2014年10月の記事一覧
逆から語る昔話 桃太郎編
むかしむかし、あるところに鬼ヶ島という島がありました。
赤鬼と青鬼の兄弟が住んでいました。
兄の赤鬼は金棒を磨いていました。
弟の青鬼が言いました。
「赤にい、どうしたの? 金棒なんて磨いちゃって」
「アオ! お前こんな大事な日を忘れるやつがあるか!」
赤鬼は顔を真っ赤にさせて言いました。もっとも、もともと真っ赤なので青鬼には赤鬼の憤怒の感情は伝わりませんでした。
「うーん。今日? 何の日だ?」
むかしむかし、あるところに鬼ヶ島という島がありました。
赤鬼と青鬼の兄弟が住んでいました。
兄の赤鬼は金棒を磨いていました。
弟の青鬼が言いました。
「赤にい、どうしたの? 金棒なんて磨いちゃって」
「アオ! お前こんな大事な日を忘れるやつがあるか!」
赤鬼は顔を真っ赤にさせて言いました。もっとも、もともと真っ赤なので青鬼には赤鬼の憤怒の感情は伝わりませんでした。
「うーん。今日? 何の日だ?」