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ハラスメントを無くすためには

「勝手に人に触らない」をみんなの当たり前に

こんにちわ。チャラいと言われている人です。チャラいとか言ってるのにハラスメントを無くすためにとか何言ってんだと思った方がいたとしたらその認識は誤りです!チャラい人だって合意形成を図りますから。

今回、突発的に「ハラスメントを無くすためには」というスペースを開催しまして、現時点で200人以上の方に聞いて頂いてます。事前準備も告知もなしに思いつきでやったものですから、所々聞き取りにくい点もあるのはご了承下さい。アーカイブをずっと残しておくか判断がついていないため、問題点や、スペースの内容をざっくりとまとめをしたいと思いnoteにまとめようと思いました。で結局書き殴ったまま公開しているので誤字や訂正などあったらこっそりDMで教えて下さい。

ちなみにサブタイトル扱いした「勝手に触らない」をみんなの当たり前にした理由はといいますと、うすい愛子区議との会話から引用しています。だって勝手に触らなければセクハラ自体起きないんですよね…みんなでこの認識を共有していきましょう。

さてスペースしようと思ったのはこちらの出来事です。
※写真や動画などに関してはつらい思いをする方もいらっしゃると思うので閲覧注意

維新の猪瀬氏にセクハラ指摘

女性に何度も触れ演説、動画拡散
https://nordot.app/910469075777044480?c=39546741839462401

動画投稿サイト「ユーチューブ」の維新公式チャンネルに投稿された動画によると、猪瀬氏は12日に東京のJR吉祥寺駅前で開いた街頭演説で、並んで立った東京選挙区に出馬する海老沢由紀氏(48)を紹介する際、肩や胸元付近を複数回にわたって触れていた。

© 一般社団法人共同通信社から引用

今回の問題点はどこ?

では今回どこら辺に問題があったと考えたらよいでしょうか?

1.ハラスメントという認識の相違
2.被害者にになりうるのは誰か
3.対応すべきは誰だったのか
4.ハラスメントをしちゃった(しちゃう)人はどうしたらいいか

1.ハラスメントという認識の相違

まず最初にあれはハラスメントじゃない!という主張の方がいらっしゃいました。触られた方も私は大丈夫といったツイートをしていました。だから大丈夫なのでしょうか?この記事をご覧になっている方は大丈夫じゃないよ!!!って話になると思いますが、実際あの動画が票ハラスメント※1を引き起こす要因にもなっちゃうのでやはり止めさせなければいけません。

票ハラスメント※1
投票や選挙運動の支援につけ込んでハラスメント行為をすること。
これに該当するのは支援者だけではなく、お手伝いする人、そして応援弁士等も含まれます。今回の場合は弁士の猪瀬さんがハラスメントをしたということです。

2.被害者にになりうるのは誰か

先ほども言いましたが、維新の東京選挙区で立候補している方は「大丈夫」と言いましたけれど、アレはやっても許される事という認識が広まれば、あのくらいのボディタッチはやっても大丈夫なんだな?猪瀬さんがやってたのに何で自分がやるとダメなんだという人が出てきてしまいます。そしてこれは海老沢さん本人だけではありません。他の候補者も被害が及ぶかもしれないし、もしかしたらお手伝いしてくれているスタッフも対象となる場合だってあります。そしてハラスメントを受けた事が死に至る場合だってあるんです。そういうことを考えたら絶対無くした方がいいですよね。

3.対応すべきは誰だったのか

さてそれではこの問題対応するべきは誰だったのでしょうか?
個人的な見解になりますが、
①周りにいた維新関係者
②政党としての「日本維新の会」
③各政党や政治家
④政党の支援者や社会全体

①周りにいた維新関係者

一番は猪瀬さんが「セクハラをしない」ですが、起っちゃった後なのでこの順番になります。1.についてですが、現場に音喜多駿参議院議員がいました。常日頃からハラスメントの問題についても取り上げている議員だけに本来であればその場で止めなくちゃいけなかった。実際の動画見てみると気付いてはいるような顔をしているようにも見えるので余計にそう思ってしまいます。そしてこの現場で注意が出来ていれば、もしくは終わった後にでも指摘できていれば公式動画にアップするという事も無かったはずです。この時点でハラスメントであるという認識が無かった事に驚きました。

選挙という無理ゲー。「女のくせに」あるいは「支援者の誘いを断るのか?」という票ハラスメント実態 https://otokitashun.com/blog/daily/26798/

