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トゥボカスの破壊効果について

サ終してしまった後ですが、度々話題になるので解説します。

トゥボカスの効果おさらい

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■【対抗】【起動】手札のこのカードを捨ててよい。捨てたら、君のライフを+3する。
■【対抗】【起動】相手の場のカード1枚を選び、君の場のモンスター1枚を破壊し、君のドロップのこのカードを君のデッキの下に置いてよい。そうしたら、選んだカードを破壊する!

話題に上がるのは下の方のドロップで使える効果。

「相手の場のカードを破壊できなかったり、そもそも相手の場にカードが存在しなかったりする状況で、自分のモンスターを破壊してトゥボカスをデッキの下に送る事はできるのか?」

という質問を定期的に見かけます。

結論から言うとできます

できる理由

まず、「Aしてよい。AしたらBできる。」という書き方、見覚えありませんか?
「ゲージを1枚払ってよい。払ったら△△する。」という効果はよく目にするんじゃないかと思います。
同じ書き方をされているという事は同じ処理手順になるという事です。

早速、公式QAのQ1601(黒剣のトライライトのカード詳細ページの一番下)を見てみましょう。

Q.「○○を選び、△△を払ってよい。払ったら(そうしたら)、」は選べる○○がない時に、△△を払えますか?
A.はい、払えます。
「払ったら、~」「そうしたら、~」の前に、「~を選び、」とある場合、選ぶカードが無くても、選ぶ以外の行動を行うことができます。
「払う」以外でも、「捨てる」、「破壊する」も同様です。
ただし、「~1枚を選び、」のように枚数の指定に「まで」がないものは、選べるカードがあるなら、選ぶ必要があります。

この例をトゥボカスに当てはめると、

○○を選び、
相手の場のカード1枚を選び、

△△を払ってよい。
君の場のモンスター1枚を破壊し、君のドロップのこのカードを君のデッキの下に置いてよい。

と置き換えて読むことができます。
すると、相手の盤面のカードが0枚でも自分のモンスターの破壊とトゥボカスのデッキ下送りはできるという結論に至る訳ですね。

裁定の確認の仕方

現在ユーザーサポートは終了してしまっているため、公式からの正式な個別回答は貰えない状況です。
そのため、今回のように既に出ている類似裁定を公式サイトから探し出して当てはめてやる必要があります。

バディファイトはテキストの文法が統一されているTCGなので、類似効果と共通するワードで検索をかければ求めている裁定を見付けやすいです。
今回の裁定の場合、「てよい。 たら」で検索したところ、3000件近くあるQAを10件まで絞り込み、該当する裁定を見付け出すことができました。

デッキに足りない要素を補えるカードが存在しないか探す時も同様のテクニックが使えるので、カードのテキストをよく読んで記載パターンを把握するようにしましょう。慣れてくるとバディファイト以外のTCGをやる時にも応用できて便利です。

今回は以上となります。

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