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るんたった女子大奮闘記

皆様ごきげんよう。17期のオクムラです。油断してたら早々にまわってきてびっくり。
ありがとうほのちゃんとほのちゃんオリジナルのルーレット。

さて、何を書こうかと思ったのですが、私は博愛主義者なので好きなものがいっぱいあります。広く浅くのタイプです。なので特に紹介するものもおすすめするものもないです。
最近は暇ゆえにロシア民謡と中国童謡を一曲ずつ歌えるようになりました。興味ある人は聞いてください、気が向いたら歌います。

書くことがないとなると、最終手段はプライベートの切り売りだと過去の投稿で学びました。
ということで、ここから下は私の過去のエピソードをつらつらと書きます。書くことないってほざきながらまあまあの長文で書きます。
大半の興味ないであろう人は次の投稿をお楽しみに。

さて、神戸大学に通われるみなさんは少なからず一度は存在を認識したことがあろう、徒歩5分の位置にあり、登下校のルートもかぶっていながら物理的より精神的に大きな距離を感じる、そう
―――女子大

今日は私と某女子大との間にあった世紀の3番勝負についてお話します。ちなみに先に結果をいうと3戦全敗です。

まずは第一勝負。2019年1月19.20日のこと、そうわかる人にはわかるセンター試験の日ですね。

私は現役の時の会場が神戸大学だったにもかかわらず、闇の1年を経て会場が某女子大に変わったことに都落ちを感じて憤慨していました。

当日、私は受験勉強の相棒であったヒップアップが期待できるらしいベーグル型クッションとカシミヤでできたちょっといい値段のするひざ掛けを持ち、奥華子の「変わらないもの」をBGMにして意気揚々と会場入りします。

人生2回目のセンターだったので当たり前のように遅刻ぎりぎりで入って余裕をかました私なのですが、相棒であるクッションとひざ掛けをセットしたあたりで不安がよぎります。

「あれ、これって許可いるんやっけ…?」

この不安を抱えたままではパフォーマンスに影響が出ると考えた私は近くにいた教授を呼び止めてお墨付きを得ようとしました。

声をかけたのは女子大らしく柔和な雰囲気を持つマダム教授。

彼女は私のひざ掛けを手にとってじっくり御覧になった後、

「まあ、とてもきれいで手触りも最高」

と褒めてくださいました。褒められたらすぐに懐くちょろい人間なので続いて満面の笑みでクッションを差し出しました。

すると教授は目を丸くした後、憐れんだような視線をこちらに向けて「まあ、大変なのねえ。」と、一言。

次の休み時間に私が目にしたのは、ベーグル型クッションの主なターゲット層はヒップアップしたい若い女性陣ではなく、痔で苦しむすべての苦労人だという悲しい事実。

ちなみに、若干19歳にしてアウェーかつ人生がかかった会場で痔というあらぬ疑いをかけられ、動揺しながら試験を受けたにも関わらずセンターでこけなかったのは怪我の功名ともいうべきか、浪人という素晴らしい経験の賜物に違いないですね。

長くなったので割愛しつつ第二勝負。2019年夏のこと、そうわかる人にはわかる恋が走り出す季節ですね。

ある日、私は学部の友人に突然ある誘いを受けたのです。

「私のサークルの人との合コン参加せん?」

合コンという甘美な響きに浮足立つ気持ちと同時に不安な気持ちもでてきます。

なんといってもわたくし80年代のアイドルもうらやむ清純派なので。

そこで、いつものことながら大親友・アオイを一緒に連れて行こうと画策するのです。

2人して協議を重ねた結果、命を捨ててくるかのようなまあまあな決意で参加を表明します。

さて、そこからはいつ来るのかと2人して死刑宣告をまつかのように過ごしていましたが、一向に話は回ってきません。

もうご想像の通りです。

私たちの意思表示などなかったのように楽しい合コンは開催されていたのです。

わずか数週間後には。華の女子大生との間で。

せめて、終わったならその旨伝えてくれと言いたかった。あの恐怖の待ち時間は何だったんだと言いたい。

しかし仕方ありません。彼女たちと私は根本的に違うのです。

第三勝負。2020年1月下旬のこと、全員知っているはず4Qの試験前ですね。

合コン呼ばれない仲間として強固な絆で結ばれているので、相変わらず私とアオイは一緒に仲良くテスト勉強をしていました。

勉学に励む優秀な私たちはお腹をすかせて下山する途中ふと思い立ちます。

――女子大の学食が食べてみたい

門の近くには学食への案内板が出ているのですが、「マーガレットカフェ」が食堂のことらしいです。さすがですね。

ちなみに女子大には門のところに守衛さんがおり、強固な結界が張り巡らされているのは有名ですが、私たち腐っても女子。

在学生であるマーガレットガールズが何も確認されることもなく校内に入っていくのを見て成功を確信し、自信をもって門へと進みます。

私たちも優雅にマーガレットカフェで茶をしばいてやるぞと信じてやみませんでした。2人して勇ましい顔をしてずんどこ向かいます。

ご想像の通り、私たちは守衛さんという守護神によって一歩も構内に入ることも許されず、つまみ出されます。
キラキラの女子大に不似合いな荷物でパンパンの大きなカバンをもって、歩きやすさだけを重視したスニーカーで途方にくれたのは言うまでもありません。

さて、見事なまでの負け戦の様子をダラダラと書いてきましたが、誰の得にもならない情報の羅列ってこういうことをいうのですね。

最終的に何が言いたいかというと、『法女をひとくくりにはしないで』ってことです。あのスタンプには一部虚偽表示がなされているので、みなさん誤解なきよう。

それでは、次回は15期の女帝まりぴっぴさんにお願いすることにします。
パンチのある投稿でばちこーん決めちゃってください。

以上、オクムラがお届けしました。

(冒頭の画像は入学当初の英語の自己紹介プレゼンで使用した世間の女子校イメージ図です)

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