日記(2022/06/18)

渋谷のTOHOシネマでジョセフ・コシンスキー『トップガン マーヴェリック』。飛行が美しいと思える映画であるにはやっぱりまず大空が美しいと思えなくてはいけない気がしていて、空が美しい瞬間って正直なかった。ラストにしても低空飛行が主題になっているし、かといってミッションの最後に訪れるであろう急上昇において見事な大空が写されるかというとそういうわけでもない。大空ではなく軍人たちの顔の印象が、全編にわたってあまりに強い。顔といえばトム・クルーズ。バーの客たちに担がれて運ばれていくときにジェニファー・コネリーに見せる「やれやれ」って感じの笑顔がキュート。あと、何よりもこの映画のポスターで見せる穏やかな表情が素晴らしい。本編でこういう表情はなかったのが残念。前作未見。
渋谷TSUTAYAでVHS4本借りる。ジョン・フォード3本と『ジャグラー/ニューヨーク25時』。三軒茶屋・トワイライライトで『田中小実昌エッセイ・コレクション3 映画』買う。帰宅して夜、彼女とフジテレビ「世にも奇妙な物語」2時間結構真剣に見る。小中学生の頃のノスタルジーを2人とも共有しているから、放送する日はお泊まり会のようになって2人で見ている。最近のは全然怖いやつない。あの頃に感じた不気味さは年齢のせいなのか、クオリティが高かったのか。

(今日は終わり)

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