい
たチキンの丸焼きにしよう!

昨日のランチタイムに混んでいて、
美味しいかも?
と思えたお店に行ったら、
丁度、1/4のチキンにフライドポテトを
テイクアウトする人が居たので、
キッチンのお兄さんに、
それを指差して
『アラ カサ』と言ったけど、
面倒そうにレジを指差して
あっちへ行けと仰る。

レジのオジサンに
『ポヨ クアトロ ポルファボール』
とお願いしたら、
メニューを開いて見せてくれました。
あ!そうだ!クアトロだったら
4つって事になるから、
それはイケナイ!

ウン クアトロでした。
1/4ポヨ、パパス、サラダと
書いてあるのを指差して
『アラ カサ ポルファボール』
10ソレス也

お支払いをしてレシートを
先のお兄さんに渡して待つ。
丁度ポテトを油に入れたところだったので、
揚がるまで待つ。。。

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もう一人、おばさんが
同じものをオーダーしたようで、
ポテトを油から引き上げて
、お兄さんがテイクアウトの器を2つ並べ、
チキンを切って、それぞれに入れました。
一つは腿で
一つは胸。

私は腿肉が好きなのです!

ポテトの大盛りを入れ、
サラダやソース類と供に袋に入れて
差し出したので
腿の方をつかんだら、
もう一人のおばさんもそれが欲しかったらしく、
怒り出しました。

でも、これは、私が初めて食べる、
楽しみにしてたペルーのチキンなのです!
譲る訳にはいきません。

おばさんはキッチンのお兄さんにも
何か仰ってましたが、
私が既に腿肉の袋を持っているので、
仕方なく胸肉の袋を持って、
出てゆく私の後をつけてきて、
しきりに文句らしいものを仰る。
・・・言葉が通じるんだから、
キッチンのお兄さんに腿と変えて
貰えるんじゃないでしょうか?

・・・しつこく文句らしい事を仰ってるんだけど、
何を仰っているのやら?

『あのね~、これ、私の始めてのチキンなのよ。
私、絶対に腿肉が食べたいの。
あなたは何度だって食べるチャンスがあるでしょ?
だから、諦めて下さい』
とか言いながら、
文句を言い続けるおばさんと一緒に歩いていました。

あちらはスペイン語
私の英語でもわからないでしょうから、
ついには、日本語で応酬。

その内におばさんは、
馬鹿らしくなったのか、
笑い出しました😆

あぁ、よかった~!

お宿でワインと供に
堪能させて頂きました。

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4種類のソースの内、
ピリ辛のが美味しかったです💛

しかし、スゴイ量のポテトで
食べ切れませんでした。。。
勿体無い。

④リマから聖なる谷へ July 22, 2010

午前5時45分発の
TACA7便に乗る為に、
3時半に起き(寝たのは2時)
4時にロビーでタクシーを待つ。

15分ほど遅れて来て、
『ゴメンなさい』と運転手さん。
暗いリマの道を空港に向かう車🚙

片言のスペイン語で会話。

眠くないの?と聞かれたので
“No”と答えたら、僕は眠いです。

どこから来たのとか、
名前とか聞かれて、
NYから一人?と聞かれたので
“Si”と答えたら、

『どうして?』、
どうして?って聞かれても
一人は、一人なんだもん。

ペルーでは妙齢の淑女(?)
が一人旅をしないものなのか?

2分ほどで空港へ到着。
Gracias, Adiosとお別れ✋

早朝だけど空港は人で溢れている。。。
だけど、近代的な空港で、
昔、映画で見た
Romancing the Stoneみたいな
空港の想像とは全然違います。

TACAのチェックインカウンターに行ったら、
フライトの掲示板には国際線のみ表示なので、
国内線窓口は他にあるのかしら?
と思ったけど、
なさそうなので、列に並ぶ。

10人程しか並んでいないのに、
兎に角窓口の作業が進まないのです!

5時を過ぎたので、
フライトに間に合うかしら?
と思ったけど、私の番になり、
予約の紙を差し出したら、

『クスコ行きですね?5時間遅れています。』
と平然と言うのです!?4

え~!5時間も~!!!
有り得ない~!!!???

