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レバーレスのSnackBox MICRO XL を自力で静音化したいという話

先日、私は有明で行われたEVOJapan2024にプレイヤーチケットで参加してきました。

会場入り口

結果に関しては1勝2敗で余裕でプール1Rで敗退した訳ですが、その後の観戦もとても楽しめたのでめちゃくちゃ満足でした。

そんな中、会場でJunkFoodのレバーレスコントローラSnackBox MICROがネットの価格より8000円近く安く売られていたので、心惹かれ、その場でXLを購入してしまいました。

レバー派でしたが、会場で試遊してみて意外に操作が容易だったので、この機にレバレスに転向しようと決めました。

数日使った感想としては、レバーより持ち運びがかなりしやすく、軽く、操作音も比較的静かなのでめちゃくちゃ使いやすくて凄い良いです。キースイッチはKailhのロープロファイルスイッチが採用されており、カスタマイズ性も良く、デザインも優れてます。

私は試遊で大きい方が安定し、入力もしっくりきたのと、天板の柄にステッカーを入れたり、大きくデザインを見せたいというのもあり、XLにしました。

ステッカー映えるデザインめちゃいい。

ただ少し気になる点があり、それが静音性です。レバーより静かとは言ったものの、やはりプレイに熱が入るとバチバチと気になる音を立ててしまいます。私は妻と1LDKに二人暮らしなので、レバーの頃は最大限に静音化を行っても尚、妻から苦情が絶えませんでした。夜中に格ゲーは絶対できません…。

そこでこのSnackBox MICROも静音化しようと思い、もちろんJunkFoodさんはそこら辺の声も上がることを予想し、静音化のパーツを販売しております。

ミライセル?で販売されている静音化パッド

コチラがミライセルという通販でオフィシャルで販売している静音パッド。ただ問題があり…

無ぇのよ。在庫が。

はい。そうなんです。在庫ありません。EVOJapanの会場でも売り切れており、スタッフの方曰く入荷を待つしかない状態とのこと。残念です。入荷するかわからないですし、その間妻が寝ている時はゲームができません。なので今回はこいつを自分で静音化しようと思います。

ここからが本題です

意外とちゃちぃ作り?

製品をよくみるとウレタンのような吸音材を切り取り加工してるだけっぽい。正直こんなの簡単に作れそうですし、2000円はかなり高いです。在庫あったとしても自分で作る方がいいです。

前置きが長くなりましたが静音化やっていきましょう。用意するものはコチラ

フェルトは本当にただのフェルト。
吸音は東京防音というブランドのゴムシート。Amazonにて購入、500円くらい。

ダイソーで買ったコンパスカッターと、厚さ1mmのゴム製の吸音材、同じく1mmのフェルト生地、とカッター板(?)これでサクサクっと作っていきます。

コンパスカッターは力を入れ過ぎず、スーっと傷つけるぐらいの強さで何回か切り込みを入れるのがコツなり

めちゃくちゃ汚いですが、こんな感じのものをカッターやハサミで整えながらボタンの数だけ作っていきます。ジャンプボタンだけ少し大きいので注意です。

こんな感じでボタンの内径にハマるか一つずつチェックしておく。

フェルトも感覚でハサミで形を切って作っていきます。フェルトにはコンパスカッターは役に立ちません。

今回構造としては上記のように吸音ゴムの上にフェルトを重ねて、2重にするつもりです。ボタンカバーとキースイッチの間に干渉するので、通常よりもボタンが高くなってしまいますが、しっかりはめれば簡単には外れません。色々試したんですが、これが1番静かでした。

それでは実際に聴き比べてみましょう。
1番右が初期状態のボタン、真ん中がゴムパッドのみ、左がゴムパッド+フェルト生地です。

ボタンは高くなりますが、左が明らかに静かです。ちなみにフェルトのみも試したんですが、ゴムパッドのみよりもうるさかったです。

やはり多少ボタンが高くなっても、2重の方が良さそう。そうと決まればあとは作るのみひたすら量産していきます。

だんだんコンパスカッターが上手くなる
くり抜きはテキトーでok
フェルトも割とテキトー


全てのボタンにゴムパッド&フェルトを付けて、フィニッシュです。


出来栄えは結構満足です。オフィシャルで出ている物であれば、おそらくボタンが高くならないように加工が施されているでしょうし、静音の精度もどれだけ差が出るかだけ気になりますが。私の方法であればめちゃくちゃ簡単でしかも安いので、特に気にしない方であればオススメかもです。

誰かのお役に立てれば嬉しい限りです。

#格闘ゲーム  

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