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9月24日 モーサテメモ

【マーケットの動き】

3指数とも大幅反発。中国不動産大手の恒大集団の社債の発行の発表により市場の不安が和らいだ。FOMCも問題なく通過した。
・日米豪印 クアッド首脳会談出席へ 自由で開かれたインド太平洋へ
・英中銀 政策金利据置 年末にかけ 物価4%超の上昇も
・トルコ中銀 1年4か月ぶりに利下げ トルコリラは一時最安値に
・新規失業保険 2週連続で悪化
・シカゴ連銀全米活動指数 4か月ぶりに低下
・アメリカ 景気先行指数 市場予想を上回る 労働市場に短期的な逆風も
債務不履行リスクの恒大集団に中国政府が手助けをすることをしさしたことにより不安が和らいだ。FOMCの結果はややタカ派的な結果だったことにより金利が上昇した。


景気の先行きは+、雇用は-。この関係はどうなのか?
失業保険の数字は雇用の伸びが鈍化してきている中で金利上昇はすぐには行えない。

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【為替の見通し】110.34

注目ポイントは、いよいよテーパーの世界へ。
目標の50万を下回ったが、テーパリングは年内開始が適当だと判断された。

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動きは14年のテーパリング時と似たような動きになることが予想される。

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【株化の見通し】30100
上海指数上昇。
注目ポイントは、日本株の優位性は継続するか?
今日の日本株は反発する予想。市場全体に安心感が広がっている。

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コロナ前の最低水準である7%にいつ戻れるかが要点となってくる。

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欧米に比較して日本株の優位にある予想EPSの伸び率。年内においては日本株の優位性が続くのではないかと予想している。


ニュース

・台湾政府がTPP加入を要請 これに対し中国は強く反発
・アップル 新型アイフォーン 今日発売 消費マインドを図る指標となりうる 5G ビジネスの普及のスピード感もわかる


【プロの目】パウエル議長とFOMCの大勢に溝


正常化を着実に進める姿勢を示した。

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インフレ率が思ったよりも改善できていない問題があることはパウエル議長も認めているが正常化へ進める姿勢。
9月 秋の雇用統計は増えることが予想されていたいたが、見ていたほど強い統計とはならないことが懸念されてきた。デルタ株の影響が思ったよりも強かった。

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場合によっては雇用が悪くなり緩和継続が長引く可能性もなくもない。金利の強い上昇はないのではないかと考えられている。


【日経超特急】

・高島屋 古着回収し新たな衣料 持続可能への道へ
・中国恒大 債務不履行はいったん回避 不動産会社全体の問題
第2、第3恒大が出てくる可能性も高い。

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・国境炭素税 日本は対象外 EU上級副委員長


◎物流大手決算を読み解く


フェデックスFedEX
6-8月期決算 営業利益率下落 人件費増加が影響
アメリカの人手不足問題続いていることが物流決算からわかる。

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小売り大手 11月以降の繁忙期に備え人手を増やす。
企業が効率化のためにテクノロジーを活用する可能性も上がったととらえられる。これはIT大手にはよいニュース。

◎恒大集団とリーマンショックの違い


リーマンはお互いのカウンターパーティリスクを意識されリスクを取れなくなったことが市場を悪化させた。現在は市場の流動性を保つことが強く意識されているため抜本的に異なる。


ハイブリッド債 債券と株式の特性を持つ

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