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アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会5話感想、背中を押す「癒やし」

こんにちは、ベヒと申します。
最近は毎週のようにお台場に顔を出しているのですが、訪れるたびになんというか癒やされるなあと感じるようになってきました。
アニメ5話も「癒やし」の話でしたが果たして関係あるのかないのか…
そんな5話について今回は書かせていただきます。

1.はじめに

本記事ではアニメ5話で描かれた、エマ・ヴェルデぽかぽかする「癒やし」、背中を押す「癒やし」について主に書いていきたいと思います。
また、記事内で「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS(スクスタ)」エマ・ヴェルデのキズナエピソードについても触れさせていただきますのでネタバレなどはご容赦を…

それでは始めていきたいと思います~


2・ぽかぽかする「癒やし」

何かと一緒の場にいてぽかぽかする、暖かいなあと感じる時ってあると思います。同好会でのエマはそんな空気を作っていく存在であることが今回描かれていました。

特に、エマに撫でられてる彼方はとても心地良さそうに安らいでおりました。

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いや本当に心地よさそうですね…

またエマ自身も故郷のスイスで子ヤギに歌を聴いてもらっていたことを思い出して微笑んでいました。

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子ヤギはとても和やかにしていますが、彼女自身もとても気持ち良さそうにしています。エマにとっては周りをぽかぽかさせることは自分自身もぽかぽかさせるものなのかなと感じさせます。

そんなエマが目指すアイドル像を聞かれた際、「人の心をぽかぽかさせちゃうようなアイドルになりたい」と答えるのは、前回4話にて「誰かに楽しんでもらうことが好き、自分が楽しむことが好き」と独白してたことと通じるものがありとても納得感があります。

エマ自身、と同好会の話をした後、ライブも楽しんでいましたしね。

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しかし、エマ心をぽかぽかさせるアイドル、というのがどんなものなのか分からず悩んでいます。同好会メンバーのイメージはバラバラなのもデジャヴュを感じさせますね。ただ、せつ菜がくすっとしたことから1人ひとりの考えがバラバラであることも、ある種今の同好会にとっては暖かいものなのかなと感じさせます。

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エマのイメージが大事ということで、「演劇だったら衣装を着るとイメージが湧いたりするんですよね」と話すしずく

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こういったそれぞれの個性や考えが他のメンバーにも影響を与える様子が描かれるのは凄く虹ヶ咲らしくて良い流れだなあと感じました。

果林のつてもあり、服飾同好会で様々な衣装を借してもらえました。
エマが衣装ごとにぽかぽかするイメージの台詞を口にするところでは同好会メンバーの反応も良かったですし暖かい空気に包まれていましたね。

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「心をぼかぽかにするって、こういう感じなのかな」

エマ自身、みんなの表情や言葉から確かな満足感があり自分のスクールアイドル像がある程度見えてきたのかなと思います。

ただ、この空気に完全には馴染めなかった人物がいました、朝香果林ですね…
果林は全員での集合写真を断り、後にはエマに対してスクールアイドルの話そのものを拒絶してしまいます。

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一度は自分のスクールアイドル像を掴みかけてたエマですが、今一番身近にいる人に対しては届かなかったばかりかスクールアイドルそのものを拒絶され、自分が正しいのか分からなくなってしまったのだと思います。

ただ、同好会メンバー全員は服飾同好会で見たエマの様々なぽかぽかする「癒やし」に魅力を感じていることが彼女たちの表情や言葉から改めて伝わります。

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こういった描写から改めて、エマがスクールアイドルとしてやりたいものの1つとして「見ている人をぽかぽかさせることで自分もぽかぽかする」というのは間違いなくあると感じます。

その後、スクールアイドル雑誌に挟んだままにしていた果林の本心が書かれたアンケート用紙を見てエマは走り出しました。

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そこで彼女はもう1つ、自分がスクールアイドルとしてやりたいことに気付きます。

それは誰かを癒やし、背中を押すことです。


3.背中を押す「癒やし」

エマ果林を連れて思い切り遊ぶことにしました。お台場中を食べ歩き、様々な公園や施設を巡り歩く際に見せる表情は果林のため、という風には全く感じさせません。エマ自身が何よりも楽しそうですね。

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遊び終えた後、エマ果林の口から本心を改めて聞こうとします。しかし、その前に自分の本心を話しました。エマ自身不安であること、そして果林をもっと知りたいこと、その本心を打ち明けることで相手に真っ直ぐ向き合う。それが彼女のやりたいことなのだと思います。


そんなエマの気持ちが伝わったのか、果林は本心を打ち明けます。エマ果林を肯定し抱きしめます。彼女の育ちならではの距離感の近さですね…

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そして、エマ「果林の気持ちがもっと聞きたい!」として「La Bella Patria」を歌います。

彼女の故郷を連想させる草原や山脈の景色はもちろん、日本の風景やデザート、果林が選んだ服などエマのスクールアイドルへの想いだけではなく、この場にいる果林の気持ちをもっと聞く前に自分の気持ちを歌としてもっと届けようというのが感じられました。

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実にエマ・ヴェルデらしい歌の使い方ですね…

エマが歌い終わり、スクールアイドルが自分にできるか、表情は明るいですがまだ悩む気持ちを口にする果林エマは言いました。

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「やりたいと思ったときから、きっともう始まってるんだと思う。」

スクスタでエマは幼い頃に1人留守番していた際、偶然見たスクールアイドルの動画から安心をもらい、他の人にも安心の気持ち、「癒やし」をあげたいと思っていたと言ってました。

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この「癒やし」をあげたいと思った瞬間、エマにとってのスクールアイドルが始まったんだなと感じましたね…


また、彼女の本心を打ち明けることで相手に真っ直ぐ向き合うことは、赤の他人である男の子を始めとして、誰にも分け隔てなく行うこともスクスタで描写されています。

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アニメでは今一番近い人であった果林と向き合いました。果林の背中を押せたことで、エマは自分のやりたいこととも向き合うことができました。

これは彼女の安心、「癒やし」多くの人をぽかぽかさせ、時には1人ひとりと向き合い背中を押す。身近な人を癒せたことはそんなスクールアイドルへの大きな一歩になったのではないでしょうか。

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4.おわりに

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
今回エマと果林の2人の関係性が目立つ回でもありましたが、それ以上にエマ・ヴェルデのスクールアイドルに向けての思いも随所に散りばめられていた回でしたね…

また、スクスタのキズナエピソードと繋がる部分もあったので嬉しくありました。彼女の「歌」に対する想いやスクールアイドルへの熱い想いなど、キズナエピソードに秘められた魅力もあるので未読の方は良ければぜひご一読をお願いしたく…!
(僕も見直してたら目頭が熱くなっていました)

アニメもまだまだ続いていきますので今後エマがどのようにみんなを、ファンを癒やしていくのか楽しみです!

そして、次回の天王寺璃奈回、アニメでは付けていなかったボードがいよいよ出ると思われますしどう描かれるかとても気になるところです…

良ければTwitterフォローもよろしくお願いいたします(定期)
それでは改めまして、ここまでお付き合いいただきありがとうございました~








P.S.

アニメでも遂に桜坂しずくさんのオタクみたいな早口トークの片鱗が見えて嬉しかったです…!

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4話もそうでしたが徐々に彼女が新しい同好会で自分の色を出してきてるなと思いこれからもワクワクが止まりませんね…!

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