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アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会13話感想、みんなの夢

こんにちは、ベヒと申します。
気づけばアニガサキ13話まであっという間だったなという感覚でした。
そんな13話の好きなシーン、そしてアニガサキを通しての感想など書いていければなあと思います。

1.桜坂しずくのやりたいこと

アニメの桜坂しずく、8話や10話、「Solitude Rain」を通してありのままの自分を表現したいという方向性なのかなあ…今まで他媒体で見てきた「演じること」が好きな彼女とはまた変わってくるのかな…と今まで思っていたら今回個人的にはとんでもない爆弾(?)が最終話にして降ってきました。

「スクールアイドル数あれど、正義のアイドルただ一人!」
「助けを呼ぶ声聞こえれば、歌声聴かせて進ぜよう!」

???いやめっちゃ楽しそうに演劇するやん。やっぱりそういう所が好き…

ただ、楽しそうに演じる姿をアニメで見れるのは純粋に嬉しかったのですが、結局8話からアニメの桜坂しずく像についてはすごい悩まされていました。「Solitude Rain」のフルが来てからは更に加速してましたね…

「自信を持って自分を表現する」、それは今までスクスタで見てきたような理想のスクールアイドルを演じるのとはまた違うことなのかなとも感じましたが、結局彼女は楽しそうに演じています。

もう何もわからん。考えれば考えるほどそうなっていたのですが「しずく、モノクローム」、そして「Solitude Rain」を通してアニメの桜坂しずくに僕はある種騙されていたのかなとも感じました。

騙される、というのは意図的に彼女がそうした。というわけでなく「しずく、モノクローム」では役に入り込むあまり舞台「荒野の雨」の主人公の女の子と同じような思考になっていたのかなと。

例えば、現実の声優さんや俳優さんでも演じたキャラについて考えるうちにライバル役を演じる人に対してライバル意識を自分自身も強く持つようになっていた、人間関係もそのようになっていた。という話を聞くことは多々あります。

スクスタでは物語、そして演劇が大好きな一面が特に推されていて雑誌LoveLiveDays連載の「劇団 桜坂しずく」でも同好会のみんなを物語の登場人物として様々な姿を演じさせていたりとその愛は本物だなあと感慨深くなることが多々ありますし、好きなものについて話しているときの彼女はとても可愛らしいです。僕が最も好きな彼女の一面ですね…

そんな桜坂しずくがアニメで喋っていた過去から彼女自身にやはり違う点は感じられるも、演劇の役柄に「桜坂しずく」と親しいものがあったことから役と自分を重ねることで「しずく、モノクローム」の時には演劇について心から好きという感情がすっぽり抜けていたのかもな…と考えたり。

しかし僕自身これが答えだとは言い切れませんし、結局考えれば考えるほどわからない部分ですね。「素顔のフォトエッセイ」で触れられてはっきりと言葉にされるまでは、アニメの桜坂しずくが演劇を大好きなのかについてまだまだ考えさせられることになりそうですし、もしかしたら触れられないかもしれません。

ただ、個人的な願いとしてアニメでも桜坂しずく「演じること」が自分を隠す、とかではなく心から大好きであって欲しいなあと思いますね…

そして話は変わりますが今回のシーンがあまりにも衝撃的かつ今まで見てきた桜坂しずく像にしっくりきすぎてて、「Solitude Rain」を聴くと「正義のスクールアイドル桜坂しずく」の活躍が脳裏に浮かぶようになってきました。あまりにもメロデイがハマりすぎてずるいぞ…

自分の名前を技名につけちゃうのはせつ菜リスペクトもあるのかな…可愛い

またまた、優木せつ菜と共演していたのは本当に嬉しかったです!

しずくはシェイクスピア作のものや童話など、幅広く物語が大好き。一方でせつ菜もアニメ・マンガ・ライトノベルなど偏りはあるものの物語が大好き。スクスタではせつ菜が好きな作品をしずくが読んで語り合うエピソードもありました。

お互い目を閉じて”分かるなあ”感出してるのめっっっっちゃ好きです

そしてしずくは様々な理想のスクールアイドルを桜坂しずくとして「演じる」せつ菜は中川菜々からスクールアイドル優木せつ菜に「変身」する。

形は違えど、違う自分にステージ上で変わる彼女たちの話がもっと見たいと思っていたのですが、まさかアニメで見られるとは思ってもおらず本当にありがとうございますの気持ちでいっぱいでした…

個人的に大好きな2人ということもあり、これからも色んな媒体で桜坂しずく優木せつ菜の関係が見てみたいです。

また、かすみに対して髪飾りを渡してきたのは大分大きな感情がありそうですね…

8話のやりとりはもちろん、2話では開幕なでなでしてたり、アニメのこの2人の仲の良さはどこから来てるのかな~と気になっていました。しかし、エマと果林や璃奈と愛とは違い明かされぬままだったのでどこかの機会で知りたいなあという気持ちはあります。

それはそれとして彼女がかすみと幸せそうだったのはやっぱり嬉しいですね…!

