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デラックス全国大会レポート

全国大会に行ってきました。
結果は27位。
僕の27歳もあと2週間も経たずにおわりなので運命感じる順位ですね。
カードゲームで全国の舞台に立ったのはカードゲーマー10年やっていて初めてであったため、折角なのでざっくり諸々残します。
画像引っ張ってくるのが面倒になってしまったので今回はカード画像無しです。

地区予選編はこちら。

僕が当時使用したケイオスのプールは特に変化が無いので、これからトリプルドライブブースターでミカニが再録されるから組んでみようと思った方は参考にしてみてください。(露骨な宣伝)
今ならオノラティオを何枚入れられるかが構築の要になるかなーと思っています。

準備期間編:地区予選優勝のその後

地区予選勝つ前と変わらず、プロモ集め終わるまでは週3〜10で公認大会に出て回る義務ヴァンやっていました。
たぶん公認行かずに調整会的なものをやったのは前日2日間だけだったかも…
まあ日曜日公認3ハシゴする際にチムメンと合流して空き時間フリーやったり、合わなかったり公認行かない日にチームLINEでこれ強そうじゃね?いやいや弱いよみたいな話をしたりしていたため、1日最低3時間はヴァンガードの事考えていたと思います。

権利獲得により地区予選出場出禁を食らった暇期間は、きちんとドラジュエルドやリアノーンといった大型大会での人気が高いデッキをメインに使いつつ、前回記事にしたブルースのような大多数の方が研究していなさそうなデッキで真面目に勝つにはどうするかの検討をして、「自分で思考を回してデッキを組む」事だけは意識するようにしていました。

準備編:環境考察とデッキ選択

最強

MYGO
シラヌイ

この2つは火縄銃で戦っている時代に突如登場したマシンガンみたいなカードパワーをしているデッキのため、利用者多数のミラーマッチが多発すると予想しました。
この手のみんなが使いがちな核兵器デッキの対策は、自分も真っ先に考えるくらいだから他の人もしっかり考えてきていると予想し、そうなると自分が握っても並以下程度にしか使いこなせないなと思い、選択肢から外しました。

強い

ルアード
ドラジュ
リアノーン
ラブラドル
フェネル

上2つ以外のデッキでは自分の中でこの5つが順当に強そうだなとなりました。
しかし、マイゴシラヌイ意識のカウンターヒールが流行ることを考慮するとドラジュリアノーンの立ち位置は少し悪いと感じました。
特に、直近でドラジュが紙一重で勝てている試合ではピン採用のファルクラシアをザガンで出し直して2ターン殴っている事が多かったため、直感的にこのデッキで安定して勝ち越すのはキツいと感じました。

フェネルは超越環境の今だからこそ光るなと思ったものの、気付いたのが大会1週間前なので練度的に無理と判断して諦めました。

残る選択肢がラブラドルとルアードで、この2つにかなりギリギリまで悩まされました。
ですが、最終的にはプレイングの自由度が高く、モルフェッサとセミアスを擁するためライドスキップ合戦を制しやすいルアードを選択する事にしました。
シラヌイと同時発売だけどあまり結果残していない方=弱い方と認知されていて対策研究ができていない人が多い可能性にも賭けました。(実際予想は当たっていた気がします)

準備編:デッキ構築

僕は相手の3,4ターン目のドライブで清浄が入ってきて、竜皇のターンに手札を温存されてしまうことが確定しているケースで勝ち目がほぼ無くなる事を嫌い、2超越目3超越目に天空ルアードに乗るプランも見据えたデッキ構築を行いました。

レシピはこちら。

スパイラルキューティーエンジェル
リアファルコストで捨てても誘発でき、ルマナシティを無理矢理呼んでからリアファルで踏めば無理矢理発動させる事も一応可能であったため、腐る事は無いだろうと思い採用。
1回戻ってきてくれれば2回ドローできるため、1枠でペインキラーエンジェル2枚分の仕事ができます。
不利な時ドライブチェックで帰ってくると困るため、触れたらラッキーレベルの感覚で1枚採用に至りました。

ルマナシティウィザード
モルフェッサによる連パン要員となれる単騎18アタッカーとして採用。
スパイラルキューティーエンジェルや、碧の結界のコストを捻出する為にも2枚は採用したいなと思い、この枚数となりました。

サラムクラウツドラゴン
同上。
後手取った時にストレートに乗られても超越コストで捨てられるように最低1枚は欲しく、モルフェッサの連パンルートにおける最高打点でもあるためダメ落ちケアで2枚採用。

メープル
リアファルより使いやすい超越ボーナスのコスト要員。
触れたらラッキーなカードなのと、圧縮からのセミアスやトリプルドライブでそこそこ引っ張ってくる事ができるため1枚採用。

