4/15 湘南vs横浜FM 山口智監督監督会見

試合の総括

去年のチャンピオンに対して、去年は勝てなかったんですけれども、なんとか勝ちたい、積み上げてきたものを出して、勝とうという話をして、臨んだ試合でした。前半のところで言うと、チャンスもありましたし、ピンチもありました。そのピンチになる原因としては、自分の落とし込みのところで、まだまだ足りないなと。

選手の表現の仕方とか試合に取り組む姿勢っていうのは、すごく前向きなところがあったので、ポジティブな要素がある反面。自分自身は、まだまだちょっと落とし込み足りないなという風には感じました。試合では、ミスから失点して、よく見て取り返したなと。

いつもならそこでガタっと崩れることもあるので、 そういうのを考えると、もう本当、あとちょっとのところだと思いますし、そのちょっとのところが難しさでもあるので、終わってから選手には向き合っていこう、試合としてはよく追いついた、勝ちたかったですけれども、あの素晴らしいチームに対して、よく追いついたなって。

質問:同点ゴール決めた鈴木章斗選手は、前節に監督に指摘されていましたが、この1週間の取り組む姿勢などはいかがでしたか。

別に自分に言われたから良くなるとかはないと思いますし、地道な取り組みが良かったんで、皆さんに勘違いされたくないですけど、あれを言ってどうこうとかっていう問題ではなく、よくやってくれてる中で、今日章斗は掴み取った。それ以上ものはないので、日頃の積み上げ、日頃の取り組みが今、結果を生んだと思うので、前に僕が言ったからとか、そういうことではないと思ってます。それは章斗だけじゃなくて、チームで全員が本当に前向きにやってくれてるところなんで、 そういうのが形になったことなのかなと。

質問:監督から見た鈴木章斗選手のキャラクターは?

本当に自分を持ってる選手なので、技術が高い選手だと思いますし、どちらかというと、町野に似てんのかなっていうのはちょっと思うことも。技術の高さっていうのは、今日の試合でも存分に発揮してくれましたし。タスクのところでも、忠実にやってくれるところも出てきたので、だからこそ、ああやって結果が出た。キャラで言うと、客観的に色んな物を見ながら、自分から色々関わっていくというよりかは、何かのきっかけで、関わっていくっていう、そういう性格の選手なのかな、という風に思います。でも、自分をしっかり持ってる選手だとは思います。


質問:後半マリノスが形を変えて、少し押し込まれて、今季それで失点することもあったが、今後はどう対応していくか。

そこは逆に相手が合わせてきてくれた、気にしてくれたっていうところをポジティブに捉えてます。もちろん押し込まれる時間帯、それに対して違うやり方はあります。けれども、それを感じて、メンタル的な部分も、どういうやり方でいくか。対策をされてもできるようにやってるのは自分のやり方なので、元々そこを見極めるところと、肝を閉めるところというか、要所を閉めるところっていうのは、やっていかないといけないと思いますし、それがどういうことなのかっていうところは伝えていかないといけないと思います。ボールが1つしかないので、それに対しての考え方であったり。ポジションチェンジもそうですけど、そういうのはまだまだやっていかないといけないとは思います。

質問:前半から相手の背後を狙ったりとか、相手が嫌がるような空気を作り出せていました。後半の最後もまで惜しいチャンスを作っていましたが、序盤戦の手ごたえとしては、どうでしょうか?

手応えはまあ34節終わってからの話なので、手応えを気にしてはいません。ただ、選手はよく理解してくれてやってるところがたくさん出てますし、その判断がそういうのに繋がってるっていうのは、すごくありがたい反面、まだまだ、その使い分けというか、背後と中外の使い分けとかは、そういうところは覚えていかないとこいけないところもあるんで。

ただ、今はそのポジティブな部分が前面に出てくれてるところは、非常に自分としては、助かってるというか、いいところだと思うんで。自分たちのスタイルの1つでもあるんで、そこに関しては、当たり前のことなので、忘れたくないなという風には思ってます。


※監督コメントの詳細については、公式をご確認ください。

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