参議院議員 音喜多駿ブログ

ツイートではこのような弁明をされていますが、傲慢な人と誤解されがちという部分は不要ですし、その場で気づかずも怪しいと感じてしまうし、そもそもが具体的な話に繋がっていません。後述しますが、セクハラはダメなんだよって事をもっと言って欲しいと思います。新たな被害者を生まない努力をして欲しいです。

②政党としての「日本維新の会」

ほぼ①で言ってる事と被りますのでその部分は割愛しますが、もしかしたらパワーバランス的に猪瀬さんに年下である音喜多さんでは「ダメですよ」と言えなかったのかもしれない。であるならば政党としてセクハラはいけませんという事を強く言わないといけません。当時の代表の記者会見の内容はこちら

ということでなぜかさらに追い打ちをかけて記者に対してハラスメント行為をしちゃってます。こんな意識では多分ハラスメントなんて無くならない。せめて研修なりを政党として受けなきゃならないと思います。その上で、猪瀬さんに「ハラスメントになるという認識が無かった。改めて学びなおしてハラスメントの根絶に尽力します」という事も、海老沢さんが「私はハラスメントとは思わなかったが、票ハラスメントの問題は解決しなければならない。そういう点に気をつけて活動します」という形でハラスメントを根絶する方向に持っていけたと思います。そこまで出来なかったのは非常に残念です。

③各政党や政治家

こちらの記事でも取り上げています(というか、この記事スペースで言ってた内容や言いたいことが全部書いてあるのでご覧ください)が、この票ハラスメント行為を受けたことのある政治家は内閣府が2020年~2021年にかけて実施した調査でも全体の61.8%が有権者や支持者、または議員から「何らかのハラスメントを受けた」と回答しています。だからこそ、各政党や政治家が自ら律しつつ、ハラスメントを根絶しますと言いながら、具体的な対応をして行かなくてはなりません。議員や政治家自身がハラスメントをしている状態で有権者にハラスメントを止めましょうって言っても説得力がないですからね。

④政党の支援者や社会全体

最後にどうしても支援者の方やみなさんを含めた社会全体を頼りにしなくてはなりません。ハラスメントをしてしまった政党の支援者や社会全体で「ダメ」という事が大切です。当事者になってしまった場合、特に被害を受けた方や受ける方が声を上げることは本当に容易ではないんです。被害を受けたにも関わらずなぜかその事を叩く人もいるからです。(少し今回の事とは異なるかもしれませんが、伊藤詩織さんの件を見ても明らかです)

もちろん最初に「それはハラスメントだからダメですよ!?」って言うのも勇気が必要です。そもそもが優位な立場の人がハラスメントを行う訳ですからなかなか出来る事ではないかもしれません。だから出来たら一番最初にいう勇気を持って欲しい。一番最初に言う勇気が無かった場合、誰かが言ったら同調して下さい。

     ハラスメントに対して声を上げる難易度

難   高  ハラスメントを受けた人
            ↑
易   中  最初にハラスメントを指摘する人
            ↑
度   低  同調してハラスメントを指摘する人

これ矢印書きましたけれども、最初にハラスメントを指摘した人は受けた人を助けますし、そして同調してハラスメントを指摘する人は受けた人と最初に指摘した人を助けます。なんなら最終的にはハラスメントをした人まで助けます。だってハラスメントをしなくなる事に繋がるんだもの。理解できれば今後怒られることもなく、その人が被害者を生み出すこともなくなりますから。

自分としては、やっぱり第3者が声を上げる事が大切だと思っています。声を上げることは大変だけれども、一声一声が集まれば強い力となって被害を受ける人が減るのは間違いないので一緒になって声を上げていきましょう。自分も頑張ります。

4.ハラスメントをしちゃった(しちゃう)人はどうしたらいいか

最後に、しちゃった人がその認識を改める事がハラスメントを根絶することに繋がります。悪い事(嫌がっている事)というのは認識しましょう。そして認識できたのならば、しないように細心の注意を払いましょう。

自分の欲望を満たす為に他人に対して優位性を利用するのは止めましょう。

というか個人の意見を言うとそんなセコい手使わずに正々堂々真正面から関係性を築く努力をしましょう。っていうかそういうのが出来ないからこういう変な事しちゃうんでしょうけれど。もし本当にただただ距離感を間違えてるのだとしたら学びましょう。そうすることで自身の評判だって上がると思います。人は間違える事はあるけれどそれを糧に出来ないのは不味いですから。