『その代わり2階にご招待しますから
朝御飯を召し上がれます。』
と仰るので、
ラウンジが使えるのかしら?と思ったら、

『ダンキンドーナッツがいいですか?
バーガーキングがいいですか?』

あらら、ラウンジじゃなくって、
フードコートのバウチャーをくれるのね?

どんな選択がありますか?と聞き、
ペルー料理のお店を選択。

2階に上がってそのお店に行ったけど、
朝御飯はペルーって感じじゃなく、
スクランブルエッグとソーセージ等

その中で、グリルドかフライドポークの
サンドイッチがあったので、それを選択 
飲み物はパパイヤジュース。 

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結構待たされて出てきたのを見ると、
オレンジっぽい薄いものが
一緒に挟んであるので、
チーズかと思いきや、
ヤム芋でした。

テーブルに座ったけど、
流石の私も寝不足で食欲ゼロ

周りにはテーブルに伏せて寝ていたり、
床で爆睡している人もいます😴
・・・うん、気持ちはよくわかります。

ジュースとサンドイッチ半分を
ボチボチと食べ
(結局食べるんかい?)
残りはジップロックバッグに入れて仕舞い、
出発ターミナルへ向かうと、
入り口で空港使用税を支払います。
💲国内線は$6.82也

5時間も先のフライトで、
搭乗口は当然掲示されていませんから、
その辺のショップでブラブラしてから、
近くの搭乗口の所にある
3人掛けの椅子でバックパックを枕に
ウトウト😴
(周りもそういう方が多かったです)

念の為に、
フライト予定時間の1時間前に
目覚ましを合わせました⌚

目覚ましが鳴る30分位前に
起きて掲示板を見たら、
搭乗口は3番と出ていましたので、
そちらへ向かい、
編み物で時間つぶし。

が!3番搭乗口にTACAのクスコ行き
10時00分と書いてあったのが、

突然違う航空会社の表示に変わった!?

え!掲示板のある椅子の
ところに行ってみたら、
TACAのフライトが
Programmeと書いてある…
どういう意味なのか?

でもCancelledではないし、
私と同じ飛行機に乗る人達も周りにいるので、
もう少し様子を見る事にしました。

近くの掲示板には
LANのクスコ行きが
沢山示されているのですが、
その内一番出発の早い便を除いて
順々にCancelledに変わっていきました😱😱😱

クスコへは有視飛行で、
この時期には天候の関係で
早朝から正午位までに
発着する必要がある
とガイドブックに書いてあったので、
まさか早目に雲が厚くなって
フライト中止!?
じゃあ、私の便も?

もしも、今日飛べなかったら、
明日のマチュピチュ行きの列車は
朝一番のだから間に合わない😭

しかし、他社の便で私のフライトと
近い時間のは搭乗になってる為、
ちょっとホッとしました。
9時50分になってやっと搭乗開始
やった~😄

バスで飛行機へ、
タラップを登ろうとしたら、
フライトアテンダントが
『未だです』と合図する

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暫く待ってやっと乗れました。

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Star Peruのはかなり古い機種だ
という記事を読んでいましたが、
これはまずます。

フライト時間は約1時間ですから、
その間に安全の説明をしたり、
スナックと飲み物を配って回収と
アテンダントさん達は大忙し(;´Д`)💦

聞いていた通り、
リマから上昇して、
其のまま殆ど下降せずに
クスコに着きました。
…いつも下降する時に特に耳が痛くなるのが、
今回は無かったので、
やっぱり下がってないと実感。

タラップを降りてターミナル迄歩く間に、
かなり息切れがして動悸が!

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やっぱり空気が薄いのね~!?