結界
だいたい負けるのは超を捲られる時なので、1ターンを作る為に採用してみました。
一応、シラヌイ対面の初回超越で受けトリが乗るとマグンテンブ単騎に2枚貫通を張れるため、超星という捲り方をされても致命傷は避けられる算段です。

トリガー
カウンターヒール0の引3です。
シラヌイ対面がカウンターヒールを採用していても結局トリガーを乗せないと守り切れないと判断し、マイゴ対面も練習段階で札が足りていたため、ライドスキップ合戦での守りを意識して全部バニラにしました。
ルアードを選択する強みの1つに儀式で守護者を戻して引き直せる可能性があったのと、ペインキラーとスパイラルキューティー以外でまともに札が増やせず、実はカツカツなため引にしました。
実際練習段階から受け引により守護者を引き込んで耐えたゲーム、足りないガード値を補えたゲームは結構ありました。

パリリス
悩みましたが、僕は0にしました。
パリリスを超越ボーナスで呼んでくるパターンにおいて自分の場合はプレイが歪みそうと思ったのと、シラヌイ対面では誤差程度にしか影響しない、マイゴ対面はそもそもガード値が足りると判断したためです。

大会編:試合

1回戦:バヴサーガラ
先行を取り、初手が4枚チェンジした結果守護者守護者清浄超であったため、これ終わったか…?と思いましたが、縦引きで15券を引けたため、序盤のダメージを0点に抑えました。
相手の後手3でVに守護者を張ったところダブクリを捲られたため、片方ノーガードして最低限必要なCB2を作りターンを貰いました。
初回超越で2点からのVノーにトリクリを捲ってしまったため、ゲームエンド。

2回戦:マイゴ
後攻を取り、ライドスキップされてかつ碧天を歌われなかったため、好調なスタート。
途中相手が次のターンの燈でコールする為に25要求にそよの効果を乗せてくれた事により最後ガード制限をかけるソウルが足りなくなってギリギリ耐えて勝利。

3回戦:シラヌイ
後手を取り、並べられるカードが無さすぎてシェンリィ来たらキツイなぁと思っていたらシェンリィテンレイフウライと並べられて星も捲られてしまい、スキップ合戦をした場合勝てるビジョンが見えなかったため先乗りしたものの、結局ドライブでも受けでもノーチャンのまま負け。

4回戦:マイゴ
後攻を取り、相手が一生らーなに触れず苦しんでいたが、結構治を捲られていたため試合が長引く。
最後清浄も超も消えてる状態で竜皇に乗って殴ろうとしたら、手札をよく確認せずにリアファルの蘇生を放棄していたため、盤面の儀式持ちが5枚になっておらず守護者3枚で守られて返しダブクリを捲られまけ。
この大会唯一の悔やみどころ。
ここで勝っていたら地区予選チムメンの大和さんはワンチャン守護者貰えていたし、僕もDAY2に上がるワンチャンが掴める無限の可能性がありました。
二度とこんなミスしない。

5回戦:シラヌイ(大和さん)
よりによってチムメン同士で守護者ほぼ確定を賭けた蹴落とし合いをする事に。
前の試合僕が勝っていればこんな事にはならなかったのに…
後手取って2面並べたらVでリアを殴ってくれたので、星捲られるもしっかり顔は守ってライドスキップ制してかち。
スタンダードの超越全部握ってきた奴とそうでなかった奴の差が顕著に出ていた試合でした。

6回戦:マイゴ
後手取って相手がライドスキップ仕掛けてきたので、そのまま乗って普通にやって勝利。

7回戦:シラヌイ
先取ってガード値ほぼ無い状態で、序盤に超と治2枚が消えてしまい、そのまま先乗りせざるを得ない状況に。
そんな弱腰姿勢のゲームメイクを選択した時点で勝てる訳もなくまけ。
マリガンから選択誤ってしまったかなぁと反省点が多く、まだ精進が必要だと思った1戦でした。

結果4-3で途中の対面の方々が善戦してくださっていたため、なんとか守護者ラインに滑り込めました。
終わった後に色々荒れた本大会でしたが、僕の対面の方はトラブル無くファイトできる方ばかりで良かったです。

感想

各地を勝ち上がって来た方々とお話ができ、新しい縁もできたりもして、有意義な時間を過ごせたと思います。
バディキンググランプリ以来4年ぶりのブシロード本社でしたが、やっぱりファイターの聖地という感じがしてアツくなれました。

また来年も来れるよう頑張りたいですね。
今後もこのまま精進していきたいところです。

最後に、僕を応援下さった皆様、ありがとうございました!
前日にDMで応援メッセージを下さる方もいて、僕の事をきちんと見てくれている人もいるんだなぁと嬉しかったです。
残念ながらDAY2に駒を進める事は叶わなかったものの、最低限地区予選の対戦相手の方々に恥じぬ爪痕を残す事はできたかなと自負しています。

シーズンが変われば全員ゼロからのスタートなので、来期も一緒に頑張っていきましょう!

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