生田絵梨花という存在
生田絵梨花さんは今の僕の半分以上を創り上げたと言っても過言ではないと思っている。
2014年1月4日、中3の僕は年始のテレビ番組をボケーっと見ていた。
テレビの向こうでカチューシャをした可愛らしい女の子が可憐にピアノを弾いていた。
同年の2月14日。その日は雪が降って午前中で学校が終わって給食前に帰らされた。
暇になった僕は先日テレビで見た可愛らしい女の子を正体を突き止めるべくYouTubeを漁った。生田絵梨花というらしい。そこからYouTubeで動画という動画を見漁った。乃木坂46の沼にしっかりハマった。ここから僕の人生が変わっていく。
趣味のなかった僕が、乃木坂46のメンバーが出ているもの全てを追った。そうやって出会ったのがラジオだ。斉藤優里さんが出ていたNACK5の「Nutty Radio Show おに魂」だ。そこから僕はラジオの世界にのめり込んだ。
「『乃木坂って、どこ』のMCをしているバナナマンのラジオも聴いてみよう。」
こんな理由でバナナマンのバナナムーンにも入って行った。ここが深夜ラジオの入り口。
バナナムーンに年に一度、日村さんの誕生日ソングを歌いにくる男がいる。毎回面白い歌を歌ってくれる。その男も深夜ラジオを始めたらしいから聴いてみよう。
「星野源のオールナイトニッポン」である。
ラジオを聴く習慣がついて、ラジオ越しにいろんなアーティストとも出会った。
Official髭男dism、Creepy Nuts、マカロニえんぴつ、Hump Back、etc...
これらのライブに通うことになろうとは、趣味も特になかった中3の僕には想像もできなかった。
ラジオを聴くことで出会えたリスナーさんもたくさんいる。
本来であれば出会う世界線にいなかったであろう方々と、同じものを面白がって卓を囲んでご飯を食べながら笑い合った。
こんなの奇跡以外のなにものでもない。
仲良くしてくださってるリスナーの方々、ありがとうございます。
こんな追えないくらい趣味ができたのもいろんな人に出会えたのも全て、生田絵梨花さんとあの日であったからなのである。
出逢えたこと、それが運命
貴方との出逢いに、ダンケシェーン。
まだお別れではありませんね。
31日まで乃木坂46の生田絵梨花として、走り抜けてください。
いくちゃんが見せてくれる景色、この目に焼き付けていきます。
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