命に想いを馳せる

【6月23日：沖縄慰霊の日】

私たちの今のこの生活は、過去に日本という国の国籍を持った人たちが積み重ねてきてくださったものの上に成り立っている。


日本のパスポートの信頼度は、世界トップである。
この話を聞いたとき、「日本ってすごい」って。
それと同時に、日本という国に生を受け、その生活を享受できていることを誇らしく感じた。そんな「日本」を作り続けてくれている人たちに感謝の念が湧いた。


パスポート一枚で、他の国に行けてしまうのは、それは、日本という国の国籍を持った人たちが、外国においても信頼をいただける選択をし続けてきたからこそのこと。


でもさ、どの国の人として生まれるかって、私たちは選べないんだよね。生まれた時には、もうすでに「日本」という国の国籍を授けられる存在として、あって。


そして、「日本」という国に生まれてよかった。


そう思えるのって、今まで「今の日本」を作ってくれた人たちがいるからこそ。


そう考えた時、100年後、日本に生まれた人たちが、



「日本」って国に生まれてよかった。



と、感じられるかどうか。
それって、「今」を生きている私たちの選択ひとつひとつが大切なんだな。「今」の私って何かできているのかな、そんな感覚にもなった。


正直言って、自分が何ができるのかなんてわからない。
今の時点では、「わからない」って扱いたい自分がいる。
だって、怖いから。




ただね、少なからず、「日本」という国を守ろうとして戦って、命を落とした人たちがいる。そこに想いを馳せることはできるんじゃないかなって。




そしていつか「日本という国に生まれてきてよかった」と、同時に「地球に生まれてきてよかった」なんか、そんなふうにみんなが考えられることがふつうになっているといいなって。


この投稿を出すのは、正直、今の私には、ちょっと勇気がいる。
正直、怖い。
でもさ、怖いけど。


でも、誰かが誰かを傷つけたり、傷つけられたり。そこから生まれる負の連鎖を断ち切るための連鎖の一部になりたい自分がいるから。だからちょっと、勇気を出して、投稿してみようって。



命に想いを馳せる時間。
命に感謝。