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ボサノバの神様、星となる~João Gilberto~

ボサノバという音楽が好きになったきっかけだった二人に、
アントニオ・カルロス・ジョビンとジョアン・ジルベルトがいる。

20年以上前からボサノバを聞いてきて、ボサノバの創始者でもある彼らなしでは何も語ることができないぐらい偉大な人物だ。

その一人ジョアン・ジルベルトが、7月6日リオデジャネイロの自宅で88歳で亡くなった。

ボサノバの神様、ボサノバの父とも呼ばれたジョアンは、ブラジルの歌手、ギタリスト。作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビンや作詞家のヴィニシウス・ヂ・モライスらとともに、ボサノヴァを創成した正に伝説と言える存在だ。

日本でもファンは多く、03年に初来日し、その公演の模様はアルバム化。04、06年にも来日公演を行ったが、結局行って彼のライブを聴くことは一度もできなかった。

ということで、ブログの最初を飾るのは、彼の作った名曲と、その中でも好きな曲をいくつか紹介しようと思う。

Chega de Saudade 1958年
最初のボサノバとして知られる名曲。日本名で「想いあふれて」

O PATO 1960年
アヒルの意味を持つ曲。個人的には一番好きな曲かな。 

Bim Bom 1966年
1959年に最初の妻であるアストラッド・ジルベルトが歌うバージョン。

『ジョアン・ジルベルト ライブ・イン・トーキョー』予告編(WEB用)
2006年の日本公演のライブ映像の予告
(Youtube LiveViewingJP引用)

最後に2008年にリオで開催されたボサノバ誕生50周年記念コンサートへの出演を最後に、公の場に登場しなくなったジョアン氏の行方を追ったドキュメンタリー映画「ジョアン・ジルベルトを探して」が8月24日に日本で公開されるらしい。同じくボサノバ好きの会社のKS先輩誘って一緒に行こうかな~


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