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事前調査に基づき、
空港ゲート内で
声を掛けてくるタクシーは無視して、
ゲートの外へ

(お値段が2~3倍違うらしいです)

バスでセントロ迄行く方法も
調べておいたのですが、
オリャンタイタンボ行きの
バス停から少し離れているので、
タクシーを奮発。

ゲートの出口近くで寄って来たオジサンは
セントロまで10ソレスと言うので、
『3ソレス』と言ったら
『8ソレス』と言う、

其のまま歩き続けて、
ゲートの外に居たおじさんに
『パラ セントロ 3ソレス』と言ったら、
『4ソレス』と言うので
『OK!』と車に乗り込み、
バス乗り場の地図を示したら
『そこだと5ソレス』と言うのです。

『どうして?セントロよりちょっと近くない?』
『いや、そこはXXだから5ソレス』

う~ん“XXだから”が理解できないけど、まあ、
当初から5ソレスは出してもいいと思ってたので
其のまま出発🚙

おじさんは色々と
スペイン語で聞いてくるけど、
『スペイン語はちょっとだけよ。
英語は話せるの?』
と聞くと、
ちょっとだけと言いながら、
全然英語で話さないのです。

でも何となく、
『日本人?中国人?』
『名前は?』
『どこから来たの?』
とか色々話しながらバス停に着いたら、
係りのお兄さんに
『この人はオリャンタイタンボに行きたいらしいよ』
みたいに説明してくれました。

『ム~チョ、グラッシャス』
と言ってお別れ。

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バス乗り場のチケット売り場で
先ずはウルバンバ行きを買う。
3ソレス也。

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インディへイナの女性が物を売っていたり、
貸しトイレがあるのですが、
お金を払うと係りの女性が
小さなバケツに水を汲んで、
トイレのドアを開けて、
水を掛けてる💦のが横から見えました。

ひぇ~!
誰かが用を足したら
次の人が使うまで流さないの?
それも小さなバケツに1杯分だけ?
…絶対使いたくない!!!

さて、ペルーのバスは
戦後の列車みたいに
詰め込むだけ乗せると聞いていましたので、
どんなのかしら?
と思っていましたが、
まず、私の乗ったのは
他に並んでいたバスよりもかなり大型で新く、
頭の上の棚に大きなバックパックも
乗せられる程でした。

バスに乗り込むと
運転手さんの右横の2つの席の内、
一つが空いていたので、

『らっき~!景色最高の席💛』
と思って座ったら、
後から来た男性が私に話しかけるのです。

何を言っているのか判らない内に
チケットを見せろという感じなので見せたら、
『あなたの席は10番です』
って言うの。

本当にチケットに
席の番号が書いてありました。
詰め込むだけ乗せるバスだから、
席なんて決まってるとは思いませんでした。

な~んだ、話が違うわね?
と思いましたが、
この方がいいに決まってます。

暫くして出発。
クスコの西側を通り、
段々と上り坂になって行きます。

クスコは3399m、
これから4000m級の山を越えて行くのです。

山の中になるまでは
所々にSpeed Bumpsがあるので、
結構ノロノロ運転

…ペルーの運転手は飛ばすらしいですから、
市街地でスピードを出さないようにしているのかも?

所々で乗客を拾って行くので、
その内に座れない人も出てきました…
でも寿司詰め状態にはならず。

バスには入り口にチケットや料金を回収したり、
降り場のアナウンスをする人がいます。

時々人が乗ったり、降りたりするのですが、
周りに家も何~にも無い場所で
少女が降りたりするのです。
…家までかなり歩くのかな?

遺跡の町チェンチーロの辺りから、
周りはのどかで牧歌的な農場風景で、
雪を冠した山々も見え、
とても素晴らしい景色です

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その雪山に眼が釘付けで、
惹きつけられる感じ!

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確かにすごいパワーを感じました!!!

マラスの標識がありましたが、
誰も降車せず。
…資料にはマラスの塩田迄は
ここからタクシーを使うとありましたが、
タクシー乗り場らしきものは無し
(畑の真ん中って感じ)だけど、
きっと観光客が降りると近寄ってくるのでしょう。

約1時間でウルバンバのバス停着。

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バス助手のお兄さんが
『彼女はオリャンタイタンボに行くんだって。』
と近寄ってきたオジサンに告げると、

『タクシー、パラ、オリャンタイタンボ?』
と聞かれたので、
『ノ、コレクティーボ』

直ぐ近くにToyotaの
ハッチバック乗用車を停めていたおじさんが
『コレクティーボ、パラ、オリャン?』
『シー』
と言って荷台にバックパックを
載せて貰い席に座ったけど、
日向で暑いので、
日影側に座ってドアを開けて、
他の乗客を待つ。

