2023/3/26 中京競馬場

11R 高松宮記念 G1 1200 芝 6日目 Bコース
【はじめに】
週末から降り始めた雨が日曜日も継続する見込みで重馬場想定。
Bコース替りで大きな傷みはカバーされたが正面直線はやや傷んでいる。

先行馬の抜け出しが目立つが差しも届く。
特に重馬場になった際は時計がかかり、差し馬が台頭する。
ただし、大外をまわすような距離ロスが大きい競馬では届きにくい。

【枠・脚質】
大外枠は不利。差し有利。

【展開】
オパールシャルムかアグリの逃げ。
好位以下が一団を形成する流れで最後は決めて勝負。

【注目馬】
今回は重馬場で時計を要するレースとなる予想で参考になりそうなレースは主に2022年高松宮記念、2023年シルクロードS。
前傾ラップになりやすいので、しっかりと差し馬を評価したい。

3枠5番 池添J メイケイエール (乗り替わりだが主戦騎手) ◎
昨年は不利な大外枠を引きながらも5着に好走。今回は絶好の枠番を得た。
タイムの幅が広く、レコードでの高速決着や時計の要する馬場でも好走。
気性の粗さが問題視されるが池添Jがうまくエスコートできれば。

3枠6番 丸田J ナランフレグ (継続) 〇
昨年の高松宮記念覇者。スプリンターズSも3着と短距離界のトップレベル。
この馬が9人気19.2倍で買えるならぜひ押さえたい。
前走のG3夕刊フジオーシャンS(中山1200㍍)では9着と凡走したが、
海外帰りの3ヵ月ぶりのレースに加え斤量59㌔と厳しい条件だった。
今回内目の枠を引き、自分の競馬ができそうなのでしっかり評価。

4枠8番 岩田康J ロータスランド (継続) ▲
昨年の高松宮記念2着馬。
昨年同様G3京都牝馬S(阪神1400㍍)で叩いての参戦。
京都牝馬Sは昨年が1着、今年は3着と着順だけ見ると衰えを感じるが、
今年は大外枠の不利を受けつつも勝ち馬に0.2秒差、しかも上りは最速を記録とまだ衰えを感じない。
時計を要す馬場が得意なのは明らかで今回も好走に期待ができる。
岩田康誠騎手は近10年高松宮記念(1.2.1.5)と好成績を残してるのも心強い。

7枠14番 鮫島J トウシンマカオ (継続) △
新興勢力の一頭。時計の要するキーンランドC、シルクロードSを4着。
シルクロードSの内容は負けて強しでトップハンデの斤量58.5㌔を背負い大外の8枠15番から勝ち馬と0.5秒差なので結果以上に強い競馬をした。

2枠3番 和田竜J キルロード (乗り替わり) △
昨年の高松宮記念3着馬。
Hペースで先行馬にはきつい流れの中3着に残ったのは高評価。
馬場が渋るのは歓迎で昨年より内枠に入った恩恵も大きい。
ただ鞍上が乗り替わるのはマイナス。

1枠1番 丹内J トゥラヴェスーラ (乗り替わり) ☆
昨年、一昨年の高松宮記念4着馬。勝ち馬とはそれぞれ0.1、0.2秒差と互角に走れている。
馬場が渋るのはプラスで、昨年のスプリンターズSや阪神Cでは高速決着で適正外。
また昨年の高松宮記念はレース中に鼻出血のアクシデントがあったので
メンバーレベルが極端に上がらない今回こそ着内の可能性が高い。
ただし、乗り替わりはマイナス。

【馬券】

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