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京都市の高さ制限の規制緩和は、打ち手として適切なのか?
2023年4月25日より、京都市で建物の高さ制限の規制緩和が行われました。 ▼NHKニュース(京都市 建物の高さなど規制緩和 一部地域で25日から) https://www3.nhk.or.jp/…
京都市の高さ制限の規制緩和は、打ち手として適切なのか?
2023年4月25日より、京都市で建物の高さ制限の規制緩和が行われました。
▼NHKニュース(京都市 建物の高さなど規制緩和 一部地域で25日から)
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230424/2000073183.html
京都市のこの意思決定について違和感があるので、高さ制限の規制緩和が打ち手として適切かを考えます。
まず、今回の規制緩和を行う
なぜイギリスの大学生は幸福なのか?-「幸福を感じにくい現代社会」の構造
今日は、現代は構造的に幸福を感じにくい社会、という話をしたいと思います。
本題に入る前に、この話をする背景を説明します。
筆者は現在イギリスに住んでいますが、6月は晴れの日が多く、日照時間も長くて、多くの人が芝生の公園で寝てたり、おしゃべりしている人を目にします。
日本人の私は、日本で同じような光景をあまり見なかったので、その光景を見て違和感を感じていました。
しかし、彼らや彼女らを見ていると
大学院は今後もカスタマーに必要とされ続けると思う理由
ーはじめに
最近、ニュースで「社会人の学び直し」に関する記事を頻繁に目にするようになった。
これらの記事の基本的な主張は、「日本人は諸外国と比べて、会社に所属している間の学習時間が短いため、労働生産性が低い」、そのため「社会人も学び直しをすべきであり、企業はそのサポートをすべきである」というものが多い。
そのため、大学院という既存のソリューションを活かして、社会人の学び直しを促進しようという動き
デジタルを上手く活用したイギリスのCovid-19のテストを日本も徹底的にパクるべき、と思った。
今日、大学で授業を受けているとアプリから1通の通知が届きました。
それはNHS(英国政府が管理している医療機関)のアプリ経由で2021年12月30日にCovid-19の陽性者と接触した可能性があるのでテストを受けてほしい、という内容の通知でした。
教授にそのことを伝えると「すぐに家に帰宅してセルフテストを受けなさい。テストは15分で受けられて、私たち教員は週に3回テストを受けている。」と仰っていま
イギリスに住む私が主張したい新型コロナウイルス対策の見通しについて
2022年を迎えました。多くの方が抱負や将来予測に関する思考を巡らせていらっしゃるのではないでしょうか。その際に、考えざるを得ないテーマは「新型コロナウイルス」の影響が拡大するか否か、ではないでしょうか。
このテーマについて、イギリスに住んでいる私が日本とイギリスを比較しながら個人的な意見を主張したいと思います。(あくまで個人的な意見になりますので、何の確証もない情報であることをご容赦ください。
ロシアとウクライナの話
ロシアとウクライナを巡る話が報道される。
学生時代に習った冷戦やソ連崩壊、という背景がこの事象と関わってくるので、簡単にご説明します。
■背景
2度の世界大戦を経て、戦勝国となったアメリカ・イギリス・ソ連。
彼らは敗戦国だった日本とドイツに二度と戦争できないように力を弱めようとします。
※第一次世界大戦でドイツに多額の賠償を課して、ヒトラーを誕生させたので、違う方法を模索します。
ソ連は欧州東
最近よく目にする「日本企業の社員の賃金が他の先進国と比較して上昇していない件」について
タイトルの件、新聞やテレビ局などのメディアを中心によく見かけます。この件で議論されるときに肝心なことが欠けていると感じました。それは前提として、どんな国家を目指そうとしているのか、そして国民が認識して納得しているか、です。企業に例えると、ビジョンがなく、経営計画が無いまま、「競合と比較して自分たちはここが劣っているけどどう思うか」を会議している状態に近いと思います。それについて個人的には、今のまま
もっとみるトヨタがEV車(FCV含む)の販売目標を350万台に設定したことは誰にとってどんなベネフィットがあるか
トヨタ自動車がEV戦略説明会にて、EV車(FCV含む)の販売目標を350万台に設定したことを発表しました。具体的な目標数値を発表する、ということは将来予測(トヨタ社が想定する)を示すことになります。従って、関連する業界や関係者にとっては、その予測に基づいてアクション計画を立てることができます。具体的には、どんな人にとって関係がありそうでしょうか?購入者、販売店、部品サプライヤー(ガソリン車・EV車
もっとみる1年の終わりによく目にする「来年の予想」について
2021年12月、年の瀬に目にする報道は、来年はどのような1年になると思うか?という内容。マスの方々向けに向けられた情報提供だと思いますが、殆どの人は、来年に復習したり、その情報によって具体的なアクションが変わるわけではないので、フローの情報として脳内を流れて記憶から消えていきます。俯瞰してみると、一見、意味がない情報のように思えますが、その情報を読む人がいるので需要があり、いくつかの人にとって価
もっとみるなぜ「Note」を書くのか、例え忙しくても
英国で留学をしていると英語でしか会話しなくなります。英語を話すことに慣れる一方で、目の前の具体的な事象に反応し、思考する習慣は意図的に作らない限りありません。従って、学習を定着するためにアウトプットの場が必要だと考え、Noteという機会を活用していきます。
Best Regards,