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地元の若い女性が助手席に座ったけど、
その後がなかなか来ない…
お姉さんは強い日差しで暑そうな素振り🌞

暫くしてヨーロッパ系の2人連れが乗り込み、
出発
…噂では10人位乗るって事でしたが、
定員丁度。

でも車輪の空気圧が低いのか?
トランスミッションがくたびれてるのか?
ガタガタ路になると
車体の底がガリッと擦れる音がします。
・・・十人も乗ったら、進まないんでは?

町を離れると割りとスムーズな道で
オリャン迄飛ばします🚙

下校時刻なのか?
子供達が進行方向に向かって沢山歩いていました。

20分程でオリャン到着。
2.5ソレスを渡して
『グラッシャス、アディオス』 

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市場があったので、
熟れた小さいスモモをゲット、1ソル也。
・・・あ、値切るのを忘れちゃった!

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町の広場のレストランで宿泊先の場所を聞いて、
広場の反対側の角の坂道を下ったら、
1ブロック先に発見。

まぁ、広場と遺跡のちょうど間で
Good Locationだわ☆彡

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一階はレストランになっていて、
受付で名前を告げたら、
階上のお部屋に案内してくれました。

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$19でシャワーとトイレ付で、
ベッドも気持ち良さそうだし、
なかなかGood。

念の為にシャワーが出るか試したら、
出ません!?
…これは、お宿を変えるべきなのか?

階下に行って、シャワーの事を話したら、
『あと2時間したら出る様になります』と仰る。。。
ちょっと不安だけど、
まあ、あとで出なかったら
何とか対策を考えましょう。

荷物を開けてPCを取り出し、
Wifiが通じるかをチェックしたら、
パスワードが必要と出たので、
再度階下へ行き、教えてもらう。

直ぐに繋がり、よかった~💻

PCを持って部屋に戻って、
ベッドの上でEメールを開けた途端に、
めまいが!?!?

そして、急に魔の高山病の症状が
一気に押し寄せてきたのです!

高山病を避ける為に、
クスコをパスして
一気にオリャンに来たし、
高山病の薬も飲んでたのに…何故???

頭痛!
吐き気!!
腹部膨張感!!!

コカ茶を飲んだり、
頭痛薬を飲んで1時間しても治まらないので、
風邪薬と胃薬も飲んでみたけど、
1時間経っても2時間経っても
全く治まらない!?

外の空気でも吸えば楽になるか
しら?と思って、
お宿の屋上のテラスに行ってみたけど…

テラスバーのお姉さんが
『何かお飲み物でも如何?』と仰るが、
『気分が悪いの。お水を飲んでます。』
と言うのが精一杯で
椅子に座り込みました。

お姉さんは心配そうに、
『コカ茶がいいですよ。』
『はい、もう飲みました。』

暫く休んでも変化が無いので、
お姉さんにお礼を行って出て行こうとしたら、
『後でコカ茶を持って行ってあげますね』
とお優しいお言葉。

お宿を出て、橋を渡り、
遺跡へフラフラと歩いて行きました。

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遺跡の入り口の広場では、
マーケットの屋台が一杯並んでいて、
店ごとに呼び込みをしているのですが、
余程、私が酷く苦しい顔をしていたみたいで、
誰も物売りの声を掛けないのです。

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5時を過ぎていた為か、
遺跡の入り口は閉まっていましたが、
出口は空いていました。

(中には未だ沢山の人がいました)ので、
門の中に入りましたが、
係りの方は何も仰らない…
多分其のままドンドン入っていったら
何か言われたんでしょうが?

