アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会1話感想、「高咲侑」は「あなた」である前に1人の少女だった
こんにちは、ベヒと申します。
普段はTwitterで色々思いついたことを書いてるのですが、この機に文章としてまとめてみたいなあと思いnoteを始めてみました。
慣れない面もありますがよろしくお願いします。
1.はじめに
本記事は2020年10月3日より毎週土曜22:30~に放送されるアニメ
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」1話の感想、
そして放送前後で主人公「高咲侑」について感じたことを書いた記事となります。
アニメ1話をまだ見てない、という方はYoutube等各動画サイトでも見れるので是非ご覧になっていただければと。
また、記事内で「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)」の主人公である「あなた」について触れることが多々あります。それにあたって一部メインストーリー、キズナエピソードを引用しており、重要な場面ではないもののネタバレがありますのでご注意ください。
また、考察ではなく個人の感想となります。
なので見落としている点や解釈違いなどあるかもしれませんが暖かい目で見ていただければと。
前置きが長くなりましたが始めていきます!
2.「高咲侑」への第一印象
まず、最初に僕がアニメの「あなた」であるとされていた、「高咲侑」について感じていたことについて触れさせていただきたいと思います。
「高咲侑」という名前も決まってないアニメのイラストが初めて出たとき、そして名前が決まって公式サイトにも出てる立ち絵が出たとき、どちらも同じ感想を抱きました。
可愛すぎんだろ…えっ???(困惑)
ツインテールに髪先緑、スタイルもいいしそのポーズは何だ!あざとすぎるだろ!ってなりました。いや、女の子が可愛いのはとても良いことなのですがこの子がスクスタの「あなた」とは重ならないなあ…とまず感じ、放送直前PVで声が付いて動いてるのを見てその想いは深まりました。
ですので、はっきり言いますとこの子がアニメでどう表現されて「あなた」として動くんだろうと不安がありました。
しかし、アニメ1話を見た後はこう感じました…
「高咲侑」は「あなた」である前に1人の少女なんだ。
だから可愛くてもいいじゃないか、可愛いよ…侑…
どうしてこうなったのか、早速アニメ1話に触れたいところですが…
その前に先程触れている「あなた」について思っていることを今度は書かせていただきます。
3.スクスタの「あなた」
スクスタ主人公、いわゆる自分の分身であるところの「あなた」。その性格は一言でいうなら「猪突猛進」が相応しいと思います。
μ’sとAqoursの合同ライブを見て芽生えた、スクールアイドルを応援したい!一番近くで!という想いから虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を廃部の危機から救う。
それどころか憧れだったμ’sとAqoursのメンバーと触れ合い、その経験を生かして同好会の部長として虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバー9人(後に10人)それぞれの夢=アイドルと向き合っていきます。
キャッチコピーである「あなたと叶える物語」を体現していますね。
スクスタのシナリオライターである雨野智晴氏がギャルゲー畑の方である、というのもあり「あなた」は各キャラの魅力を引き出すための主人公としてとても良い動きをしてるし、オタク的な語り方させるのが上手いなと私的には思います。
合同ライブを見たときの表現↓好き。
また、元々ピアノを習ってクラシックを弾いてたり、スクールアイドル関係なく横浜に遊びに行ってたりと、活動的な面が多々見受けられます。
活動的で、「!」が語尾に付きまくるほどテンションは高い。しかし容姿筆頭に女性としての要素に触れられることがほぼなく、様々な物事や人間に興味津々だが、自分のルックスにはさほど興味ない子に設定してるのかなと思いました。(僕みたいな男オタクの女版だ…)
ですので、「高咲侑」、容姿可愛いしそのあざといポーズは何なんだ…
本当に「あなた」ちゃんなのか?解釈違いの香りじゃん…とアニメ見る前は感じていました。
しかし前述の通り、アニメ視聴後は「高咲侑」にトキメいてしまいました…
ここまで長くなりましたが次からはようやくアニメ1話の話に入ります。
4.第1話「はじまりのトキメキ」
アニメ1話、侑の独白から物語が始まります。
まずは侑、そして侑の幼馴染である歩夢のショッピングの光景が映されます。侑の「いまいちトキメキが足りないな~」という台詞に開幕え???となり、そして更なる衝撃が僕に来ました。
「歩夢、これいいんじゃない?」
えっ?????????歩夢「ちゃん」じゃないの????
しかもなんかテンションひっく!!
翌日、侑と歩夢の2人が話し始めますがそこで侑の
「ま、いつも通り適当に」も衝撃を受けました。
行動力モンスターの「あなた」じゃ絶対言わなそう…
しかも顔↓も冷めてるしなんだこの女…
そんなバグった頭に突然優木せつ菜のCHASE!が飛んできました。僕が虹ヶ咲ソロ曲で一番好きな曲で、歌い出した瞬間キタキタキタキタになった…という訳にもいかず、途中までは「高咲侑」の事に気を取られてて頭の整理が追いつきませんでした。
(後で何回も見直しました。ウィンク界隈でも至高のウィンク、最高や…)
少し脱線してしまいました。
盛り上がっているのがわかり、途中からライブを見にきた侑と歩夢、そして侑は今までにない衝撃を感じたんだということが超豪華演出で描かれます。
ライブが終わった後、歩夢の手を握り熱く語りだす侑。
曲が始まる前の侑では全く想像できなかった表情ですが、ただ凄い見知ったものであるなと感じました。これは「あなた」じゃん…
そして翌日、侑は寝起きが可愛かったり豪快なあくびをしたりとしましたが意外にテンションは落ち着いてるのかな?と思いきやこの顔。
昨日のどこか冷めた感じはどこいったんだ???