あと一個だけ、13話の桜坂しずくについて言わせてもらいたいのですが…

高咲侑が桜坂しずくと1対1で話したシーンを僕はアニガサキで見た記憶がないのですがこんなシーンあったんですか???しかも舞台に出る前に首飾り渡す役目とか超重要そうなんだけど…「素顔のフォトエッセイ」でこの2人の関係についてもちょっと触れてくれませんか(あまりにも「素顔のフォトエッセイ」に求め過ぎかもしれない。)

桜坂しずくに関して、だけでなく他のメンバーもアニメでまだまだ描写してほしかった事ありますがそれは”次”に期待したさありますね、そして”次”が実現できるよう色々と応援していきたいです。

2.「夢がここからはじまるよ」と「あなた」

アニメ最後の新曲「夢がここからはじまるよ」、それは「あなた」に向けられた曲でした。「あなた」というのは高咲侑はもちろん、フェスの開催を手助けしてくれたスクールアイドルのファン初めてスクールアイドルのステージを見た人などなど作品内でステージを見た「みんな」に向けられています。

特に「誰より知ってる 願いは叶うよ」の部分はこれから「夢」を追いかけようとしている、スクールアイドルみんなが「やりたいこと」に挑戦していたのを見ていたに深く刺さる歌詞だと思います。

また、この曲は作品内だけに留まらず僕たち視聴者へのメッセージ、そして贈り物なのかなあと感じます。

虹ヶ咲にアニメから触れてハマってくれた人には「夢」がここから始まる、このアニメから様々なスクールアイドルの魅力に触れることになるかもしれません。

虹ヶ咲に以前から触れている人は高咲侑を通して同好会のメンバーの魅力に改めて触れたと感じる人もいると思います。

僕個人としては高咲侑「あなた」、自分の分身というよりは1人の少女だと思っていて彼女なりの同好会メンバーとの触れ合いを改めて見れて良いなあと感じました。

ただ、「夢がここからはじまるよ」はそれだけで終わりませんでしたね、この後は個々人の描写は勿論、しずかす、エマかり、りなあい等のいわゆるカップリングや楽曲のユニット、学年別など様々な虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーの姿が見られました。

また、僕自身はラブライブフェス以降から虹ヶ咲にハマって、スクフェスを殆どやっていなかったので実感できない部分ではあったのですが、スクフェス組の描写も追ってた人たちの盛り上がりを見て楽しそうだなあと感じましたしほんとに感謝祭のようなステージでもあるなと。

全部の組み合わせ、というのは膨大すぎますし見れませんでしたがそれでも僕たち「あなた」が見たい、そう思ったものをAパートの各個人のステージと合わせてアニメで描写してくれたのを「あなた」への贈り物のように感じました。

そういったステージ上での贈り物は勿論、「夢がここからはじまるよ」の歌詞自体も僕個人として色々なことに挑戦するときに感じ入るものがありそうなのでこれからも触れていきたいなと思う曲でしたね…!

3.アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を見終えて

アニガサキ、楽しかったのは勿論ですが贅沢なことに物足りないなあと感じる部分が僕自身にはありました。

スクスタのキズナエピソードが虹ヶ咲にハマった大部分でしたので、そこで見られた要素で特に好きな部分はやっぱりアニメで動いてるのも含めて見たかったなとどうしても感じるんですよね…

例えば桜坂しずくの物語や演劇に留まらず素晴らしいと感じたものについて語りだしたら止まらない、しずくちゃん節とも言われていたポエム

エマ・ヴェルデのスクールアイドルに対する強い想いが幼少期に聴いた歌から始まったのが強く感じられる、歌に対する真摯な姿勢

近江彼方はスクールアイドルをやること自体がわがままだと感じている。しかしわがままだからこそ出来ると分かったら「やりたいこと」をどんどん喋りだす、彼方を引っ張っろうとしたはずの「あなた」がいつの間にか逆に引っ張られるようなスクールアイドル活動への想いの深さ