又フラフラとお宿に戻ったら、
普通に英語を喋る若い男性が居たので、
お水を買うのはどこがいい?とか
明朝の列車が早いので、
出掛ける時にお荷物を預ける事ができますか?等と
色々判らない事を教えてもらいました🙆

シャワーを浴びて(Yes!お湯が出ました💕)、
少しはマシになりましたが、
ベッドに横になっても、
船に乗ってるみたいにユラユラで
頭痛と吐き気も相変わらず😨

これ以上悪くなったら
明日のマチュピチュ行きは
どうなるのか?
と思いながら、
一応、いつ眠ってもいいようにと、
明日の荷物と預ける荷物の荷造りをし、
目覚ましを4時に合わせました⏱

眼が覚めなかったら!?
オリャンで一人淋しくあの世へ!?
『私って、ここで、一人で死んでいく運命だったんだ』
と考えながら、意識が遠のいていきました。

⑤マチュピチュへの道‐Vol.1 July 23, 2010

眠ったのか?
眠ってないのか?
うつらうつらしながら、
気が付くと3時半でした。

スッキリ爽快ではないものの、
高山病の症状は殆ど無くなっていました…

やった~!ラッキー!生きてる!

身支度を整え、
4時15分に階下に下りて行くと、
現地人らしい男性が受付に居ましたので、
鍵と荷物を渡したら、
ドアを開けて、
『あっちです』と仰るのですが、
お宿代もまだ払ってないし、
お荷物の預かり証もくれないで大丈夫?
と思いましたが、
予約時のオーナーさんとの
メールのやり取りも感じがよかったし、
其のまま暗い道を歩き出しました。

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駅には河沿いを15分位歩くとの事でしたが、
所々電灯が点いているものの、
川の流れの音以外はし~んとしています。

列車は満員の筈だから、
きっと沢山歩いていく人が居るだろう
と思っていましたが、
誰も歩いていません。

途中で2~3台の小型バスや
三輪バイクタクシー等が
追い越していきました🚙

時々、何かの気配が近づいてきたり、
通り過ぎて行ったり、
星空からもUFOが見張ってるみたいで、
なんだか、UFOさんが
近寄ってきてもおかしくなさそうです。

半分恐々、半分興味津々で期待していました💛

途中で、一軒の家の前に男性が立っていました。
インディへイナさんの様です。

じっと私の方を見ているのですが、、、👀
ピクリとも動かず
じっとして無言で立っています。

なんだか声を掛け辛い雰囲気だった為、
其のまま通り過ぎました。

何事も無く駅に着き、
ホッとした様な?
ちょっと残念だったような?

駅前には朝早いのに
飲み物や食べ物を売る屋台が
数件出ていました

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駅への集合時間は4時37分で、
発車は5時7分。

駅の入り口で並んで待って、
4時39分に開門

停まっている列車を見たら、
乗車口にはD、E、Fの看板が出ていて、
私が乗るAがありません!?

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近くの駅員さんにチケットを見せたら、
『あっちへ行きなさい』
と列車の前の方を指します

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前の方にももう一台停まっているのかしら?
と思って行ってみたけど、
ありません!?

そちらにも人が居たので、
チケットを見せたら
、停まっている列車を指差しましたので、
乗車口に行って見せたら、
『次の列車です』と仰る。

並んでいる人達のチケットを見たら、
発車時間が5時2分と書いてあるのです?

まさか、2分に発車して、
次の列車が5分後に発車できる訳ないわよね?
と思いながら、
待合室に行きなさいと言われたので、
そちらに行って座りました。

列車は3分遅れて発車…
次の列車が来る気配は皆無です。

その内に、他の乗客達が待合室に
ドンドン入ってきました。

ちらりと彼らのチケットを見ると、
列車番号が81なのです。

…私のは71!?
マ、マジですか~!?

時々列車の予定が変更になるとは
聞いていましたが…
私は数ヶ月前に予約してたので、
ダイヤが変わったのか?
でも何の連絡もありませんでしたよ?

次の列車に乗ろうとしたら
『あなたの列車じゃないですよ。』
って言われたらどうしよう?

