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【競馬】セントライト記念から考える今後【雑記】

またまた唐突に始まる競馬雑記。ようやく秋競馬という時期になったが、まだまだ残暑が厳しいね。本当に日本の秋はどこへ行ったんだ。

さて、G1を見据えた秋の戦いが始まっているがね。そんな中でも記事を書きたかったレースがセントライト記念だ。春からのクラシック参加組と夏の上がり馬の対戦で、秋以降のひとつの目安になる。

春から注目していた馬の成長は?


基本的に、今年は皐月賞からクラシックに参戦している面子が優勢と見ている。それだけレベルが高かったと評価しているからね。そんな中でも注目していたのがアーバンシック。楽しみで仕方なかったよ。コスモキュランダは強いんだけど展開利を得てきた部分があったと思うし、エコロヴァルツは過大評価だったと改めた。

なぜアーバンシックなのか?

皐月賞こそ掲示板にねじ込んだが、ダービは惨敗と言っても良い負けっぷり。しかしながら、この馬がどうしても勝てないのには明確な理由があって、そこが夏を経て改善される気配を見せるのか。それを確かめたかったんだよね。唯一と言って良い課題が改善されたら、アーバンシックはかなり怖い存在となり得るからだ。

最大の欠点と改善の有無

アーバンシックの最大の欠点は『スタート』だ。春はトモが甘く、どうしても出負けする競馬となっていた。狙いたいポジションが狙えない。皐月賞は差しに向いたこともあって掲示板に滑り込んだが、ダービーは出負けして全く良さを出せずに終わった。終いに持っているものは確かで、あと1列でもポジションを上げて道中運べれば化ける馬だと思っていたんだ。

そんな欠点が改善されたか注目したスタート。残念なことに見慣れた姿があった。うーん、やっぱり出負けするか…。個人的にはスタート意外に見所があるとは考えていなかったから、ある意味でセントライト記念はゲートから1ハロン待たずして終わった。

レースには勝ったが…

この先を見据える上で、収穫があったとは言えない結果となった。ルメールの冷静な判断と内を回った利が勝利に繋がったが、内容としてはコスモキュランダの方がまだ評価出来るように見えた。どちらも春から大きく評価を上げることは出来ない内容で、菊花賞に向かったとしても疑問が残る。上位について軽くメモを残す。

エコロヴァルツは春からクラシック参戦しているだけあって、夏のメンバーより一枚上手ではあるものの、上位二頭とは格付けが済んだように思う。距離も2000までなのかな。今日の走りを見ていても2200で長く感じた。

コスモキュランダはこの馬のスタイルでこの馬らい結果。いかにもミルコらしい捲りだったけど、内が使える馬場で外を回した分の差に泣いた。小回りで捲りが利くような状況では侮れない存在ではあるものの、直線の長いコースでは過大評価出来ないね。菊花賞ほどの距離はイメージ出来ないし、中山巧者という位置付けかな。

アーバンシックは課題解決とならなかった以上、必ず展開利が必要となる。勝ち負けするにしても何か助けが必要で、重たい印は打ちにくい。先行とは言わないけど、せめて真ん中くらいで道中やり過ごせる競馬が出来れば…。本当にその1点。化けるならそこ。

夏の上がり馬たちは結果歴然。今年は皐月賞を経験したメンバーがちょっと強すぎるね。まだ成長の余地はあるだろうけど、秋だけに限定すれば間に合わないと感じた。

今回の記事は以上。どちらかといえば残念な内容になってしまった。10月も近づいて、いよいよ本格的に秋のG1シーズンが匂いたってきた。勝ち負けの面でも結果を残していきたいが、何よりもレースを楽しみたいね。頑張っていこう。

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