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【競馬】さきたま杯2024~格上げ以外の変更点も。

早いもので6月も半ば過ぎ。
同日の門別には2歳オープンが番組に登場する。いつもなら、さきたま杯の頃にそんな話題は出てこないんだけどね。格上げと同時に開催日程も変わった。

格上げはもちろんなんだけど、時期の変更による作用で、今後は毎年メンバーが揃いそうなレースになりそうだ。元々ダートスプリント路線にはG1格のレースが少なすぎるからね。秋にはJBCがあるけど、夏は目標を決めづらいという問題が解消された。

そんなわけで、今年は例年にも増して顔ぶれが良い。海外遠征組も参加出来るタイミングということもあり、貴重な一戦となりそうだ。浦和1400という条件がちょっとネックだけど。

地方の宿命とでも言えるだろうけど、小回りであるがゆえに前傾になる。マイルくらいなら少し変わるんだけど、コーナー4つ回るスプリントはスタートからの位置取りが命。ゴール前の叩きあいより、コーナーまでの短い直線の攻防が見所と言っても良い。

今回のメンバーを見て思うのは、先行馬の多さ。スタートからかなり激しい戦いになるんじゃないかな。テンから消耗が激しくなりそうで、タフさが求められる展開になりそうだ。

そうなれば、普段1200や1400を走っている純粋なスプリンターよりも、やや長い距離に実績のある馬を狙いたい。加えて、道悪適性と小回り適性。

では、印を出していこう。

◎シャマル
○レモンポップ
▲イグナイター
△タガノビューティー
☆バスラットレオン

地方馬はイグナイターを除き消去。ちょっと数字が足りてない。

◎はシャマル。
かしわ記念からの距離短縮で、道悪も歓迎。ここ最近はハナまで行けたことが勝ちの要因で、今回もそこがポイントとなる。レモンポップより内を引いた分、まともにゲートを出たらハナ。地方馬との競りかけになっても、地力でシャマルに軍配が上がるだろう。地方実績もあり、小回り対応が出来るだけでも大きなアドバンテージ。

○にレモンポップ。
まともに走れば地力で3枚ほど抜けている存在。それでも対抗までとしたのは、道悪はどうなのかということに加えて、1400でコーナー4つという、未体験の条件に対応出来るかどうかの不安で割引。ハナに拘らなくても競馬が出来るし、条件にさえ対応出来れば圧勝しそう。1着か着外かといった極端な2拓になりそう。

▲にイグナイター。
地方唯一の印。これまでの中央との戦いでも結果を残しており、園田の小回り育ちからコース適性は不安が無いだろう。マイルも経験があるものの、南部杯ではレモンポップに大差負けしており、単純な力ではやはり敵わない。地方の適性と経験の差で覆したいが、基本がスプリンターであるがゆえに、タフな展開に不安がある。

△にはタガノビューティー。
距離に不安はなく、小回りもやれそうではある。先行の争いが激しくなりそうで、差しに展開が向くことも考えられる。外枠からでごちゃつきにも巻き込まれなさそうで、道悪も前走こなしている。しかしながら、今回初ブリンカー。競馬に集中しきれていないという不安がある。

最後にバスラットレオン。
前回の3着馬で、芝ダートを交互にやっても戦えている。1着までは欲張れないが、馬券内に紛れる可能性は十分にある。距離も1400ならギリギリ対応出来そう。配当が跳ねるとすれば、この馬の健闘次第。

サンライズホークは勝つか飛ぶかの2拓になりそうで、今回のメンバーでは苦しくなりそう。地方の道悪もやや不安があるし、ここまで戦ってきた相手関係諸々から切ることにした。

そして、今回の一番の難題がオッズ。
いつもの三連複ではシャマルとレモンポップ両方を押さえた形は買えない。展開的にも、競り合ってどちらかは潰れそうで、割りきった形が必要となる。なので、1着固定の三連単。

2→5.9.11
7→5.9.11

全12通りで、シャマルの方ならラッキーなやつ。レモンポップならまぁバスラットレオン次第。

シャマルとレモンポップのワイドなんてのも考えたけど、どちらも馬券内に共存はしなさそうだし、妙味が無い。こんなことを書いておいて1、2着とかだったら平謝りするしかない。

直前のオッズ推移で、レモンポップ頭が12倍切るようであれば、シャマル頭のみとする。その時は、

2→5.7.9.11

と、念のためにレモンポップも押さえた形に変えておく。

前日の開催が7レースまでで取り止めになる程のイレギュラー。そういった面からも、馬場状態と傾向の確認のため、馬券購入はギリギリまで待ちたい。

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