ちょっと不安になりましたが、
『大丈夫!総てうまく行く!
私はついてるんだから!』
と自分に言い聞かせます。

その内に係りのお姉さんが、
チケットとパスポートの照合を始め、
私のも見せたら、
チケットにOKと書いてくれましたので、
乗れるのね、
とホッとしました💕

列車が入ってきて、
Aの乗車口のありました…
お席はAの1番で、
旅行書おススメの川側です👍

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出発は6時6分…
こんな事なら1時間余計に眠れましたね。

外は薄暗く、段々と陽が登って
辺りの景色が見えてきました。

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切り立った山々の谷間に流れる
ウルバンバ川に沿って
列車はゆっくりと進んで行きます。

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⑥マチュピチュへの道‐Vol.2 July 23, 2010

7時50分にアグアス・カリエンテス駅に到着🚊

行きの列車のスケジュールが変わっていた為、
帰りの列車の確認が必要と、
駅員さんに尋ねましたが、
8時にチケットオフィスが開くまで待てとの事。

それじゃあ時間つぶしにお手洗いに…と、

男性トイレはガラガラなのに
女性トイレは長蛇の列。
・・・どの国でもこういった事態は同じね。

我慢しきれずに男性トイレへ
行く方もいらっしゃいましたが…
私も"大阪のおばちゃん"ですが、
流石にまだ(?)
『今だけ、おっちゃん』とか言って
男性用へ入る事はできませんでした。

用を足して外に出たら8時5分だったけど、
オフィスは閉まったまま(;´Д`)
・・・やっぱり、アバウト

マチュピチュに行ってから
戻って来ればいいと思い、
其のまま駅前の御土産物屋さん街を
抜けて橋を渡りバス乗り場へ👞👞

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チケットは往復で$14
…高いですね💲💲

画像45

バスの列に並んでいたら、
マチュピチュの入場券のご案内が…!
入場券はマチュピチュ入り口では買えず、
クスコかこの町の観光案内所にて販売
と書いてありました。

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そうそう、そうだったわ!
すっかり忘れていました(^_^;)
危うく、入場券無しで登ってしまうところでした
…危機一髪!

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アグアスカリエンテスのアルマス広場

そこにいたお兄さんに
そのご案内を指差して、
“チケット?”と聞いたら、
行く先を説明してくれたけど、
どうも私がちゃんと理解してなさそうに見えたのか、
“付いておいで”と歩き出しました。

直ぐ次の角を右折して進むと広場があり、
そこを横切ってチケット売り場まで
ご親切に連れて行ってくれました。
ムチョ・グラッシャス💕
(人''▽`)ありがとう☆

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入場券は126ソレス
…10’~11’地球の歩き方には
122ソレスって書いてあって、
最近見たウエブサイトでは
124ソレスと書いてありましたが、
ガンガン値上げしてるのね?💲💲💲

ちなみに、2019年現在のマチュピチュチケット料金は以下のとおりです。
マチュピチュ遺跡のチケット:152.00ソレス
マチュピチュ(国際学生証提示):77.00ソレス
マチュピチュ+マチュピチュ山に登るチケット:200.00ソレス
マチュピチュ+マチュピチュ山に登るチケット(国際学生証提示):125.00ソレス
マチュピチュ+マイナピチュに登るチケット:200.00ソレス
マチュピチュ+マイナピチュに登るチケット(国際学生証提示):125.00ソレス

窓口のおじさんが
“Student?”と聞きましたが、
“I wish, I were.”
・・・顔パス?・・・
どう見たって学生にはね~!?

バス停へ戻り、マチュピチュへ出発🚌

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暫く河沿いに走ってから、
いよいよあのジグザグの
ハイラム・ビンガム・ロードを
登っていきます。

11回折り返して
マチュピチュの入り口に到着。
・・・ガイドブックでは13回と
書いてあったのですが、
あと2回分はどこへ?

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サンクチュアリロッジ

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バスを降りて、坂を上がると入り口です

大きな荷物は入り口の預かり所に
強制的に収容(?)されるのですが、
私はオリャンから
小さなバックパックと
水筒だけで来たので、
其のまま進みます。

さて!いよいよ!
かのマチュピチュです!!!

