2023/3/25 中山競馬場

11R 日経賞 G2 2500 芝 1日目 Aコース
【はじめに】
週末から降り始めた雨が土曜日も継続する見込みで重馬場想定。
コース全体にわたって傷みが目立ち、特に3角~4角の痛みが顕著。
最終直線では馬場の外側を走る馬のほうがスピードに乗れる。

逃げ・先行の押切も目立つが差しも届く。
最後に重馬場で実施された2012年は逃げ馬が1着、4角を8番、3番で周ってきた馬が2、3着になった。

【枠・脚質】
フラットだが、最終直線で外を走る馬が有利

【展開】
昨年と同様ならばタイトルホルダーの逃げ。
ペースは速くならずスローペース想定。
先行集団はアスクビクターモア、ボッケリーニやヒートオンビート。
ライラックは距離の心配もあるので後方からの競馬と予想。

【注目馬】
7枠9番 田辺J アスクビクターモア (継続) ◎
昨年の菊花賞馬。確かな先行力と豊富なスタミナが武器。
菊花賞でも先行馬にはきつい速いペースでも番手から抜け出しで勝ち切った。今回も同様にハナを主張するタイトルホルダーを見ながら競馬ができるのは強み。競馬場も距離も不安はなく、渋った馬場だけが不安点。

2枠2番 横山和J タイトルホルダー (継続) 〇
昨年の勝ち馬。春天こそ完勝だったが、2着のボッケリーニとクビ差と辛勝だった。本気度の違いとタイトルホルダーが中山をあまり得意としていないことが原因と考えられる。今回は4歳世代のアスクビクターモアも参戦し昨年よりメンバーレベルが上がるので〇評価。

4枠4番 M.デムーロJ ライラック (継続) ▲
初距離になるが今回積極的に買ってみたい1頭。
前走のエリザベス女王杯は牝馬限定戦とは言え初の古馬混合戦で2着。
阪神内回り、重馬場で最後方から外を周りながら最後の直線で豪快に突っ込んで来た。勝馬のジェラルディーナはその後の有馬記念で3着、ウインマリリンも香港G1で優勝とメンバーレベルも十分高い。
今回内枠になった事で後方からでも内を周り距離ロスを抑えられる点と斤量54㌔が魅力。

5枠6番 浜中J ボッケリーニ (継続) △
昨年の日経賞2着馬。今回も昨年と似たような枠に入り、タイトルホルダーを見ながら好位追走が可能。
近2走は大敗しているが、ジャパンカップは明確に適性外、有馬記念は先行馬が総崩れしてる事から度外視でいいと考える。7歳となったがまだ明確に実力が落ちているとは感じないし、昨年とほぼ変わらないメンバーレベルなので着内の可能性は十分。

8枠12番 池添J ヒートオンビート (乗り替わりだが主戦騎手) △
昨年の日経賞3着馬。今回大外に入ってしまった点はマイナス。ただ今年は頭数が12頭と少なく、先行するこの馬にとってはそこまでの不利とは考えにくい。

【馬券】
◎〇馬単マルチ

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