やさしさのキャパオーバー 【札幌から函館 ヒッチハイクの旅】

こんばんは、うららです。

もう、幸せの頂点にいる、うららです。


今は函館のわらじ荘にて、noteを書いています。こたつ、幸せ。好き。

めっちゃ寝た、、


今日は、札幌から函館まで、ヒッチハイクで来ました。

人生初のヒッチハイク。もう、優しい人ってこんなにいたんだ、と、この感動を忘れてはいけないと思ったから、振り返りつつ、noteを書きます。日記的な感じ、自分の記録用です。一緒に旅している気分で読んでくださいな(笑)

もともとわらじ荘に行く予定ではあって、バスも取ろうとしていたんだけど、ひょんなことから、「ヒッチハイクで函館まで行ってみるか!」ということで

ヒッチハイク初心者、19歳、20歳、女子大学生二人組。ノリと勢いって大事ね。めいめい最高、ありがとう。

最近周りにヒッチハイクしている人がたくさんいるから、色々アドバイスもらいながら、住人と地図をみて作戦を立てながら。

朝起きたら持っていくはずのスケッチブックに住人からのあたたかいメッセージがあって幸せな気持ちになったよ、ありがとう。

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めいめいが握ってくれたおにぎりと、住人が夜中に買ってきてくれたサンドイッチを持って、朝6時に雪結を出発。

高速に入る手前の国道37号で、「道央自動車道にはいりたいです」「輪厚パーキングエリア」と書いたスケッチブックを掲げ、最初はなんとなく恥ずかしくて、どうしていいか分かんなくて、うろうろしていた。コンビニに行き、積極的に声をかけているめいめい、すごかったよ、、

とりあえず、ICの近くに進むべ、ということでちょっとずつ道を歩きながら通る車にアピール。


7時15分頃。一回通り過ぎたのに戻ってきてくれた黒の軽がいた。二人組。めっちゃ笑顔で、声をかけてくれた。

これから仕事で苫小牧に行くらしい。ヒッチハイクをする人の気持ちを知りたい、って乗せてくれたみたい。ちょっと心が折れかけていたから、ほんとうにうれしすぎた。

「なにかあげられるものがあればいいんだけど、」と、彼らは車をガサゴソ。「傘とかいらない?」。乗せてくれているだけでものすごく温かいというのに、これ以上なにかくれようとしてくれてるのは、それはさすがにやさしさの暴力。

7時30分。輪厚パーキングエリアに入る。「がんばれー!!」最後車から降りてまで、挨拶してくれた。

車が見えなくなるまで、めいめいと全力で手を振った。


輪厚PAでは、おにぎりで腹ごなし。そして、とにかく、停まる人みんなに声をかけた。

つい、「もし自信をなくしてくじけそうになったら、いいことだけ、いいことだけ、思い出せ~」と口ずさむ。

「もし(方向が)反対じゃなかったら乗せてあげたいんだけど、、」とか、「がんばって」とか、声をかけてくれる人もいて、その温かさにじんわりと心があたたまる。


でもちょっと焦りもあって。どうしよううってなってるときに、8時15分頃、トイレからでてきた男性が「どこまで行くの」と声をかけてくれた。これから、室蘭の港で仕事らしい。

まさか、室蘭まで移動できるとは。嬉しすぎた。たっくさんお話をした。

白鳥大橋の話をしていたら、最後、わざわざ一個遠い方のICでおりて、白鳥大橋を渡ってくれた。そして、橋の下の、橋と海と島がきれいにみえるスポットに案内してくれ、写真をとらせてくれた。

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室蘭の、ここからみた景色はきっとずっと忘れない。

これから仕事なのに、社長と会うのに、ここに寄ってくれて、本当にありがとうございました。

その人から、高速よりも下道で、ちょっとずつ進んでいった方がいいんじゃない、とアドバイスをもらい、高速を降り、東室蘭駅へ。

東室蘭駅で、サンドイッチを食べて腹ごなし。フルーツサンドめちゃくちゃ美味しかったよ~!