めちゃくちゃ笑顔じゃん…オイオイオイ
そして授業が終わり、歩夢と合流した後は歩夢も困惑するハイテンションで小走りしていきました。
その後の侑は、
「完全にトキメいちゃった!」
「すごくやる気が湧いてくるんだよね、こんな気持ちになったの初めて!」
と今までになかった衝撃に触れたことを改めて語ります。
ただ、「あなた」と違って「スクールアイドルを応援したい!」ではなく「まずは(せつ菜に)サインをもらわなきゃ!」という動機で同好会を探し始めます。
あれ、これ確かに「あなた」の立ち位置ではあるんだけども、「高咲侑」には何か違うものがあるな?という疑問が少しずつ出てきました。
そして同好会の部室に着いた際、侑は普通科であることが生徒会長、中川菜々の口から明かされます。「あなた」は音楽科だったので、ここでも大きな違いが出てきました。
(シーンが戻りますが、思えば部屋にピアノもありませんでした。)
ここでは同好会が廃止となり、せつ菜がスクールアイドルを辞めた事を中川菜々から伝えられました。
次の侑と歩夢のシーン、時が少し経ち、日も暮れ始めた頃に2人でパンを食べながら話しています。
「残念だったねせつ菜さん、学校にはいるはずだし、会おうと思えば…」
と侑を励ます歩夢に侑はこう返します。
「それはいいよ、辞める理由があったんだろうし」
「やっぱり難しいのかな、夢追いかけるのって。」
引きずってるわけではなく、せつ菜と会う事をきっぱりと諦めている。夢を追いかけるのは難しいのかなと。
状況は違えどスクスタの「あなた」ならここで諦めないでせつ菜を探してるか中川菜々を説得するなりのアクションを仕掛けていると思います。
(初めて影響を受けたのがせつ菜なら余計火がついているかなと。)
ですので、このアニメにいるのは「あなた」ではない、「高咲侑」なんだなあ~と思いました、しかしそれだけではありませんでした。
一拍置いてこう侑は続けます。
「アイドルやるってそういうことでしょ。」
「自分の夢はまだ…ないけどさ。夢を追いかけてる人を応援できたら私も何かが始まる…そんな気がしたんだけどな。」
「なんてね!」
あ、「あなた」と同じで夢を追いかける人を応援したいんだ…とまず思いました。その立ち位置は間違いなくスクスタの「あなた」です。
ただ、応援すること自体が夢な「あなた」とは違う。
夢を追いかける人を応援することで自分にも何かが始まってほしいと願う。
「あなた」ではあるがその前に1人の少女、それが「高咲侑」なんだなあと。
このシーンでアニメが始まる前に感じていたもやもやが完全に晴れました。
サインをもらいたい、って言ってた事も本心ではあると思いますが、
本音の照れ隠しとかだったかと思うと可愛いですね…
そしてこの後は歩夢が「あなた」ではなく「高咲侑」と触れ合ってきたからこその展開、私だってアイドルやりたい!という想いを言葉と歌で伝えます。
この展開、「あなた」に頼まれてスクールアイドルをほぼ成り行きで初めた後、周りの影響やファンからの声援でアイドル活動を楽しんでいく、スクスタ歩夢とは違った話を作ろう。
このアニメは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアイドルと「高咲侑」、9人と1人の少女の物語なのだから…という制作側の意図が伝わってきて凄く良かったです…
(それ抜きに曲もMV演出も素晴らしかったです。見入りました。)
歌い終わった後、歩夢は
「今はまだ、勇気も自信も全然だから…これが精一杯。」
「私の夢を一緒に見てくれる?」
と言ってパスケースを渡してきました。最初は「いまいちトキメキが足りないな~」と侑が言ってたパスケースですね…
パスケースを受け取って、
「もちろん!いつだって私は歩夢の隣りにいるよ」
と答える侑
そしてEDへ…
いやあまりにも完璧な1話じゃないですかね???
かんっぜんに「高咲侑」にトキメいちゃいました、はい…
5.おわりに
長くなりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
アニメは始まる前からずっと楽しみにしていました。しかし、スクスタのストーリー、特にキズナエピソードが好きなのでこのアニメ、どうなるんだろう。そういう不安な気持ちもありました。
しかし、もう今では万々歳、拍手喝采です。
スクスタとはまた違うストーリーになるとは各所のインタビューで触れられていたのですが、ここまで上手く変えてくるとは…
あとアニメのキービジュアル、視聴前は9人それぞれの仕草がいいなあとなっていましたが今は違う印象も抱きました。
スクールアイドル9人それぞれのドラマ、そして隣りにいる1人の少女、
「高咲侑」のドラマでもあるんだなあ。みんな良い表情してんなあ…
どうして、スクスタの「あなた」と変えてきたか。
「あなた」は自分の分身だからという答えしか今の僕では出せません。
もはや考察になってしまうのでそこについてはあまり深くは触れないでおきます。
次回以降のアニメも楽しみですね~
毎話感想となるか、感情に突き刺さった回について書くかは全くの未定なのですが今後もこういった形で何か書ければなと思います。
あと、アニメのビッグウェーブに乗っかって、スクスタ内で最も好きなコンテンツ、虹ヶ咲のキズナエピソード関連も書きたいなと思っています。
(今回「あなた」と「高咲侑」に焦点を絞ったため、記事内で名前すら書けてないメンバーが多いですがみんな大好きです…)
あ、最後によければTwitterもフォローしてくださるとほんとに嬉しいです。
それでは改めまして、ここまで読んでいただきありがとうございました!
P.S
アニメの桜坂しずくちゃんも可愛かったなあ…
演、無、哀の感情を既に見せてくれました。
(無は先輩にちょっと失礼だけど同好会の事とか気になってるだろうし仕方ないね…)
担当回では色んな、特に喜びや楽しいの感情待ってます!!!!!!!
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