ということでざっくり書きましたが以下はスペースのまとめとその他の問題点をちょこちょこ書いて終わりたいと思います。


スペースをザックリまとめてみたよ

急遽思い立ってのスペースでしたので2分近くしゃべってません。

2:00~ 何でスペースをやったのか

ハラスメントを無くすには政治家から無くしていきましょうねという思いでスペースを開いた。細田議長のセクハラ疑惑からスタートしている。議会で説明をしなかったこと、吉川赳議員が未成年に飲酒を勧めたり、セクハラをしたりしたパパ活疑惑によって自民党が離党で済ませた事。立て続けに起きてること。そして今回の猪瀬さんのセクハラがあって怒ってスペースをしたよ。

3:50~ 猪瀬さんの問題について

猪瀬さんも気をつけます。海老沢さんも平気ですで終わらせちゃいけない話で、音喜多さんが頑張って止めなくちゃいけなかったよね?

8:00~ ウタマロ師匠のツイートが一杯過ぎ問題

松井代表が追い打ちハラスメントしているツイートを見たけどウタマロ師匠のツイートが一杯過ぎて元ツイートを見つけられないでいる状態

12:00~ 松井代表の追い打ちハラスメントについて言及


15:00~ 頑張ってダメだよ!って言いましょう嫌な思いをする人がいなくるよね

自分も直ぐにダメだよって言えるまでは時間がかかったけれど、自分がそこで言えたら嫌な思いする人はいなくなると思って頑張ってダメだよって言えるようになった。みんなで、声を出していきましょう!みんなでちょっとずつ勇気出していきましょう。

21:30~ 松戸市議 岡本ゆうこさんと会話

岡本さん
タイムラインで流れてきて気分悪くなった。動画を見ている人の事も考えて欲しい。本人がセクハラと思ってないと言ってるけれど本当にそう思ってるのか思ってないのか真意が分からない。そこがキツイ。

チャラい人
ですよね。出来れば周りが止めて欲しかった。

岡本さん
話題性の為だったら悪質だし、逆にハラスメントって分からなかったら感覚的におかしい。受け手側も考えて公人として意識は持って欲しいと思う。
(岡本さんは直後に電話が来たためここで離脱)

30:00~ 演説会が終わった後のハラスメントの可能性

猪瀬さんのハラスメントを許容しちゃうと演説会終わった後に支援者と握手をするケースでハラスメントを受けちゃう可能性はあるよね?

31:00~ リスナーさんとの会話その1

リスナーさん
海老沢さんのツイートが被害が増えちゃうんじゃないかと言う懸念があるよね?だからダメな事でしたよねってして欲しかった。そこは維新のずるさだと思う

チャラい人
組織の別の人がやらないといけない。じゃないと女性の政治参画が阻害されちゃう。

31:00~ リスナーさんとの会話その2

リスナーさん
猪瀬さんのハラスメントに対する維新さんの対応があまりにもひどい
松井さんの対応がひどい、記者に対するオラつきかたがひどい。あれもハラスメント

チャラい人
あれのどこがハラスメントだって人はついったにもいるもんね

リスナーさん
九州の田舎のところなので選挙とかで美人候補みたいな話になって褒めてるのに何が悪いんだみたいなこともある。松井さんのいやらしい触り方は一緒だったと思います。自分も頑張っていきたいと思います。

チャラい人
一緒に頑張っていきましょう

42:00~ リスナーさんとの会話その3

リスナーさん
人の距離感って全然違うのでべたべた触る人もいる。男女関係なく。
だから短い動画なので自分の中ではセクハラという認識ではないかも。

触れた人が気にしてないと言った人に対してだからセクハラが無くならないというのは女性に対して可哀そうだと思った。

自分も触られることがあってセクハラだと思ってないけれど、セクハラと言わなくちゃいけないのかなって自分が悪いのかなって思ってしまう。自分が責められている気がする

チャラい人
プライベート空間でのプライベートな接触と今回の公共空間での接触は違いますよね?多分そういう話だよね?

リスナーさん
女性が大丈夫って言っているのにだからセクハラは無くならないって言う人がちょっと問題。

チャラい人
政治家だから言って欲しい人と言う人はいますけれど一杯はいないですよ。

ちなみにこの件は、

こちらの記事にもありますが、ポイントは女性議員や候補者へのハラスメント被害相談や支援、また議員への研修などを行う団体「Stand by Women」の代表・濵田真里さんが問題提起をしています。

「ただ、こういった状況を残し続けることが未来にとって本当に良いのか、考える必要があります。ハラスメントをされてもそれを受け流したり、気にせずにいられる人だけが議員として活動できる環境である限り、議員や議員を目指す人にとっての壁は存在し続けます」

