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細胞が利尻になる。

ありがとうございました、って言ったら、こちらこそ本当にありがとう、って言う。

めちゃくちゃお世話になって、愛と優しさこれでもかってくらい頂いたのに、なのに、目をみてまっすぐ、ありがとうって言ってくる。

なんでだ。

本当に、あまりに、無償の愛すぎて、思考が追い付かない。貸してくださった上着を着て、今は人のあたたかなゲストハウスにて利尻山の見える部屋で、note書いています。


昨日から利尻に来ています。

今年の冬頃からどうしても夏に利尻に来たくて、一人で来てしまったよ。

今日は、朝から、姫沼。

美味しいカフェラテをげっと。

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向かう途中の海の景色が最高だった。木のフレームに囲まれて。赤い灯台に、ペシ岬にある白い建物。薄い青の広がる空に、静かな、でもキラキラとした濃い青の海。

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姫沼は、2時間弱かけて一周した。虫の模様に驚いたり。おいしそうな実がある度、食べれるか試したり。蜂が花の蜜を吸う音に耳をすませたり。葉の色の移り変わりの様子に惚れたり。葉の変な形の穴を観察したり。

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ささやかで、でも、とてもおもしろい。自然に驚き、感動する。見方感じ方によってどんどん世界が変わってくる。楽しすぎたなあ。永遠に居れる。

姫沼を出る駐車場。美味しいおにぎりと、マフィンを頂いた。ずっしり、しっかり美味しい。思わずにやける。

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遅めの朝ごはんで小腹が膨れ、お昼を食べにフェリーターミナルへ。うにめし丼を食す。食べながら反射で光る海と利尻山を眺める

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ミルピス。ミルクとカルピスの手作り乳飲料。無人販売所。日によって味の濃さも違うらしい。すっきりのみやすい。

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友達の職場、うに採り体験。ウニは意外とがっちり岩に張り付いている。網でつついてとり、すくう。針が動いていた。生きていた。

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上部の真ん中の穴みたいなところに、はさみ?をぐっと差し込み、べりっと割る。きれいなオレンジが見えた。意外と歯がしっかりあってびっくりした。とれたてのウニは、とてもおいしかった。とろっとしてて、口いっぱいにうまみが広がる。

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体内がウニで満たされ、そろそろ細胞がウニになってしまう、というところで出発。

利尻はどこを走っても、景色が最高だ。

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さあ、サップだ。サップの写真は今はないので、手に入れたら貼ることにする。

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あまりの海の透明さに、意味がわからなかった。水の色が場所によってころころ変わる。海上から、海の底がはっきり見える。ウニも、こんぶも、水色のヒトデも、魚の大群も。太陽に向かってきらきら光り続ける水面。光がすくえそうですくってみる。落ちる。落ちるのが気持ちいい。こんぶのベット。フリスビー。こんぶネックレス。サップの上で寝っ転がる。海に頭から飛び込む。息を吸う、吐く。全身で感じる。後ろを振り返ると、利尻山がどっしりそびえている。あまりのすごさ(言葉にできない)に、興奮した。

疲れた体にビール。と、ウニと昆布のはいった、昆布のスプーンで食べるアイス。おまけでついてきた昆布塩の、鳥の半身揚げ。このアイス開発したお店のお母さんと教育の話で盛り上げる。

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夕日。声がでなかった。ただ、眺めていた。これについては、もう、なにも言葉にしたくないので、しない。

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冷えてきたころ、居酒屋さんへ。教育や、やりたいこと、葛藤の話などした。みなさんのあまりのやさしさに、戸惑いつつ、本当に、本当に、ありがたかった。

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まだ会って二日目だったり二回目だったりするのに、なんでこんなにも愛をくださるのだろう。


いつも遠いゲストハウスまで送ってくださる。そんなときにいわれた言葉「ありがとう」。

ここまでたくさん計画してくださって、沢山ごちそうにもなって。いただいてばっかなのに。

なんでそんなに心がまっすぐで、優しい方々なのだろう。

本当に。

ありがとうございます。

利尻、最高です、、、、

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