青オメガ解説
初めまして。ベルタと申します。デュエマを主にプレイしていますがMTG、遊戯王、WIXOSS等々、いろんなTCGが好きで遊んでいます。その中でも今年4月にリリースされたデジモンカードゲーム。元々デジモン世代で旧デジカを集めていたりデジモンバトルターミナルで遊んでいたりしたこともあり、今回も例に漏れず遊んでいるわけです。今回はそのデジモンカードゲームで環境上位と言われる【青オメガ】の構築を解説していこうと思います。
レシピは以下の通りです。
・デジタマデッキ
ウパモン ×4
ワニャモン ×1
・メインデッキ
ガブモン(ブースター) ×4
ゴマモン(ブースター) ×4
ベアモン ×4
エレキモン ×2
ゴリモン ×4
グリズモン ×4
ガルルモン(ブースター)×2
もんざえモン ×4
ワーガルルモン(スターター)×4
ローダーレオモン ×1
プレシオモン ×4
メタルガルルモン(ブースター)×3
オメガモン ×3
ハンマースパーク ×4
コキュートスブレス ×3
解説
まずはデジタマデッキから
ウパモン ×4
1ドローの条件が非常に緩く、使い勝手の良い1枚。成長期や成熟期で刻みに行くときも、アタック時効果でドローすることでアドバンテージを取りやすくなります。アグロ対面だと素出しは日常茶飯事、コントロールでのcip持ち完全体の採用。ミラーや赤オメガでもブロッカーや成熟期素出しは結構あるので割と簡単にドローの条件は達成できます。
ワニャモン ×1
DP+2000は強力ですが条件がなかなか厳しく生かしにくい。しかし0コスト進化でドローは繋げたく、デジタマは5枚採用したいために入れています。今後のカードプールに期待。
次にメインデッキ
成長期(14枚)
ガブモン(ブースター) ×4
キャントリップ付きの良スペック成長期。2メモリーでターン返された時に素出しして1メモリーでターンを返すこともあります。DP1000しかないのは割り切りましょう。
ゴマモン(ブースター) ×4
登場コストとDPは基本スペックですが特筆すべきはその進化元効果。消滅時メモリー+1は殴り返された時に相手のテンポを崩せたり、自ターン中にセキュリティデジモンとのバトルで死んでも自分の動きに余裕ができたりするので使い勝手は良いです。あまりメタルガルルモンから出したくない。
ベアモン ×4
元々はスターターのガブモンでしたがこちらに変更。採用理由はそのDPの高さ。アグロ対面に殴られるとテンポ的にキツイのでセキュリティからめくれても殴り返しても強いこちらを採用。
エレキモン ×2
DPは平均的ですが登場コストが2と素出ししてメモリー1返しを狙いやすいので採用。成長期を複数抱えている場合は進化して出すことは狙わず、メモリー調整に使うのでハンドキープ。故に採用は2枚。
成熟期(10枚)
ゴリモン ×4
DPの高さ、進化コストの軽さから4枚採用。テンポアドバンテージがハンパないです。DP6000って地味に強いので普通にこいつでセキュリティ殴ったりもします。
グリズモン ×4
DP6000ブロッカー。余程のアグロでない限りほとんど採用されると思います。セキュリティを殴るゲームなので素出しでも相手の打点計算を狂わせられるのは強いです。メタルガルルモンから出すのも地味に強い。
ガルルモン(ブースター) ×2
DPは平均的、登場コストは高いくらいですが登場時効果が強い。メタルガルルモンから出して2回アタックできた日にはもうドヤ顔です。たまに自分のデジモンでアタックした後に素出しして相手の殴り返しを防いだりもできます。しかし前述の通り登場コストが高いことや、進化コストの低いゴリモンを押し除けてメタルガルルモンに繋げることはないので採用は2枚。
完全体(9枚)
もんざえモン ×4
DPは低いですが登場コスト、進化コスト共に軽いため、4枚採用。こいつもテンポアドバンテージお化け。たまに素出しして次のターンに究極体になったりします。
ワーガルルモン(スターター) ×4
進化元効果でセキュリティアタック+1できます。この効果、ウパモンで前述したように結構簡単に達成できるので相手に簡単にプレッシャーをかけることができます。
※元々はズドモン(ブースター)の枠でした。手札事故緩和できる2ドロー効果は非常に強かったのですが、(事故らないように構築してるのに事故緩和って本末転倒じゃないか?)となったこと、ミラーやアグモンの重なったダークティラノモン、最強アグモンから進化した最強グレイモン等のDP7000ラインをセキュリティから押さえるために採用を断念。進化元効果もメモリー+1とセキュリティアタック+1じゃできることも変わってきますね。
ローダーレオモン ×1
「なぜ?」と思った人もいると思います。採用理由は9枚目の完全体。完全体は9枚採用する構築をしていますが困ったのはその9枚目。前述したドローの強いズドモンの選択肢もあったのですが、赤オメガで採用されることのあるメタルティラノモンを意識してDPの高さを優先。ローダーレオモンを1枚だけ採用しています。ミラーでセキュリティから捲れても殴り返しても強いので思った以上に仕事はします。
究極体(7枚)
プレシオモン ×4