他メンバーにも大小あれどあるのですが、特に僕が好きだったけど描かれなかったなあと感じられた部分ですね。

そして、大人の事情を感じずにはいられなかった三船栞子

「スクールアイドルフェスティバル」という名称が出てくると彼女がいないことをより深く感じましたね…そのイベントに深く執着していた栞子はアニメにはいないんだなあと。

また、最初は同好会と対立してた栞子自身が自分の胸の中に芽生えた想いに気付く所はもちろん、せつ菜と生徒会長の座を巡って争ったあとの二人のそれぞれの感情や関係が大好きなのでアニメでも見たかったなあと今でも思います。

こういった僕のやってほしかった、見たかったモノもたくさんあるのですが、アニガサキでは僕が予想もしていなかったとても良いモノもたくさんありました。

まず、高咲侑ですね。

1話の感想にも彼女とスクスタの「あなた」について色々書きましたが、最初は「あなた」として見て不安な気持ちであった彼女を「高咲侑」個人として魅力的に感じられるのはアニガサキの力は凄まじいなと…!

そして僕がとても好きなせつ菜の関係もアニガサキならではのものでした。

僕が一番好きなソロ曲である「CHASE!」の始まりになって、そんなの熱意が再びせつ菜を目覚めさせる…3話は演出もシナリオもあまりにも大好物で大好きな話です。

また、アニガサキの良さを語る上では楽曲に関しても欠かせません。

OPEDを含めてアニメで出てきた新曲は13曲、凄まじいことですね…
僕が特に好きなのは「Dream with You」です。

高咲侑がいるからこそアニメの上原歩夢がいる、それを感じさせるMVや歌詞、そしてメロディも奇をてらっておらずとにかく真っ直ぐで歩夢を感じさせるなあと。

他楽曲もそれぞれに素晴らしい部分があってこれからも聴いていきたいなと思わせる曲ばかりでした。

そして最後はやっぱり欠かせない(?)、桜坂しずくについてです。

話に関しては正直僕が彼女で一番好きな一面が見れるどころか違うように見られる部分あってまだまだ飲み込めないなあ…と感じます。

ただ、彼女を描く表現でアニメを通して特に好きな部分があって、それは表情。特に瞳の輝きなんですよね…

8話のこのカットはとても印象的で、何回見ても引き込まれちゃいますね…
前述した通り楽しそうに話すシーンを見たかった、という想いはありますが桜坂しずくの表情、顔の良さをアニメでも期待以上に描いてくれて本当にありがとうございました。

他にも色々話せるところがあって、望んだものばかりが出てきたわけじゃないけど予想もしてなかった良いものがいっぱい見れた。そして終わったら何よりも物寂しさがある。

こういった風に感じるアニガサキは僕にとって虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会というコンテンツの文化祭のようなものだと感じましたね…

そんなこんなで、様々な気持ちが今でも渦巻いていますが最後にこれだけは言いたいです。アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会全13話、楽しかったなあ…

4.おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました!

13話、最終話というだけあって展開がてんこ盛りで劇中通りまさにお祭りのような回でしたね。
このアニメに携わってくださった関係各位の方々には感謝でいっぱいです。

そして祭りが終わったあとも日々は続くんだなあということでこれからの虹ヶ咲の展開も楽しみにしていきたいですね~

また、私事なのですがアニガサキをきっかけとして僕自身始めてこの感想記事のような形式で何かについて趣味で書くことになりました。
そういった原動力になってくれたアニガサキは勿論、読んでくださる方々本当にありがとうございます。

感想を直接頂いたときは特に嬉しかったですし、記事をきっかけにTwitterで繋がった方やより仲良くなれた方もいました。

また、こうしたアニメの感想記事を書く中で自分が大好きなものが何なのか、改めて気付くこともあってそれも良かったなあと。

もちろん時間は取られますし悩んだこともたくさんあったのですがそれも含めて記事を書いている時間は楽しくて、「はじめてよかった」って思えましたね…
(この台詞歩夢に言わせるのズルすぎて好きなので思わず僕も使ってしまいました’(?)

また虹ヶ咲についてや他のことなど、書きたいことはありますし、見つかると思いますので想いの向くままにこれからも書いていければなあと思います。

それでは改めて、ここまで読んでいただきありがとうございました!


P.S.

桜坂しずくさんの腋がやばすぎてウッキウキのワッキワキや…(?

なんかこのP.S.も毎話桜坂しずくの出番に一喜一憂して書いてたので終わりかと思うと感慨深さのような何かが改めてあるのかもしれない…?ただ毎回書いてる時ある種脳死でほんと楽しかったです

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