【流産】年子妊娠からの初期流産

診察で一度は心拍が確認できたのですが、その次の診察時には心拍が確認できず、流産となりました。残念な結果となりましたが、少しでもどなたかのお役に立てばと記事に残したいと思います。

現在、生後9ヶ月の娘を妊娠していた時は毎日夕方~夜に嘔吐する吐き悪阻でした。今回の妊娠では似た時間帯に気持ち悪くなるものの嘔吐したのは1回だけでした。心拍が確認できなかった3/22の診察の前日頃にパタリと悪阻がなくなりました。(流産しても悪阻が続く人もいるようです。)

心拍が確認できないと医師から言われた時の心境としては、冷静でした。だから悪阻症状がなくなったのか…、前回も週数より小さいと言われていたし…と腑に落ちました。泣いたりはしませんでしたが、ショックは受けていてボーっとして頭が働いていなかったです。

1週間後の3/29に診察することになったのですが、出血や痛みがあれば病院に電話するよう言われました。生理用ナプキンは持ち歩くようアドバイスがありました。

3/27、少量の出血。痛みはなし。病院に電話し、診察してもらうことに。エコーは前回と変わらず。出血が急に多くなるようなことがなければ、元々予定していた3/29に受診することになりました。この日の出血量は生理の終わり頃と同じくらいでした。

翌日も多少は出血量が増えたものの、様子を見て3/29に受診しました。この日の出血量は生理のピークを過ぎた頃の量。医師からは様子見するか希望するなら1泊2日の手術も可能と言われたので、様子見で1週間後に診察の予約をしました。自分で流産の体験談を調べていて、自然排出も不安を感じたものの、手術は合併症が不安でした。最初の出血から早くて1~2日、長くても1週間で排出するという情報も知ったので、1週間後までに出なければ手術にしようと思っていました。

3/30、自然排出しました。医師からは生理痛のような痛みと聞いていたのですが、痛みはほとんどありませんでした。ただ、なんとなく今までとは感覚が違うという気がしたので、娘を夫にお願いしてトイレに行きました。今までは生理と同じように、出血が出てペーパーで拭いたら終わり、という量ですが、どんどん どんどん出血がありました。ペーパーも便器内にたまってきたので一度、水に流しました。そのうちに生理のような出血ではなく、血液は混じっているものの水っぽいサラッとした状態になりました。様子が変わったので、しばらくトイレにいるか…と自分の股のほうを見ていたところ、大きな塊がボトッと落ちました。その後に再び、生理のような状態の出血が続きました。

一度、トイレから出て夫に報告。料理用に使っている使い捨てのポリエチレン手袋と紙コップを手に取り、トイレに戻りました。赤ちゃんの姿が分かれば会ってからお別れしたいと思っていたからです。大きな塊は手の人差し指くらいの長さで指3本くらいの太さのブニブニしたものに袋状のものがくっついていました。袋状のものはペラッとしていて長さは人差し指くらいでした。(赤ちゃんを包んでいた胎嚢?)8週であれば1.2~1.5㎝くらいあるそうですが、見つけることはできませんでした。

夫に報告し、病院からも指示がなかったのでトイレの水を流すことを伝えました。(この後、病院に電話したら流しちゃいましたか…と言われる…。)少し落ち着いてから病院に電話をして診察。全て排出されているとのこと。子宮を収縮させる薬が処方されました。排出直後はナプキンがすぐに血で染まりましたが、排出から6時間以上経った現在は生理の終わり頃の量になっています。

流産は週数によって、その後の手続き等が変わります。もし、12週以上の流産であれば死産届が必要になるし、出産育児一時金の対象になります。私の場合は心拍が確認できずに流産疑いとなった時点で12週を超えていましたが、大きさが8週程度だったので、8週の流産となるそうです。必要な手続きはなく、母子手帳も返却の必要はありません。母子手帳は表紙に夫婦の名前だけ記入して中はまっさらな状態ですが処分する気にはなれません。自分の気持ちの問題で赤ちゃん用のお菓子をお皿に置いてお供えしました。

流産は悲しい。けれど悪阻がなくなった身体がとても楽で、娘と遊ぶのも抱っこもへっちゃら。それに対して幸せを感じてしまいました。娘を妊娠中は悪阻がなくなっても妊婦として不便な生活が続いて、妊娠前の自分の元の身体に近づいたと感じたのは産後の抜け毛が収まった頃。けれど今回の流産は悪阻が終わって急に元の身体になった感覚で…。第2子の妊娠・出産は早く考えたいものの、少し迷いも生じてしまう経験でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?