とりあえず国道でるべ。風がめちゃくちゃ寒くて、手先が冷えた。車が停まりやすいスポットをさがして、そこにむかって歩いていたら、なんと、全然待たないうちに、素敵なご夫婦が声をかけてくれた。

「こんな寒そうな中、どれくらい待ったの?もう、かわいそうで戻ってきたよ」

まさか、こんなに早く声がかかると思っていなくて、驚く暇もなかった。車に乗ってしばらくして、やさしさとあたたかさにじんわりとしてきた。

今日は暇だったから(奥さん曰く、まーひー)、夫婦でおでかけらしい。行く先も特に決まっていなかったみたいだけど、私たちを連れていくために豊浦まで運転してくれた。私たちを拾って、私たちのために行き先をきめてくれるの、本当になんでそんなに良くしてくださるの、と、逆に困惑した。

「飲み物買うかい」「ガム食べる?こんなものしかなくてごめんね」「登別来たら連絡してね」

なんでこんなに優しいのだろう。

豊浦の道の駅で下ろしてもらった。12時前。こんなに順調に進んで良いのだろうか、と思ったけど、出発したのが朝6時だから、そう考えると、ぼちぼち良い感じの時間なのかも。はやくに出て良かった。すごいうまくいっていて、すこし、調子に乗ってる。

美味しいホタテのカツを食べ、クレープやプリンを食べ。

だんだん函館ナンバーの車が多くなってきた。


道の駅周辺で車を待つ。

入口らへんで待ったり、駐車場に停めている人に声をかけたり。

ちかくにコンビニあるからそこ付近で待とう、と決め、スケッチブックを通る車に見せつつ、コンビニに向かってあるく。

と、そこに、すごい笑いながら、ゆっくり停まってきた車が。「こんなところでヒッチハイクしてる人がいるなんて!たまたま友達もヒッチハイクしていて、なんか親近感湧いて!」ノリの良い、いかにも優しそうな男の子だった。まさかの大学1年生。

そして、なんと、彼の行先は函館。えええええ、こんなに順調に事が進んでいいんでしょうか。

同い年の男の子に拾ってもらうなんて。名前で呼び合い、友達になった。彼は青森から来ているらしい。フェリーで、青森函館間2千円くらいらしいよ。これは青森行くしかない。

雪結への招待もした。5月に来てくれるって。本当に嬉しい。

なんだか、今日、会ったとは思えないくらい、しかもヒッチで拾ってもらった関係だと思えないくらい、昔からの友達のような感じだった。実はヒッチなんかしてなくて、札幌から三人で旅してきたんだよ、と言われても、ああそうだったかも、と納得できる感じ。

彼にはめちゃくちゃ甘えてしまい、結局わらじ荘まで送ってもらった。着いたのは16時ころ。本当にありがとう。今度こそ、いかめし食べようね。


札幌から函館、ヒッチハイクの旅。

不思議と不安はなかった。なんとかなる、って思ってた。

だけど。

ものすごい、人のあたたかさと、やさしさに驚いた。すごいなあ、本当に、すごいなあ。

女子でヒッチは危ない、と言われるが(今回は二人だったからよかったのかもしれないが、それにしても)、優しくて素敵な人ばかりすぎた。

こんなに、やさしい世界に生きているのかと、感動した。

旅は、人に会うことだと、半年前くらいに気が付いたが。それは目的地の人に会うことだけではない。行く過程で、たくさんの人に関わることができるヒッチハイクは、最高すぎたな。普段暮らしていたら絶対に出会わない人たちだもの。約束もしていないのに。ただ、やさしさだけで。人と繋がることができるんだ。すごすぎるよ。

ヒッチハイク、はまってしまいそうだ。

これは、たいへんだ。

やさしさのキャパオーバー。胸がいっぱいだ。

本当にありがとうございました。

もっと、もっと、世界を愛しちゃえそうです。



やっぱりnoteかくの楽しいな。

雪結での毎日も、ちょっとずつ、書いて載せていくことにしよう。

今後の、私の日記的なnoteにお付き合いくださると嬉しいです。

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