DPの高さと進化コストの軽さから採用。ガイアフォースやコキュートスブレス、同サイクルのホウオウモン、ホーリードラモン、タイタモン、Lv7のオメガモン等を踏まなければ基本盤面には残り、返しのターンの対処も困難になります。更にここからオメガモンに繋げることもあるので4枚採用。もちろんセキュリティに埋まっても強いです。
メタルガルルモン(ブースター) ×3
進化コストとDPは平均的ですが、アタック時効果が強いです。コスト踏み倒しの少ないデジモンカードゲームにおいて、このアタック時効果は貴重です。相手のセキュリティや盤面を減らしながら自分の盤面を増やせるのは言わずもがなですね。普通にゴリモンやベアモンを出しても強いのですが、前述した通り、ガルルモンを出すと起き上がるので殴り返しを防いだり追加で1点入れたりできます。隣にデジモンが2体並んでいて、こいつの進化元がワーガルルモンだといきなりリーサルに持っていけることも。あとガブモンでドローするのも強いですね。進化コストが3なことや、究極体の後にノータイムでオメガモンに繋げたいこともあるので今回は3枚採用。
Lv7(3枚)
オメガモン ×3
原作再現のために同名カード全て除去できるようになってるアドバンテージお化け。アタック時効果も強い。ワーガルルモンが下に重ねてあると目も当てられない。セキュリティから捲れても強い。(n回目)
ミラーの時は相手のオメガモンの回答のために手札に抱えておきましょう。あとは同名がいるからってそれを無闇に除去しないこと。返しのターンに相手が何をしようとしているのかよく考えて除去を選びましょう。手札に抱えすぎても腐るので採用は3枚に抑えました。
オプション(7枚)
ハンマースパーク ×4
青が強い理由。相手が頑張ってメモリー調整して返したターンでもこちらの動きを通しやすくするパワーカード。基本は手札に抱えて、相手の盤面を崩せたり、究極体やオメガモンを立ててアドバンテージを取りつつ少ないメモリーで相手にターンを渡したい時に使います。セキュリティ効果も強いですね。これが採用されていると想定される対面でセキュリティを殴る時は、メモリーを2以上に残してターンの強制終了をケアしましょう。
コキュートスブレス ×3
採用されたりされなかったりする1枚。オメガモンやジャミング持ちのブイドラモン等、セキュリティデジモンだけでは対処が困難な場面があったので採用。弱くはないですが強すぎもしない。たまに手打ちもして相手のテンポ崩します。手札に抱えすぎても困るので採用は3枚。
以上、青オメガ解説でした。今回初めて構築についての記事を書きましたがアウトプットって大事ですね。構築や記事の感想・質問等ありましたら気軽にいただけると非常に嬉しいです。(構築や記事を気に入っていただけたらTwitter等で拡散してもらえるとめちゃくちゃ喜びます。)機会があったら対面でのプレイングや他の採用候補カード等についても追記していこうと思いますのでよろしくお願いします。
ではまた。
7/12 採用候補(不採用)カード追記
採用候補(不採用)カード
ガブモン(スターター)
進化元効果でアタック時に相手デジモンの進化元を破棄できます。赤のウパモンや赤のピョコモン等、幼年期の進化元効果が起点になって動くデッキは結構あるのでセキュリティやデジモンにアタックしてカード1枚差付けるついでに相手の動きを阻害できるのが強いですね。今回はベアモンの項目で前述した通りアグロの存在から採用を断念。
レオモン
消滅時効果でメモリー+2が弱いはずありません。しかし青オメガのデッキコンセプト的には最速で究極体からオメガモンを立てるのが最優先です。完全体に進化してしまうと消滅時効果を生かすことができないので今回は不採用。(メタルガルルモンから出るのは強い)どちらかというと成長期や成熟期で積極的に殴りに行くアグロ的なデッキで輝くのかなーと思ってます。除去が多い環境なら採用を検討。
ズドモン(ブースター)
登場時効果で2ドローでき、序盤で成長期を引けない時の手札事故緩和になります。進化元効果でメモリー+1も地味に強いです。これもワーガルルモンの項目で書きましたが、事故らないように構築してることに対して事故緩和の為に採用することが本末転倒だと感じ、採用を一旦保留。結果的にDPと進化元効果で相手に枚数差をつけやすいワーガルルモンを採用することになりました。決して弱いカードではないです。
カイザーネイル
メタルガルルモンと違い、完全体も踏み倒せる効果が強力です。しかし今回の構築で踏み倒して強い完全体は採用していなく、序盤に引いても腐る場面があり、必要感がなかったため不採用。ブースターのズドモンを踏み倒せるのは強いですね。成熟期以上が軒並み5コスト以上なので、4コスト払う対価は充分です。使い方次第で輝く1枚。
石田ヤマト(ブースター)
進化元破棄とメモリーを3確保できる効果は強力ですが、青オメガは他のデッキと比べてメモリー管理をしながら盤面を整えていく動きが繊細なために不採用。メモリーが欲しいならハンマースパークがあります。ヤマトの4コストを払うならデジモン素出しして盤面増やしたいです。
石田ヤマト(スターター)
ほぼ上と同じ理由です。この2コストで成長期素出しできますし、メモリー+1をしたところでデジモンを引けていないなら元も子もありません。テイマーの枠はデジモンか受けのオプションに使いたいです。