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「脚が壊れるかも……」天皇賞馬・キョウエイプロミスが魅せた日本馬の底力
忘れられないジャパンカップがある。欧州の馬たちに、まったく歯が立たなかった時代のことである。
1983年。この年はシンザン以来19年ぶりに誕生したクラシック3冠馬、ミスターシービーの出現に沸いていた。新しい時代の予感である。当然のように、外国馬の参戦を迎え撃つ日本馬の代表として、ジャパンカップへの参戦が期待されていたものの、休養に入ってしまった。押し出されるように“代表格”となったのは、7歳馬
あれから18年…… 外国馬“最後”の雄姿 アルカセットの意地
ジャパンカップは、「日本の競馬を世界レベルに引き上げたい」という意図から創設されたレースである。1981年に行われた第1回は、アメリカのメアジードーツが勝ち、続く2、3回もハーファイスト、スタネーラと外国馬が制している。
ただ、第3回は天皇賞(秋)馬キョウエイプロミスが2着に食い込み、第4回目にしてカツラギエースが逃げ切り、日本馬による初の栄冠となった。
発足当時は「所詮、日本の馬なんて外
コスパ最強列伝! 価格“ゼロ円”の名スプリンター、サクラバクシンオー
“億越え”の値段をつける馬が珍しくなくなった昨今だが、安い馬がチャンピオン級にのぼり詰める「下剋上」は、競馬ファンにとって痛快な出来事といえるだろう。古い話になるが、日本馬として初めてGIジャパンカップを制したカツラギエースなどは710万円の安馬であった。
ライバル対決で話題になったテイエムオペラオーとメイショウドトウは、1050万円に500万円とずいぶん格安だし、2冠馬メイショウサムソン
自己紹介/ばけん君のケイバ予想
ばけん君のケイバ予想
ケイバは記憶のスポーツです。記憶を整理して紐解き、”予想”の精度を高めていくことが、当たる馬券への近道? になるかもしれません。((´∀`*))
はじめまして!ボク、ばけん君。競馬歴だけはなが~い、ケイバ好き。大好きな馬や忘れられないレースを肴に、ああでもない、こうでもないとダベり、未来の名馬をさがす……。そんな時間がこのうえなく好き。
名馬の来歴 ~記憶が導く当たる馬