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無理に克服しようとすると悪化する

やりたいことがない。
なにもしたくない。腰が痛くならないならずっと寝ていたいくらいだ。

それでも家に籠るよりは外に出た方が良いらしいとネットの記事で知り、むりやり朝から映画を見に行った。30分で出てきた。

外に出れば他人が視界に入る。店にはいれば他人を不快に感じることが多い。仕事中、隣の人の大声で頭痛がする。もうとにかく人が嫌なようで、気分を変えたくて出た旅行も飛行機で他人とすし詰めにされたことがただ不快に感じて終わった。

いつからこうなったのかわからない。もとから不快に思っていたものが表面化しただけのような気もする。

正直コロナ禍はある意味快適だった。妙に距離を詰めてくるおじさんが少しだけ減ったし、視界に入る人間が減った。

冗談でも大袈裟にいいたいのでもなく、つらい。山の中で暮らせばいいんだろうか。田舎も検討したけど一層ゴキンジョヅキアイがキツそうなのですぐ検討をやめた。また、病気になったときに死ぬしかないほど田舎(山)にいるのはやめた方がよいとやんわり助言された。それはそう。

たぶん外向型じゃなければここまで他人が気にならなかったんじゃないかと思う。ここまで気になるから外向型なんだろうけど。

折り合いをつけたつもりですぐ噴出するこのつらさは、どこで発散したらいいんだろう。発散でなくとも解消でもよい。

対処法を検索しても身になる答えが書いてあるものはなく、根本的な解決といいながら説教が書いてあるようにしか感じられないものばかりだった。

まあでもそれは私の問題で、その文章は悪くない。人には人の乳酸菌。私はその人が想定した「人」から外れていたんだろう。

生きていく上で他人と関わらなくてはいけないのは頭では理解していると思う。それが私にはつらいだけで。関わったあとぐったりして寝込むだけ。

いつか人嫌いがマシになることを祈ります。下手に克服しようとすると悪化することだけは学んだ。

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