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【ブログ】防災準備という名目で欲に眩みテンション上がるアロマキャンドルを買った話

昨今計画停電や地震、不安になるばかりの世界情勢がよくニュースになっております。

よくよく考えたら、自室に今緊急時に灯を灯せるものがハンドライトくらいしかないなと思い(それで十分でもありますが)、会社帰りにぶらりと100均へ立ち寄ってマッチとキャンドルを探しに行きました。

すると、キャンドルコーナーにはいい香りのするアロマキャンドルがあったので、思わずキャンドルスタンドと一緒に購入(欲望に忠実過ぎる)

帰宅後早速試しに使ってみましたが、思った以上に暖かい明るさでゆらゆらと揺れる火をぼんやり眺めてしまいました(危ない人感)w

「魂は蝋燭の火と似ている」という話をお坊様がしていたのをまた思い出しました。

人の魂は数多の人生の選択の狭間で揺れ戸惑い、時には激しく大きくも燃え、時には風前の灯の様に勢いを無くしもします。
神道仏教では、祀る複数の神様を合祀(ごうし)している所が多く、また逆に至る所に同じ神様の名前をお見かけしたり本殿と拝殿に距離があったりなどの事情で同じ神様の魂を分ける御霊分け(みたまわけ)等の考えが一般的です。

幾つもある魂が一個に束ねられたり、一個の魂を何個にも分けたり、不思議な考え方の様に感じる方もおいでかもしれませんが、この考え方が「蝋燭の火」に似ているというわけです。
火は小さな火種から大きな蝋燭に火を灯すこともできますし、逆に一つの蝋燭から沢山の小さな蝋燭に火を灯すこともできます。

我々の身に宿る魂も、神様の魂とさして違いはありません。
神様と我々人間の違いは、肉体という器に魂を宿しているのか肉体以外の依代という器に魂を鎮めているかの違いが大きいやもしれませんね。

…などと偉そうな話をしていますが、ワシは徳の高い僧侶でも坊主でも神主でもなんでもありませんから、その辺は本職の方の方がもっと有意義で有難い話を聞かせてくれる事でしょう。
ご興味のある方は私などではなく、ちゃんとした信頼を置ける方からそうした話を伺ったほうがいいでしょう。

キャンドルの揺れる火を眺めながら、自分の魂と火を重ねてみていたらなんだか不思議と穏やかな気持ちになったりしていましたw(アブナイ人ではないですよ)

香りも良くて落ち着くので、火の取り扱いにだけ気を付けつつこうしたキャンドルを楽しむのも良いものだなと思ったそんな夜でした。

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