自分にとっての本当のゴールは、自分の中にありました
記事初回入稿日:2009.07.06
以下の本文は、大会終了後、当時存在していた「100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路」のメーリングリストに投稿した内容です。
このブログでは私の本名、他の参加者の氏名は伏せてありますが、実際は正しい名前で投稿しました。
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日付:2009/07/06 20:11
件名:[100km][00855] 【ゼッケンNo.1 便艦】自分にとっての本当のゴールは、自分の中にありました
「100km歩こうよ大会 in 摩周・屈斜路」に関わった、そしてこれからも関わっていただける全ての皆様へ
こんにちは。ゼッケンナンバー1番の便艦と申します。
6/26~28、川湯温泉ではお世話になりました。本当にありがとうございます。
さて、ちょっと長いですが、お付き合いいただけましたら幸いです。お時間ある時に、のほほんと軽い気持ちでお読みください。
※忙しい時には、絶対に読まないでください!心に余裕のある時がベストです!
ごめんなさい。まず、言い訳をします。
本当はこの大会のブログを完成させてからMLに「本当にありがとうございました!」と高らかに言おうと思っていたのですが、本日時点で、全然完成していません。
もうこれ以上MLに投稿しないわけにはいかないと思い、今回の投稿に踏み切りました。
どうかご容赦ください。。。
※本文の最後の方に、作りかけのブログURLを記載してあります。物好きな方は、是非ともいらしてください。
さて、私は今まで過去3回の大会に於いて、本部(実行委員)業務に携わってまいりました。
予てから、このコースを1度は歩いてみたいと願っていたところ、今年は弊社の後輩スタッフに業務を一任することに成功し、見事に徒歩参加という輝かしい権利を得たのです。
まず、後輩スタッフに大きく感謝いたします。
実際に徒歩参加でスタートし、
・スタート後の自分の自由奔放な行動にも対応して頂いたNo6.Yさん
・一緒に摩周の山登りをし、去年の雪辱を晴らしたNo76.Sさん
・第7CPからドロンジョ様としてチームドロンボーを牽引して頂いたNo17.Kさん
・コースの95%以上を一緒に歩いてくださった最高のパートナー、No18.根津さん
その他、書ききれないくらいの徒歩参加の皆様。本当にありがとうございました。
全てのチェックポイントをNo18.根津さんと回りましたが、本当に好き放題、子供以上に子供のようにしていた我々を「何やってるんだ、こいつら」と言いながらも、優しく赦していただいたサポートスタッフの方々にも感謝の気持ちが止みません。本当にありがとうございました。
・第1-2CPのO先生のマッサージ
・第5CPのKさんのマッサージ
・第7CPのAR氏のマッサージ
・第8CPのみっちーさんのマッサージ
今でも疲れた時に目を閉じると、あの気持ちよさが蘇ります。
・第2CPのチョコ&バナナ、魚肉ソーセージ
・第3CPの川湯まんじゅう
・第4CPのおにぎり with 山わさび
・第6CPの摩周そば
・第7CPのカニ汁×3杯・五目飯弁当
・第8CPのあたたかいコーンポタージュとコーヒー
あのおいしさは、100kmテイストという隠し味が加えられて普段は絶対に味わえない、素晴らしい味でした。それはそれは、100km大会に参加された方だけしか味わえません。
途中、灼熱の太陽にも耐え、自らの皮膚を焦がしながらもただ直向きに、笑顔で徒歩参加者を誘導してくださったユーカラ警備の皆様。本当にありがとうございました。
ユーカラ警備さんは2007年からお願いしているのですが、普通の警備の方とは思えないくらいのサポート力に、今年も脱帽してしまいました。笑顔で迎えていただけるユーカラ警備の皆様は、もはや本大会には欠くことのできないスタッフとなっています。
本部業務を的確に、かつ安全にこなしていただいた我が後輩スタッフ含む実行委員と地元のみなさまにも、本当に感謝申し上げます。
自分が思うに、本部の方が体験する100km大会は、徒歩参加、サポート参加とは全く違う質の感謝・感激・感動を味わえるんだと思います。
そして本部の方々は、今も100km大会が続いてるのです。今、後ろを見たら、後輩スタッフが徒歩参加みなさまのタイムをエクセルに打刻していました。
今まで参加された方々のお話を聞くと、「精神的にも肉体的にもつらい」という声が多々あったので、自分の目標として、こんなことを掲げていました。
【コース上で泣き言を言わない(ネガティヴ発言をしない)】
きっと泣き言を少しでも解き放った時点で、自分に負けてしまうと思ったからです。
自分が各CPからゴールに至るまで終始ニヤニヤ気持ち悪い笑顔をしていたのはそのためです。
他の方にとって良かったのか悪かったのかはわかりませんが、少なくとも自分にとっては良かったと信じています。
そんな風に楽しくゴールしたためか、苦行というよりは、修学旅行を楽しんだような感覚でした。
そのため、ゴールに近づくにつれて「嬉しい」というよりも「自分にとってのこの大会が終わってしまう」という名残惜しい気持ちの方が強く出てしまったのは、何とも興味深い感情の発見でした。
ですので自分にとっては、来年の大会まで待つことこそが一番の苦行であるとも言えます。
ゴール後、感情は最高潮に達しました。
大会が事故なく終わったことに対する安心感でしょうか。ゴール前にあったイスに座ったまま動けず、ただ涙が止まりませんでした。
嬉しさ? 安堵? 名残惜しさ? 達成感? 感動?
もう、感情がマーブル模様に複雑に混ざり合ってしまい、ただ訳もわからず、ただ1人思う存分、しばらく涙をこぼし続けたのでした。
今まで書いてきた、本当にただ1つが欠けたとしても、きっと自分は最高の感情のゴールに辿り着くことができなかったに違いありません。
全ての要素が見事に構成されたことで、自分は、訳がわからないなりに、ほのかに幸せな思いを感じることができました。
冒頭に「ちょっと長いですが」と書きましたが、実はこれらは、自分が話したいことの米粒くらいしかありません。本当はもっと端的にまとめる予定が、気づいたらこんなに長文に…。すみません。
まだ、思いを出し切れていませんが、あまり長すぎてもご迷惑をおかけしてしまうと思いますので(今さらですか)、このあたりで文を止めたいと思います。
ちなみに、書きかけのブログのURLを載せておきます。
毎日少しずつ更新していきたいと思いますので、お時間と興味のある物好きな方は、是非ともいらしてください。
今のところ、スタート前から第1CPまで書きあげました。あとは第1CPからゴール…ブログのゴールまではまだまだ遠いです(笑)
最後に。。。
大変お待たせいたしました!!
チーム「ドロンボー」は・・・再結成します!!(根津さん、Kさん、お待たせいたしました!)みなさま、今後ともチーム「ドロンボー」をよろしくお願いします(笑)
というわけで、みなさま、今年もありがとうございました!また必ずお会いしましょう。
本当にありがとうございました!
便艦 拝