【スタート直前→スタート】いつの間にか切られた幕

記事初回入稿日:2009.07.05
改訂開始日:2017.07.09
最終改訂日:2019.08.04


2009年6月27日(土)
朝5:30起床。

【宿泊先・御園ホテル別棟ラルゴにて】

前日、会社のスタッフと深夜2:00まで談話をしていたこともあり、起床時には目蓋はなかなかの重さで、軽い眩暈すら感じるほどでした。

そんな眠りかけの体を鼓舞させるべく、起きてまず行ったことは、「源泉かけ流し・川湯温泉」に身を投じることです。

やや高温のこの温泉は、硫黄の薫り高き高濃度の温泉で、雫が目に入っただけでも痛みを覚えるほどです。

それだけでは足りないと思い、川湯入りした際の奥の手、「ユンケル ローヤルC2」にまでも手を出します。

これは過去3年間、本部業務に携わってきた自分にとっては、まさに力の源とも言えるものです。

4年目にもなるとプラシーボ効果であるとも自覚はしておりますが、既におクスリの力を借りないとダメな体(どちらかというとメンタル面?)になっているため必需品であることは否めません。

後述する予定ではありますが、まさにこの時点から100km大会2009に於ける「ダメ人間」っぷりは、余すことなく発揮されているといっても過言ではないでしょう。

温泉とユンケルに浸かって心身ともに目を覚ました自分は、6:30の少し前くらいに、宿泊先であった「御園ホテル別棟ラルゴ」を後にし、100km大会2009の集合場所である、川湯ふるさと館へと歩を進めたのでした。


【川湯ふるさと館にて】

到着した頃、既に会場の川湯ふるさと館は多くの人で賑わっていました。6:30が受付〆切にも関わらず、〆切ぴったりの時間に着いたのですから当然でしょう。

徒歩参加の人は、受付にてゼッケンと地図を受け取ります。

私のゼッケンナンバーは「1」!

1番だからどうということはないのですが、今までの本大会で1番をつけたのは自分で2人目でした。過去3回ゼッケンをつけていたのは、本大会の幹事長である加藤敏明氏。有難き幸せです。

全員の受付が終わった後、100km大会2009の開会式が行われました。

本大会実行委員長・松山氏のご挨拶。
大会開催地・弟子屈町町長、徳永氏のご挨拶。
大会幹事長・加藤敏明氏のご挨拶。
道外参加者・K氏の選手宣誓。
地元参加者の根津氏が高らかに選手宣誓。

この黄色いTシャツを着た地元参加者の根津さんが、自分にとって本大会における重要なキーマンになることを、この時まだ自分は知らずにいるのでした…。

その後、今回のサポート参加者の紹介、ご挨拶もありました。

サポート参加者のみなさま
サポート参加代表、大会皆勤賞のTさんのご挨拶
サポート参加代表、ST氏のご挨拶

ひととおり一同挨拶が終わったら、外に移動して、ラジオ体操第一を全員で行いました。

スタート時間の7:30までは少し時間が残っていたので、スタート前の元気な姿を集合写真で残すという、粋な計らいもありました。

撮影後、しばらくの間はトイレに行くことが難しいと思い、ふるさと館の中にあるトイレに行きました。

戻ってきたとき、何という悲劇!

既にスタートが切られてしまっていました。恐らく7:30を過ぎていたのだと思われます。

スタート直後に信号があり、赤信号だったためまだ大勢の方は留まっていましたが、何ともやりきれない、だが少しおいしいような、複雑な心境で本大会のスタートを切ったのでした。

【スタート→第1CP】開帳された瞬間を目の当たりにするがいい につづく