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岩肌に作られた道を登って、
左側の階段を息を切らせながら登って行くと…
見えてきました~👀

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・・・高山病に罹って以来、
階段を5~6段も登ると動悸が激しく!
立ち止まるだけではなく、
座り込まないと
ドキドキが治まらないのです。

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アンデネス(段々畑)や
石組みの遺跡が目の前に広がりました…

画像55

本当に来たのね~💕

写真で何度も見た、
あの風景が目の前に広がっています。

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⑦マチュピチュへの道‐Vol.3 July 23, 2010

ワイナピチュを背に、
マチュピチュの町並みが
眼下に広がっています。

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強い日差しを受け、
謎の空中都市の古代の石組みが
どっしりと息づいていました。

写真、テレビ画像、
本や地図で見ていましたが、
やはり本物の位置感は
現場でないとわかりませんね。

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マチュピチュ(古い峰)と
ワイナピチュ(若い峰)に
挟まれた空間に
アンデネス(段々畑)を土台として、
広場を中心に、
色々な街並みが形成されています。

アラスカの氷河が崩れ落ちるのを
観た時も思いましたが、
『何故、自分がここに立って
この景色を眺めているのか!?』

とても親しみを感じるのは、
何度も色々なメディアで
見た事があったからか?

それとも、
過去にこの場所に佇んでいた事が
あったからなのか?

徐々に動悸も治まり、
澄んだ空気を吸い込み、
照りつける太陽を受けながら
暫し立ち尽くしていました。

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見張り小屋跡を過ぎ、
インカ橋の方面へ進みながら、
角度を変えるマチュピチュの
街並みを眺め、
滅び去ったインカの人々が
かつて営んでいた生活に
思いを巡らせる。

画像60

思い思いに歩き回る人々、
アンデネスで陽を浴びながら
寝転んでいる人々、
石に腰掛け、
遠く6000m級の雪を抱いた
山々を見つめる人々。

無数の観光客達が
マチュピチュを歩き回っています…
一体何人いるのかしら?

画像61

色々な説がある中、
往時には1500名ほどが
生活していたと言われていますが、
今はその何倍もの老若男女が
連日この地を訪れるのです。

マチュピチュの山肌に沿って走る
インカ道への入り口は
急勾配の石に段が
不規則に刻んであります。

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クスコへと続くインカ道

そこを登りきると番小屋があり、
入山者の名簿がありましたが、
係りの人はおらず、
総ての人が記入している様子は
ありませんでしたので、
私もそのまま通り過ぎました。

画像63

右側は切り立った崖に
膝丈程の壁があったり、
途中で崩れていたり、
ちょっとドキドキしながら進んで行き、
インカ橋を見落ろす岩の上で暫し休息。

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画像65

橋の先を少し進んだ所から
急な上り坂となり、
その道は
都・クスコへと続いているのです。

画像66

マチュピチュ山頂には
旗がはためいていました

画像67

写真では旗が見えにくいですね

道を戻り、急な坂を降り、
アンデネスの上に立った時、
一段下にリマのお宿で会った
K君が座っていましたので、
声を掛けました。

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マチュピチュ行きの列車を
クスコに着いてから買う
と言うので、
ハイシーズンだから
オンラインで空席状況を調べて
予約した方がいいわよ、
とアドバイスしましたが、
英語がわからないというので
お手伝いしたのです。

クスコ発着の便は
超お高いハイラム・ビンガムのみで、
オリャン発着のバックパック列車が
今朝の往路と明日の早朝で見つかり、
予約の段階で彼のネットブックで進まず、
私のPCで予約・コンファメーションの
プリントアウトまでお手伝いして
仲良しになっていました。

彼は一足早くクスコに入り、
そこで一泊してから
オリャン経由で着いたそうです。

画像70

チケット売り場で貰った
スペイン語と英語の地図では
チンプンカンプンと言うので、
私がガイドブックから
拡大コピーしてあった日本語の地図をあげたら、
とっても喜んでくれました。

インカ橋に行くというのでそこで別れ、
私はマチュピチュの唯一の
入り口であった門に向かいました。

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途中、見張り小屋の付近で
日本のテレビクルーが
撮影の段取りをしていましたので、
誰か有名人のレポーターでも
居るのかしら?と思いましたが、
クルーだけのようでした。

画像71

台形の門、
インカの王は輿に乗って
マチュピチュへ
避寒に訪れたといいますが、
この門は狭いので
降りて歩いて通ったのでしょうか?