政治家になる人だからこそ、この件については頑張って言及して欲しいという気持ちを持つ方は多いのではないかと思いました。実際にそう思われた方の話が続きます。

50:00~ リスナーさんとの会話その4

リスナーさん
私からするとセクハラというより、強制わいせつとか痴漢に傾いてる事だと思ってる。それが許される社会に私は生きていたくない。というたくさんの意見がある。にもかかわらず候補者が「セクハラと違いますよ。」言っちゃたことが問題なんですよと言いたかった。言いにくいのも分かるけど。

チャラい人
政治家に対して言う事自体は許されると思う。じゃないとセクハラが許される社会になっちゃうからね。

リスナーさん
大体社会って内心の自由以外は人権と人権が時にはぶつかる関係にあると思っていて、相手の人権をないがしろにしているからああいう事が起きちゃう。相手に対して人権のないものとして扱っている事がダメだなと思いました。

53:20~ 北区議 うすい愛子さんとの会話

うすいさん
(猪瀬さんの動画)結構見ていてしんどいなと思った。

「そもそも他人の体に許可なく触っちゃダメだよね」

というところがあるなとすごく思いました。

チャラい人
自分も選挙でアレ(色々お手伝いしてはいるけれども弁士が他の弁士の体をベタベタ触る)はないもんね。

うすいさん
最近は肩とかでさえ叩いたりとか触ったりとかもやめようねみたいな感じになってきている中で、関係性とかよりもそもそも許可なく他人の体に触っちゃダメって言うそこが何より欠けてるんじゃないかと感じる。

チャラい人
握手とかだって同意があってやる話で勝手にやる話でもないよね。

うすいさん
その握手もそうですよねだから相手が手出して握手するっていう形になってる。そしてこの仕事握手を断れない嫌だと思っても。勝手に触ってるっていうのはアウトだなと思う。

チャラい人
猪瀬さんをみて真似しちゃう人がいると思う。

うすいさん
実際います。街頭とかで立ってて前の人がすごいなんて言うのかな手の触り方が長かったりというか、サワサワしてくる感じの人もいたり周りを見てやってる人もいるので、ご本人は気にしてないにしろ気にしてるにしろ、ご本人に言及するのはちょっと酷だなと思う。一方で見ている人たちが「あっいいんだ」って思っちゃって、余計にしんどい思いしちゃうんじゃないかって心配もある。党としてちゃんと対応してほしい。じゃないと負の連鎖になってしまう。

チャラい人
選挙に出るのですら男女差でハードモード、イージーモードがあるのを見てきている。うすいさん所属の立憲民主党も男女比半々実現できたのでフォローしていきたい!今日お聞きの皆さんも選挙のお手伝いする方は現場でハラスメントが起きていたら助けてあげて下さい

うすいさん
すごくうれしいですよ。困ってる時に大丈夫?とかカットインしてくれる場合助かる。選挙の応援とかでもそういうケースはあって、話のなかでも内容がハラスメントになるものもある。

カットインのオススメ方法
・声をかける
・近くにいる
↑ハラスメントを抑止できる
・○○さんが呼んでるから急いで行って
・次の予定があるから準備しよ
↑ハラスメントが起きてる状況から離脱させる

うすい愛子さんはTBS NEWS DIGでも取材を受けています。やっぱり立候補する、政治家を志すだけで嫌がらせを受けるというのは無くしていきたい。自分の欲望のために他人の尊厳を踏みにじる行為はやめる社会にして行きたいですね。


1:02:30~ リスナーさんとの会話その5

リスナーさん
組合関係の街頭宣伝をやることがあるけれど、医療系の組合なので若い看護師さんが絡まれることがある。

チャラい人
そういう経験してる人とか現場見てる人は分かるんだけれども、そこら辺のおっさんには絡んでこないよね

リスナーさん
私に絡んでくるのはワクチンにマイクロチップが入ってるみたいな人くらいw

チャラい人
(えぇぇ… それはそれで大変だわ…

リスナーさん
大体高齢男性は若い子狙っていきますよね。最初はにこやかに話してるんだけれども話が長いなと思ったらスッと後ろに立ってみたり、「大丈夫~」と声変えたりします。向こうのほうお願いとか言ってます。一旦切る離れるきっかけを作ることが大切。

チャラい人
自分もよくやるテクニックだw

他にも参議院選挙にもふれましたがざっくりとした内容は以上です。


#チャラスペで頂いたツイート一覧

最後にハッシュタグ#チャラスペ で頂いたツイートを掲載しておきます。ご参考までにどうぞ


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