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【ブログ】無機物は「ヨリシロを持たない存在」にとってのかっこうのヨリシロ。【ちょっと小話】

昨今大きなニュースにもなったりしたので、霊的な存在が宿る御神体とかそうしたものを目にする機会があったりしたでしょう。

人間や動物以外の無機物というものは、たとえ人の作ったものであれなんであれ、そうしたものは最初は魂の宿らないからっぽなものです。

ですが、心ある生物がその物質と出会うことで縁が生まれ縁が結ばれ念となっていくとからっぽだった物質に形の無いそうした念とか目に見えない霊的な何かがすっぽりと納まることがある。

無機物にも魂があると仮定する日本の信仰はそうした概念からくるもので、これらには宗教的な教えが理屈にあって様々なエライ人たちが教えてくれることでしょうが、細かい事はさておいて「モノは最初は空」「モノには目に見えないものがすっぽり納まる性質がある」くらいざっくりでいいので覚えておいた方が良い気がしている。

どこかのエライお坊さんも言っていたが、「霊石(所謂パワーストーン等)とは最初から力は宿っているものではなく、元は空っぽである。それ故に、周囲から人の念だとか神であるとか霊であるとかそういう目に見えないものをスポンジのように吸収してしまう性質があり、人は特に細かいことを気にしないで『霊石』と言われればその石に摩訶不思議な力が最初から宿っていて自分を守ってくれると信じ込むが、『霊石』は本来そうした役割はない。霊石と呼ばれるものは、本来空のヨリシロに神職のプロが浄化加持し、神霊の御霊分けを行うとはじめて身につけている者を守護してくれる力を宿すことができるので、どこからか仕入れてきた中身の空の霊石(もしくは採取輸入時に取り扱う誰かからの念を既に宿している場合もある)を買って身に付けたところで、しっかり取り扱えない・霊石の実態理解が無いまま保持していてもあまり意味があるとは言えず、守護どころか霊石の中に宿るものが悪いエネルギーの場合は悪いものを引き寄せ霊障を起こさせる事の方が多い。また本来自然界で自然に生成される鉱物などは特に、その土地の神霊の所有物(体の一部のようなもの)のため採掘者がその石を採取した時点で神霊からするとただの盗人であり、その罪が採取された石そのものにこびり付いたままとなって販売店で売られることが一般的である。霊石は引き取ったら浄化加持はセットで使用して使わねば護身用にはならず、単なる周りの良いも悪いもあらゆるものを取り込み易い憑代にしかならない。ちゃんとした護身用の霊石は神社仏閣でしっかり祓い清められた石か、自己で浄化加持された石のみである」と仰っておられました。

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この話を信じるか信じぬかは己次第の所でしょうが、一応ありがたい話なんで備忘録的に置いておきます。

少なくともワシは心当たりがあるので、頭の隅に留めておこうと思います。

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