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画像73

市街地を通り抜けて進むと

画像74

3つの窓の神殿に到着。

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それにしても、
インカの石組みは

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どれ一つ同じ大きさや形がないのに、
ちゃんと堅牢に形成されてあるのです。

画像77

前、横、後ろと
何角もある石が
組み合わされていたり、、、
な~ぜ?不思議。

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小高くなっている場所には
日時計がありました。

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この石はパワーがあると言われており、
人々が次々と手をかざして行きます。

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私も石に触れてみましたら、
思っていたよりも静かな深い、
小刻みな振動を伴う
パワーを感じました。

⑧マチュピチュへの道‐Vol.4 July 23, 2010

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遺跡の中央には
広い芝で覆われたメイン広場があり、
リャマが悠々と草を食んでいます。

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・・・広場へは、
見学者立ち入り禁止ですが、
リャマはどこにでも行けるので、
大接近も可能です。

画像83

インティワタナから
北東の方向には聖なる石がド~ン!

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そして、その裏が
ワイナピチュへの
入り口となっています。

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毎日先着400名のみ
登山が可能で、
(今は予約制みたい)
朝一に、
入場券に登山時刻のスタンプを
押して貰えた人だけが
指定時間に入山可能。

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早起きしてスタンプをゲットした人達☆

このチャンスをゲットする為には、
超お高いサンクチュアリーロッジに泊まるか、
朝4時起きで一番バスに
並ぶ必要があるそうです。

登ってみたい気もしましたが、
時間的に無理なのと、
体力的にもきっと無理だったと思います。
・・・だ、だって、昨夜以来、
肺が痛苦しくて、
石段を5~6段登っただけで
瀕死状態ナンダもの~😱

もの凄い急坂で健脚でも
1時間位掛かるらしいです😰

そこから東に向かい、
貴族の居住区、

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技術者の居住区、
と過ぎて行きます。

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崖の下には
アグアスカリエンテスの町が
遠く臨め、

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ハイラム・ビンガム・ロードも
見る事ができます。

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天体観測の石には
水が張ってありますが、
毎日係りの方が
絶やさず注いでいるのでしょう。

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遺跡内にはリャマの他、

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チンチラやトカゲ等も
時々見かける事ができます。
高い石の窓で
陽を浴びながら
遠くを見つめるチンチラは
何を考えているのでしょうね?

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とても日差しがきつくて
日焼け対策にバンダナで
直接顔に陽が当たらない様にしたり、
日陰で休憩したりしながら、
ノンビリと石や山、空と
語らいながら気の向くままに
遺跡の散策。

 

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各ポイントでは、
次々とガイドに引率された
グループが来ますので、
暫く座っていると
英語ガイドグループの説明を
無料で拝聴できました。

来る前は日本人が
ウヨウヨ居るのだと思っていましたが、
先ほどあったK君の他には、
帰りのバス停で女子3人組以外に
日本人とは会いませんでした。

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コンドルの神殿に着いた時には
人が沢山居ましたが、
暫く座っていたら
人並みも途切れて
ゆっくりと見学できました。

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中心の広場を通り、
ゆっくりと水汲み場の
上流へ登ってゆきます。

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王の別荘、太陽の神殿、女王の宮殿等、
それぞれの建物の石組みは、
石の大きさや組み方等が異なります。

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居住区域もそうでしたが、
身分の高い人が使用する建物の方が
緻密に組まれているのです。
太陽の神殿と
女王の宮殿は隣り合わせですが、
石組みの仕上げのスムーズさが
極端に違うのが興味深い。

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総てのポイントを廻った後は、
所々で、チラチラとデジャブを見ながら、
気の向くまま、足の向くままに
日陰での休息を交えて
マチュピチュを堪能。

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ガイドの勧誘が有りましたが、
息苦しくて
普通に歩けなかったので
一人で、どなたへも
ご迷惑をかけず
心ゆくまで、ノンビリ💕

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石組みの窓から臨む山々や雲の流れも安らぎを与えてくれます

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6時間ほどマチュピチュを彷徨い、
下山のバスに乗りました🚌


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